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今期ダークホース「ラーメン赤猫」についてアツいものを感じる筆者

ども!ちょこぷりんです。

夏アニメも始まって数話が放送されましたね。
皆様は今期、なにを視聴されておりますでしょうか。

「逃げ上手の若君」ですか?それとも「サクナヒメ」ですか?
筆者、ここで一手オススメの作品が御座いまして、、、

「ラーメン赤猫」っていうんですけど。
これの漫画が結構面白いんです。

現在7巻、83話までが「ゼブラック」で無料読書が可能です。
7/31までだそうですので、ぜひぜひ読んでみてくだされ。

今回はその「ラーメンx猫科」な漫画の本作について
1巻まで読んで気に入りましたので記事にさせて頂きました。

▼とりまwiki貼っとくわ!▼






あらすじ

本作は女性の人間「社(やしろ)」が、
ラーメン屋に就職するところから物語が始まる。
猫がラーメンをつくり、猫がラーメンを出し、猫が接客する。
そんな猫だけのラーメン屋さんですが、
猫も人の手を借りたいところがある。
それが「毛づくろい」だ。
ラーメンに毛がはいらないように配慮する猫たちだが限度があるらしく、
主人公の社は全従業猫の毛をブラッシングして
抜け毛を防止する仕事から物語は始まる。


ただの猫好きによる物語ではなく、
ブラック企業に疲れてしまった社が従業猫たちに認められ、
猫のラーメン屋さんで活躍していくストーリーだ。

序盤は主人公「社」が頑張っていくところを
メスのシロネコ「ハナ」さんに認められるところから
ストーリーが面白さを増してくる。

なのでキービジュアルで感じられる猫のゆるふわな印象だけでは
この物語の本筋に触れずに終わってしまうと思うので、
ぜひ漫画で言う1巻分は見てみて欲しいところだ。


ハナさんから認められたシーン。ここがとてもアツい


社のまっすぐさはガッツを貰える

物語の主人公である「社」は
元ブラック企業で疲弊しきるほど勤めていたようだ。
(1巻までだと務めていた背景はあまり鮮明には書かれていなかったです)

その主人公は頑張り屋さんで、よりラーメン屋の猫たちに
認めてもらえるよう頑張っていく。

毎日が慌しいラーメン業で追われている猫たちでは
手が回っていなかった部屋の清掃・整理整頓や製麺のお手伝い。
「ハナ」さんに認められるキッカケにもなった
厨房での皿洗いに没頭する姿。
それらからは頑張る主人公というパワーを感じられ、
作品のハートフルさの要因ともいえる。

主人公の社さん

【猫の手も借りたい】の逆バージョンな猫のラーメン屋を
人の手で助けていく。本作の肝とも言える立ち位置のキャラクターだ。

そんな社さんを読んでみていると元気が湧いてくる。
色んな目線からラーメン屋の手助けを行っている描写は、
読者側にも「視野を広く」と伝えてくるようだ。
筆者もそんな社さんの頑張る姿が好きだ。


元の会社はとても辛かったそうだ


種族を超えたストーリー

ここ。本作が面白いと推したい理由。
猫のラーメン屋に人間が加わる、そこだけ読むとジブリ感がある物語に
見て取れるが、このストーリーの面白さは"人間"と"猫"との区別がないということ。いわゆる猫だから可愛けりゃいい。という単純なシナリオではなく、しっかりとしたバックボーンからなる設定があり、
”猫だからこそのラーメン屋"をしっかりと表現できていると思う。

なにより人間の主人公"社”が、猫の従業猫をただ可愛いから。という理由ではなく、猫のひととなりの良さから皆を好きになっていくのを感じ取れる。

そう、種族贔屓は全くないのだ。
ここ、重要だよ。

種族贔屓で、猫が可愛いから人気なラーメン屋!なメルヘンな書き方は無く
ほんとうに美味だからこそのラーメン屋。
ラーメン屋として、猫の経営としての努力がしっかりと描かれている。
ここが本当に面白いので、ぜひ漫画を読んで欲しい。


思ったよりも猫に媚びていない

こう言ってはアレかもしれないが、
昨今の「猫といえばカワイサを売りにしときゃOK」
みたいな風潮は、あると思う。
もちろん我々読者も癒しを求めて漫画を読むところもあるので、
ちいかわ宜しく猫がかわいくメルヘンにラーメン屋を
営業している所を勝手に想像してしまう。

だもんで、筆者は勝手に
「あぁ、ありきたりな擬人化っぽい感じの作品なのかな」
と思ってアニメは見ていなかった。
登場するキャラクターの声優も、いわゆる豪華声優だったこともあり
作品としての売り方がテンプレに感じて
視聴するまで興味が湧かなかったのだ。

たまたま漫画を読んでみたところ、思っていた印象とは逆転した。
猫が頑張ってラーメンを作る。
そのラーメン作りに対してもしっかりとしたストーリーが
描かれておりメルヘンさはこれっぽっちもない。
(猫が二足歩行している時点はメルヘンっちゃメルヘンだが)

しっかりと"ラーメン屋"を営業する猫を書かれており、面白い。

だって「接客 一番。味 二番」なんて社風に貼られているんだぜ。
"味 二番"な理由も「猫の抜け毛が万が一入るから」という理由で
ラーメン自体はあっさり魚介醤油ラーメンで美味しいらしい。
(筆者も魚介醤油ラーメン大好きなので食べてみたいぜ)

その抜け毛も抜けない努力をしているようで、
更に対策として主人公にブラッシングをしてもらう。
という徹底ぶり。

しっかりとしたストーリーじゃないの。
猫だから。で片付けずにバックボーンがしっかりしているの、
筆者大好きよ。

トラだって働いているぜ!


次にくるマンガ大賞の受賞作品なのね

「次にくるマンガ大賞2022 Webマンガ部門で5位」になっていそうだ。
この時期は

「スーパーの裏でヤニ吸うふたり」だったり
「ぷにるはかわいいスライム」や
「くちべた食堂」、
「合コンに行ったら女がいなかった話」

がノミネートした時代だ。
(筆者は上記、「くちべた食堂」と
 「合コンに行ったら女がいなかった話」の作者のファンなので
 ソレに投票したことを覚えている。)

どれもSNSで話題になった作品群の中で5位になっている。
漫画を読んだ後だから分かるが、ここまで面白いならば5位も納得だ。

むしろ筆者と同様で、SNSで見た作品に投票した人が多いであろう
2022年の本大会で5位に行くのだから、それだけ根強いファンが
いるのかもしれない。

今では筆者も同じくファンだ。


おわりに

1巻読んでめっちゃ面白かったので、皆さんに伝えたくて記事にしました。

アニメだと、どういう雰囲気に描かれるかは分からないので
何とも言えないが、漫画ではしっかりとした骨のある
ハートフルストーリーがあるので是非読んで欲しい。

作品としては1話では面白さが伝わり切れないと思うので、
筆者としては1巻分は読んでみて欲しいと思うぜ。

その方がより、ハートフルなストーリーを感じられることだろう。

ちなみに筆者のお気に入りキャラはメスのトラ「クリシュナ」だ
見た目に見合わず内気だが製麺に対する気合が違うギャップに
萌えるね。
え?ストーリーで主人公が休憩でクリシュナに抱っこされて
寝ているところが羨ましかったからじゃ?だって!?

[君のような勘のいいガキは嫌いだよ]

筆者はクリシュナさん推しです。



「それじゃ、また来週!」

#漫画感想文 #日記 #夏アニメ #ラーメン赤猫

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