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コミケ徹夜組の思い出を語る【マネ厳禁】
ども!ちょこぷりんです。
今回は"コミケ回"です!
コミケ。それはヲタクにとっての祭典。
欲しいグッズや同人誌を手に入れるべく魑魅魍魎が攻め合う現場だ。
現代はコロナ対策により生まれたチケット制度により入場方法が変わったが、以前は並べば早く入れるといったシステムだった。
そんな昔に体験した"徹夜組"について、語っていこうと思う。
なお、現在は入場がチケット制度になったこともあり早期に並ぶ必要性が無くなった。そのため現在の徹夜を行う意味は無くなったので、そこだけは憶えていってほしい。
それじゃ、いってみよう!
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①徹夜をする理由
シンプルに『欲しいグッズを手に入れるため』だ。
それは企業の限定グッズでもあり、サークルさんが作成されるグッズしかり。人気な作品やキャラクターであればあるほど競争率が高く、より早く並ばなければ購入すら困難なほどだ。
今ほどオンライン販売にも対応することは少なく、現地限定として販売されるグッズを手に入れることがヲタクたちの本懐だったのだ。
(開場すぐに出来た列で商品完売など当たり前だった。)
更には現在ではアーリーチケットなるもので早期に入場できる方法があるが、過去にはサークルチケットやコスプレ先行入場という方法でしか早期参戦できないのだ。
数々のヲタクたちより前に並び、ほしいグッズをすべて手に入れるためには…
そう。徹夜をしてでも早期に入場できるようにするしかなかったのだ。
②徹夜待機列に並ぶ。過酷。
ということで筆者も経験してみたい!という思いと上記の通り早期入場をしたいという欲から徹夜組に参入してみた。
筆者が参加した深夜組待機列は、ゆりかもめ線の格納庫より奥の道に列が出来ていた。
非公式ながらも列ができており、警備員が列を監視している。
並ぶことに長けているコミケ参加者ばかりなので、必然的に最終列に並んでいく。
時刻は21時くらいだったと思う。
開催が翌日の10:30からなので、ほぼ半日を外で過ごすことになる。
筆者が参戦したのは冬のコミケだったため、寒さをしのげば何とかなりそう。
あとは待ってればいいのかな。なんて思っていたのがマズかった…
まず、道路に待機列を作ったままにすることは道交法的にもマズい。
周りが工場地帯とはいえ迷惑がかかる。さらには会場も閉館しているので駐車場に逃がすなんてこともできない。のだと思う。
21時くらいから並び、ある程度経過すると歩かされるのだ。
「これは列ではありません。集団俳諧です。」というのが建前だろう。
ビックサイトの周りを囚人かのごとくグルグルと歩き回ったのを覚えている。もちろん座ってっ休憩なタイミングは無い。基本的に深夜の有明を歩かされるのだ。
海沿いということもあり海風が寒い。カイロが無ければ寒さでダウンするだろう。
地獄の行進は、4時まで続いた。
③開場まて耐えろ!難民の如きビックサイト前
さて歩き終わって東館の駐車場へ。4時くらいになると列が確保されて身動きが取れるようになる。朝ごはんやトイレを求めて駅前のコンビニへ向かう徹夜組。
夜間歩き通しだったので仮眠が必要になる。
待機列で座りながら寝る猛者もいるが…
筆者が驚いたのは"ワシントンホテル"のちょっとした屋根になっている箇所でエマージェンシーシート(銀色の防寒シート)にくるまって横になり寝る猛者たちだ。
ワオ…なんだか難民をみているような気分だぞ…
警察が来たら連れていかれそうな見た目になるコミケ参加者たち。
「メチャクチャ運営や近隣に迷惑かけてんね。」
この時は地獄の行進を耐え抜いた後もあって、冷静になっていた。
今ほど情報が溢れていないアングラなコミケ事情なので、物は試しで参加してみたがチョット後悔。
極寒の海沿いにコンクリに雑魚寝。
下手したらそのまま起き上がれず病院送りにだってなってしまいそうだ。
本当に、戦場とはこのことだと通感じたものだ。
④確かに早期入場できた。しかし…
筆者は特段困ることは無く、そのまま早期に入場できた。
おかげで欲しいグッズは軒並み買い漁ることが出来た。
当時は艦これ全盛期だったこともあり、少数ロットで生産された限定グッズも難なく購入できたことを覚えている。
あまりにも予想のナナメ上を行く徹夜組。
これを「祭りだ!」の一環として終わらすには、ちょっと迷惑が掛かりまくっとるやない。と感じた。始発ダッシュも同様だ。
もちろん欲しいグッズのため!と言えば何が何でも努力したい。
その気持ちは確かにあったが、徹夜をする疲労や迷惑さの影響を考えると…
と思い、筆者はコミケの徹夜組参戦は1回きりで終えた。
今ではチケット管理によりそんなことは無くなった。
コミケ3日間。無料で入場できた時代だったからこそ、あの魑魅魍魎さがあったのだと感じている。
おわりに
ま、これとは別に博麗神社例大祭というオンリーイベントでも徹夜組を1回やるんですけどね。そっちの方も後日記事にします。
また、徹夜組参戦した以降は最寄りまで車で移動して、ほぼ始発組と同等の時間に待機列に並んだことも…ブラック寄りのグレーなことですが。
ただし青天井の駐車料金という過酷さも伴うので、コレはコレでめっちゃ痛かったです。
コミケの時だけ、ほぼ深夜の新宿並みに駐車料金が持ってかれます。
ホントいい時代になりました。チケット制度にスパっと切り替われたおかげで、アーリーチケットさえ確保できれば難なく入れます。地獄の行進なんてしなくてもいいんです。
入場自体もチケットが必要になりましたが、たかが500円程度です。お布施と思ってください。
現地の活気は、10数年参加している身としてはさして変わりなく。だと思います。開催日数が3⇒2日に減ったりしたこともあり参加人数が減ったように思えますが。
まだまだアツいですよ!コミケ!!
「それじゃ、また来週!」
#日記 #コミケ#コミックマーケット#イベント#徹夜#徹夜組#レポ
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