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ホームセンターで見かけたある親子たちの話
本当にあったくなってきまして、気分転換に夜風に当たってたらふと口に入る虫どもが喉を通って腹に収まってしまい、残念な気持ちになりました。
しかしながらもこれもSDGsの一環なのね、、、
と納得しながら全てを飲み込んでおります(*'ω'*)
さてさてタイトルの通り、先週末、座椅子を買いにふとホームセンターに寄った時のお話です。
私の後ろを父母息子の3人家族が歩いてました。
そこで息子が
「あ!!これ勉強するのにいいかも!父ちゃん買ってくれよ!!」
と
そこで父
「こないだ同じも買ったろ?それにどーせまたすぐ使わなくなって捨てるじゃん、ダメダメ」
かなり強めの口調で言われたため、しょぼくれる息子
遠い目で見守る母親
どこに行っても見かける光景でしたが、なんとなくその姿が頭に残っていて家に帰るなり状況を書き出してみました
そこでこれをお金の授業と自由意志の尊重につなげることができたなーと感じました
頭ごなしに否定するのはもったいない!
その商品を見て使い道を想像して、だから欲しいといった息子の純粋な考えを尊重しつつ、考える力を伸ばす方法を考えました
以下口語表現でも伝わりそうなのでラノベ風にまとめます
息子「父ちゃん買ってくれよ」
父「おっ?自分でこのテーブルの使い道考えたのか、すげぇな」
「ただな、これお金払わないと買えないんだよ」
「2,980円って書いてあるんだけどな、これってどれくらいなのかってい
うと、息子が玄関掃除を2週間くらい毎日してやっと買えるものなんだ
よな」
「まぁ父ちゃんはそれを毎日やってるけどな」
「ただ仕事しろって言ってるわけじゃないんだ、お前の仕事は勉強するこ
とだ、仕事をすることじゃあない」
「2週間毎日掃除って大変だろ?じゃあそれと同じくらい大変なことって
なんだ?」
息子「んー難しいなー、2週間毎日先生に手を挙げて質問することかな?」
父「いいじゃねぇか、んじゃそれを誓いにするか、男同士の誓いだ」
「せっかくだからちゃんと自分で宣言しろ、ママ悪いんだけどこの誓いの
約束の証人になってくれ。どっちかが約束破ったらダサいからな」
母「わかりました、二度と忘れないようにしかとこの耳に記憶しますから、
息子よ、はっきりと私に宣言なさい」
息子「わかった!明日から毎日手を挙げて先生に質問します、上手くできた
ら、コレ買ってください」
父「よしきた、んじゃ誓いが決まったな。んでおれも忘れると困ったことに
なるから来週またここでさっきの宣言聞かせてくれや」
息子「わかた!」
とまぁこんなのが素敵じゃあないでしょうか。
ポイントは
自分が考えた言葉で言わせること
第三者立ち合いのもとで公正な取引だと思わせること
モチベーション維持のため現物を中間で見せにいって、再度気持ちを上げてあげるとこ
ですね。
お金の価値や意味も行動中に大変な気持ちが芽生えてくるはずです。
それが「稼ぐ」ってことなんだとわかってくれたら尚いいですね。
そこで一言しか話してない母
実はこの人が1番重要です
父と約束したのだから父の前では思い出し明日もやろうとするでしょう
ただあまり関係のない母は若干気が緩むものです
ただそこで諭したり、やってる?といった声かけは一切不要です
記録をとってください
家での会話の内容や先生に電話で授業中の態度などメモするんです
そして最後の日にすべてを話してあげてください
〇月〇日4時間目○○について質問した
〇日質問一切なかった
だから今回の誓いは不成立です
成立です
どちらにせよこの体験はきっと思い出に残るしいつかの時に生きる糧になるはずです