学校ボランティア1Term分を終えて
こんにちわ。
さっき2か月ぶりに髪を切りに行ったら「Are you a Vietnamese? 」と初めて言われて驚いたメルボルン在住22歳です。
それはさておき、昨日で9週間を終えて、Term3を終えました。
毎日発見したことや学んだことはWordのファイルに書き留めていて、帰国前くらいにレポートにして発表したいと思ってる。(自己満)
今回はその中でもほんの少しだけ共有しようと思う。内容は大きく分けて3つ。
・「生徒たちのモチベーション」
・「先生たちの働き方」
・「公教育と私教育」
「生徒たちのモチベーション」
日本語を勉強しているオーストラリアの子たちを見ていて感心したり、尊敬できる部分がある。それは習得に対するモチベーション。彼らの日本は半端じゃない。実際に日本に行ったことがある子や日本のアニメを狂ったように見てる子が山のようにいる。アニメや音楽の流行りをむしろ教えてもらってるくらい(笑)
だから文字の習得も会話の習得もスピード感がすごい。でもたしかに日本でも、アメリカ文化大好きとかイギリス文化大好きとか洋画大好きみたいな人達の方が英語が得意な人が多かったように思える。だから結局楽しんでる奴らの方が圧倒的に成長は早いと思う。
「先生たちの働き方」
先生たちの働き方。これは想像してた通り。朝の8時過ぎに出勤して、午後の4時くらいには帰る。もちろん成績処理や受験などの忙しいシーズンは多少の残業はあるけど日本のような夜7時とかのレベルではない。金曜日に関しては授業終わったらそのまま直帰する先生ばっかり。昼食の時間も昼飯食べながら作業してるし、空きコマはずっと作業してるから楽そうだなとは全く思わない。むしろ勤務中は日本と変わらないくらい大変そう。でも忙しくない日は、空きコマに近くのカフェに行ったりもする。
学期間のホリデーは完全な休み。日本のような部活動はない。故郷に一時的に帰る先生もいれば、国内旅行する先生が当たり前。
スタッフルームに行けばお菓子やコーヒーマシンが置いてあるし、電子レンジやホットサンドマシーンもある。
つまりは、オンとオフがかなりしっかりしている印象がある。
「公教育と私教育」
つらつらと色々書いたけど、結局は私教育。年間の学費は日本円で約300万くらい。日本の大学の学費の2倍くらい(笑) こうなるとオーストラリアの公教育も見てみたいなってすごく思う。ただそれは難しいから周りから聞いた話をまとめていく。オーストラリアの私教育の実態はすこしずつわかってきた。では、オーストラリアの公教育はどうなのか。学費はもちろんかからない。ただ、やはりどの国もそんなもんかと思ったのが、「教育は政治との関わりが強いということ」
とある政治家の息子が通う公立学校の校舎はすぐに綺麗に舗装されても、ずっと嘆願書出してる学校は後回しで一向に綺麗にならないなんてのが普通にあるらしい。
また、教育資金は平等ではない。「私たちの学校はこういう方針でこういう結果を得ました!」っていうアピールを政府にしていかないと資金が回ってこない。公立校でも競争があるみたい。
荒れてるところはかなり荒れるらしく、最近はVapeを学校で吸うのが若い子らの流行りらしく、社会問題になってるらしい。でもそんなことが起こるのは公立校。
つまりは、教育の地域格差や学校格差が大きいのも事実ということ。
オーストラリアが教育水準世界トップレベルなのはなぜなのか、最近はどうなのか、悪い面は何か、まだまだわからないことはたくさんある。もっとアンテナ高くして探っていきたいです。
ではまた。