とても過酷だった人生初のワカサギ釣り
昨日はツアー体験の一つで、人生で初めてのワカサギ釣りをした。
釣りの前夜、先にワカサギ釣りを体験した人の話を又聞きしたところ
「釣り場のテントの中はとても温かくて半袖になれるくらい!」
と話していたらしい。
そんなに温かい中で出来るなら、優雅にお茶とかも出来るのかな?とも
ワクワクしてた。
いざ、釣り場に到着すると、そんなこと言ってられなかった。
あまりの強風で釣りポイントに行くまでに、髪は乱れ、行く先は舞う雪で真っ白。勝手な行動したらアウトなやつ。
ガイドさんが前日に印をつけた場所があったけど、状況的に、その場所まで行くのは危険と判断。手前のポイントを拠点とした。
とにかく風との戦いで、強風に吹きさらされながらも
なんとかテントが出来上がり、ワカサギとの戦いに入る。
場所が悪ければ転々と移動するのが通常だけど、散々言ってる「強風」により、ポイントを決めたら移動出来ないという制限がかかる。
「昨日試し釣りして4~5時間で70匹だった」と話すガイドさん。
結果、4人で4・5時間くらいやって、20匹ほど。
なかなか渋い結果だった。
いろいろ想像と違って、かなり過酷な状況
普段なら、ぷんすかしてるかもしれない。
こんな状況になる可能性があると知っていたら参加しなかったかもしれない。
でも昨日の私は、確実に楽しんでた。
私が過ごす日常からは、絶対に考えられないシチュエーションの中で
行動してる自分を見ると、すっごくおもしろかった。
「なんでこんな危険そうな状況にいるんだろう」
「この中でテント立てる人なんて、そうそういないでしょ!」とか。
状況を楽しく思えたのは、一緒にいた仲間やガイドさんのおかげだと思う。
ひとりでやらなくちゃいけない もなく。一方にまかせきりにするでもなく。自然の美しさと厳しさを感じて、無理もせず「今」を存分に楽しめる人たちと一緒にだったから、そんな自分でいられたのかもしれない。
そう思った一日だった。
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