【SLAM DUNK GI】46話「思いがけない訪問者」
「うーーす。」
桜木花道、宮城リョータの湘北高校朝練習に三井寿も合流した。
「三井!? お前まで 何だ!?」赤木
「あ?何だって? お前聞いてないのか?」三井
桜木はバスケフェスティバル「Desaflante」(デサフィアンテ)の詳細を話した。
「そういうことだ。ゴリ!! やるだろ?」桜木
「うむ、、、、。しかし俺は教員として、そのようなお祭りに参加するのは、、、、、。」赤木
「かてーこというなよ。その日が何の日かわかってるだろ?」桜木
「安西先生に俺達の勝利を届けようぜ。」三井
「ダンナ、、、。」宮城
「どうせ夜、集まるんだろ? その前に少し運動するだけだ。」桜木
「・・・・」
「うむ。そうだな。」赤木
「よし! そうと決まれば俺に久々にシューティングさせてくれ!」三井
赤木はしぶしぶ許可をし、4人は汗を流した。
「おはようございまーす!! 差し入れでーす! 飲んで下さい!」
「⁉」
突如、少女が差し入れの飲み物を持って体育館に入ってきた。
「すみません。部外者は立ち入り禁止となっております。申し訳ありませんが、、、。」赤木
「だれだ?」三井
「部外者なんて失礼しちゃうなーー。」
「おーーお前は 紡希じゃないか!」桜木
「なんだ!?花道 彼女か?」宮城
「違いますよー!
私も湘北高校バスケットボール部 なんです!」紡希
「なに!? きいてねーぞ!?」桜木
「言ってないもーーん。」紡希
「赤木 お前、顧問だろ?」三井
「いや、俺は今年から湘北に赴任したから、彼女は知らない。」赤木
中道紡希、
かつて桜木がリハビリ王としてリハビリに励んでいた頃。出会った少女である。
彼女も湘北のバスケ部だと言う。
「ホントですよ! ゴール下のキングコング。赤木剛憲先生。」
「ぷぷぷ(笑)」桜木
「元不良の元MVPシューター。三井寿さん。」
「MVPに元はいらね―よ。」三井
「マネージャーにぞっこんの宮城リョータ君。」
「君!?」宮城
「そして、、、、」
「天才バスケットマン!! さくら、、」桜木
「素人の桜木花、、、 花ちゃん(笑)」
「おい!!」桜木
「はっはっ よく 知ってるじゃないか!」赤木
「花ちゃんって(笑)」宮城
「でも、なぜ俺達のこと、、、?」三井
「バシッ」
紡希は桜木の持っていたボールをとり、
シュートを放った。
「スポッ」
「おお」三井
「ちょっとだけ、私の話しますね。」紡希
紡希は自身の過去を話し始めた。