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チームでMTG不可時間をつくってみた

こんにちは。デザインマネジメントファームCOLOGUEでデザインリサーチをしております藤井です。今回は、チーム内で「ミーティングを入れない時間(集中コアタイム)」をつくった話を共有します。

集中コアタイムって?

COLOGUEの勤務時間は9:30〜18:00です(お昼は12:00〜)

1日のなかで、個人で集中して作業できる時間のことです。1日の業務時間のうち、15:00〜18:00をミーティングを入れないというゆるいルールをつくって、集中コアタイムを確保しています。(2022年2月ごろからの取り組み)

導入の背景

ミーティングで1日が終わる

一時期、10時から18時まで1時間刻みでずっとミーティングが入っている日が結構ありました。すると、Slackを返したり、ミーティングの準備をしたり、グラフィックをつくったりするまとまった作業時間が取れません。しかし、どのミーティングも大切で必要なことに思えました。

ミーティングの隙間1時間では、はかどらない

1時間空き時間があったとしても、ミーティングの延長や次への準備があり、結局集中して取り組めないため、結果作業は18時以降に回していました。ミーティングの間を空けるだけではどうやらだめなようです。

集中コアタイムのつくりかた

ミーティングを入れないのは、ミーティングがあるときだ(?)

ということで、まとめて作業ができる時間を少なくとも3時間は取れるようにすることに。とはいえ「作業時間」として空いていたら、予定は入れられてしまいます。そこで「ミーティングがある風」に予定入力をしてみました。

本来コアタイムは、ミーティングを入れるための時間という意味なので…

集中コアタイムを促進するとりくみ

任意でオンラインオフィスツールに接続

集中コアタイムがあることで、逆に話しかけづらくならないように、話しかけても良い人や、なんとなく一緒に働いている感覚になりたい人は、オンラインオフィスツール(tandem)に接続しながら作業しています。オフィス勤務でも在宅でも、ちょっとした話や相談ができます。

ミーティングは15分はじまりに設定

ミーティングは10時スタートではなく、10:15スタートにしています。ミーティングを集中させた結果、ミーティングが連続してしまい休憩時間が取れないことを防止するためです。
最初は「ミーティングは50分間で終わらせよう!」とルールを決めてみたのですが、残念ながら終われませんでした。ならばはじまりを遅らせてしまえ!と考えたのが、この取り組みです。終わる時間を早めるより、そもそものミーティング所用時間を減らした方が私たちには効果がありました。

「休憩大丈夫ですか?」をやめて「休憩しましょう!」

「大丈夫ですか?」と聞くと、大体の人は「大丈夫です!」と答えてしまいがち。そのため、急病人の方にも「大丈夫ですか」は聞いてはいけないそうです。
そのため「〇〇さん連続ですよね、休憩しましょう!」もしくは「1時間経ちましたね、休憩の時間ですね!」と有無を言わせない言い方を心がけています。
10分休憩取らずに進めても特に大きな成果は得られませんが、こと10分休憩の効果は絶大です。だいぶ元気が出ます。


効果:5ヶ月間で、だいぶMTGがAMに集中してきた

予定に「MTG入れられません」と書いてあることで、大体1ヶ月くらいでコアタイムを避けてミーティングを入れるようになり、作業時間が確保できるようになってきました。
また「ちょっとコアタイムに被ってしまうんですが15:00〜MTGお願いします!」というコメントが出たときは、半日はミーティングで予定がいっぱいということなので「忙しい」のバロメーターにもなりました。

チーム全員の予定に「MTG不可」と入力するだけ!

簡単ですが結構効果があるので、ミーティングいっぱいでしんどい方はぜひお試しください!コツは「チーム全員」のMTG不可時間を決めてしまうことですよ。(一人ではなく、チーム全員、難しければ数人とか)


#やってみた大賞

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