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アルペンスキー6月の記事

今月から、個人的に気になったアルペンスキーについての話題を毎月まとめていきます。これを読めばワールドカップもずっと面白くなるだろうというまとめnoteです。
基本的な情報収集源はクラブアルペン情報局なので、それを読めば良いじゃんと言われたらそれまでですが、特に気になるトピックをまとめるのが目的です。将来的には自分で記事を探してこれたらいいなと思っています。
話題ごとにリンクとともにまとめていきます。
こんな重要なこともあったよ!という意見があればコメント下さい。社会人なので、学生スキーのことは関知できないので、そういう情報をいただけると嬉しいです。


世界選手権について

6/5の記事です。
2029年の世界選手権がノルウェーのナルビクに決定しました。ノルウェー開催は意外と初とのこと。
そして、キルデは2029年が引退のタイミングとなる可能性が非常に高いということです。


アレクサンダー・オーモット・キルデは引退を考え始めています

昨年度のウェンゲンで転倒し、大きな怪我を負ってしまったキルデ。その復帰についての情報です。

6/3では、右足の神経が切断されたため、ふくらはぎに感覚がないとのことで、復帰の目処が立っていないという記事でした。とても心配な状況です。

続いて6/22の記事。
どうやらキルデは雪上に復帰しているそうです。感覚は戻ったのかな?
そして、2029年の世界選手権がキルデの引退になるかもしれません。

ペトラ・ウルホヴァについて

6/21の記事です。
ウルホヴァ復帰間近との嬉しいニュースでした。

ソフィア・ゴッジャについて

ソフィア・ゴッジャ復帰しました!

ワールドカップスケジュールが決定

6/5の記事です。
今年度のワールドカップスケジュールが決定しています。
特筆すべき点としては、
高速系の開幕戦だったツェルマット・チェルビニアがなくなったこと。
それと最終戦がアメリカになったことです。シフリンが優勝したら盛り上がると思います。

🔥ヴィンセント・クリフマイヤーとミカエラ・ハイダーが結婚

個人的に今月のハイライトです。クリフマイヤー選手が結婚しました!
幸せそう。

👀スキーの全中なくなります

6/8の記事です。
>「少子化の進行が深刻となり、中学生の数が減少し続
>けること、夏季の全中大会開催に際して、参加生徒の
>健康保持と安全な大会運営を図る上で、一層の暑熱対
>策が不可欠であること、これまで大会運営に多大な尽
>力をいただいている教員の負担軽減を推進させること
>などの全中大会の適正な運営にかかる様々な課題につ
>いては解決に向けた取組が進んでいない実態から脱却
>し、誰もが進捗を実感出来る改革を進めなければ、中
>学生にとって大舞台である全中大会を開催し続けてい
>くことが難しい状況になっています」
とのことです。
スキーに関しては開催契約済みの令和11年までは継続して開催し、以降は開催しない方針とのことです。
日本のスキー界では、早くから将来有望な選手に世界を経験させたいという流れになっている中で、全中という大きな大会がなくなってしまうのは逆風かもしれません。

マッターホルンの騒動

結局一戦も開催できぬまま取りやめになったツェルマット・チェルビニアの続報です。
6/14の記事です。
ワールドカップを開催するために氷河を工事してしまったことが問題になっていました。温暖化による雪不足の影響を避けるために、氷河での早い時期の開催という試みだっただけに、氷河削って環境破壊したら意味ないじゃん!という批判です。チェルビニア登山鉄道の社長、彼の前任者、掘削機のオペレーター、およびスイスの OC 会長フランツ・ユーレンの4名が告発される?とのこと。
いずれにしても、雪上のスポーツであるスキーは環境問題に対するリテラシーが非常に重要になってきています。

👀カナダチームの選択と集中

カナダチームの大きな決断です。
衝撃的なことに、今シーズン、カナダの男子チームは技術系チームを編成せず、サポートしないとのこと、、、。その代わり、2026年と2030年の冬季オリンピックに向けて選手を育成することに専念するとのこと。
エリック・リード厳しいなぁ、
世界中に存在するであろうエリック・リードのファンの人たち、なんとか彼を応援する方法はないでしょうか?
一方でCrazy Canucks復活なるか期待です。

オーストリアスキー連盟v.s.FIS

近年、FIS内での対立が激化している?ような気がします。対立の内容としては、簡単に言い切ることではないですが、スキーをより儲かるスポーツにしたい(そしてより中央集権にしたい)革新派と保守派の戦いだと思っています。あんまりよくわかっていません。
アルペンスキーはアルプスの国々の権力が強いですが、そのせいで動きづらい組織になってしまっているという問題もあると思います。
FISが目指しているのは、おそらくF1のような体勢で、FISの中央集権化を進め、放送権を独占することで、よりオープンで儲かる体制にしたいのだと思います。スキー版バーニー・エクレストン?
一方で、強引な改革に対して、オーストリアやスイスから不満が出ています。スイスは話し合いの姿勢を出していますが、オーストリアではFISを訴え、裁判所に受理されています。
あんまりよく知らないので、知っている人は教えてください。


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