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シンプルさに潜む想像以上の可能性 ichi-clipが文具愛の可能性を教えてくれた話
文具にはもう、改良の余地はないんじゃないか。
デジタルの分野においてガジェットが様々な利便性を見せてくれる中で、アナログな文具はどこまで進化していけるのだろう。
文具のお店をやっていると、そんなことを考えることはよくある。
そんな心配を吹き飛ばすことができるのは、何より具体的な「新しい文具」と実際に出会う瞬間にほかならない。
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今回はそんな新鮮な気持ちよさを味あわせてくれたのが「ichi -clip」だ。
しかも、文具の最も基本的なアイテムと言える「クリップ」という世界で、複雑な構造ではなく、シンプルさの極みのような形状でそれを実現している。
今回はそんなアイテムをご紹介させていただきたい。
A4コピー用紙を100枚挟める保持力
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「ichi-clip」を作った合同会社フードマークさんは、なんと乾燥食品の会社さんだ。
乾燥食品を作っている会社さんが、コロナの影響下で卸先のお店さんも営業できない中で、文具が大好きな気持ちを爆発させて作ったというから驚きだ。
ステンレスの棒を曲げるだけのシンプルな構造で、新しい文具がうみだされたというのにはただただ驚かされる。
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ステンレスの棒を曲げる構造の割合には「黄金比」が使われている。
この形に曲げることで、ichi-clipのワイドタイプはA4コピー用紙を100枚挟むことができるクリップにできあがっている。
![](https://assets.st-note.com/img/1721716406112-1iZeJrgNjo.jpg?width=1200)
更に保持力が強いことは、ただ紙を挟むだけの用途に「ichi-clip」の可能性をとどまらせない。
![](https://assets.st-note.com/img/1721716851271-A8W8YuitOU.png?width=1200)
届いた郵便物をフックに引っ掛けて保管したり、
![](https://assets.st-note.com/img/1721716819305-l8UhbTlm5W.png?width=1200)
ステンレス製なので、旅先で洗濯物を干したりしてもいい。
そして、更にビックリさせられたのは、挟む力を2段階で調節可能であるということ。
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しかも、こんな風にクリップを捻るだけで挟む力が変更できるのだ。
![](https://assets.st-note.com/img/1721717293465-d9sHSwWdA1.jpg?width=1200)
ステンレスの棒を曲げただけで、これだけの機能性と魅力をもった文具ができあがると誰が思うだろうか。
「ichi-clip」を作り出したフードマークさんには、文具が好きという原動力の強さを改めて教えてもらったように思う。
ぜひ気になる方は、実際に手にとって使い心地を試してもらえたら嬉しい。
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