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いい仕事は「整う道具」から Go Andoさんの実践例に目からウロコが落ちた話
育ってきた環境が違うからすれ違いは否めない。
そんな歌詞をふと日常で思い出してしまうくらいには、人の数だけいろんな考え方がある。
それでコミュニケーションがうまくいかなくてもやもやすることもあるのだけど、「ああ、こんな視点もあったのか」という発見に興奮することだってある。
そんな発見を先日から開催させていただいているイベント「整う、仕事の道具展」でお腹いっぱいになるぐらいに味あわせていただいた。
しかも、たくさんの気づきをくださったのは、デスクをスッキリさせるマガジンでも有名なGo Andoさんだというのだから、ファンである自分としてもたまらない。
New Stand Tokyoで明日から開催のPREDUCTS × DOCKET STORE『整う、仕事の道具展』のお店の準備中
— Go Ando / PREDUCTS / THE GUILD (@goando) June 25, 2022
ワシセレクトながら垂涎もののラインナップでテンション上がるわ…
明日から2週間開催です!
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New Stand Tokyo 12:00-19:00
定休: 土火https://t.co/xreab129Vc pic.twitter.com/ghWsylSxNj
今回は、恐れ多くも憧れのGo Andoさんのデスクブランド「PREDUCTS」とうちのお店のコラボイベントを通して、一緒に会場に立たせていただき、「あー! このアイテムはこんな視点でも捉えられるのか!!」と私自身が驚かされたアイテムたちを中心にご紹介させてほしい。
#goando風写真も簡単に撮れるカッティングマット
![](https://assets.st-note.com/img/1656657243519-IaaGgmao4M.png?width=1200)
まずご紹介したいのは、今回のイベントでもまっさきに取り扱いが決まった「MIWAX(ミワックス)」さんのカッティングマット。
デスクマットの老舗でもあるMIWAXさんのこのカッティングマットは、シンプルなドット方眼が配置されていて、カラーもブラックとホワイトの2色展開。
一般的なグリーンのカッティングマットよりスタイリッシュな印象を与えてくれる。
しかしながら、DIYなどをすることもないから、カッティングマットを使う機会もないなーとなりがちなこのアイテムを、Go Andoさんは元々お使いになられているということで、今回真っ先に取り扱いが決まった。
![](https://assets.st-note.com/img/1656657423719-KnLKQcsih8.jpg?width=1200)
実際に会場でも、Go Andoさんが使われている状態に近い形で展示をさせていただいた。
マウスの滑りはいまいちながら、程よい硬さと重みがあるので不用意にズレたりすることもない。
また、表面のサラッとした感触が、パームレストとしてもきもちいいというのは、キーの高さが高めのキーボードを使っている自分としては盲点で、なるほど!と納得させられた。
NEWモジュールのプロトタイプが届きました
— PREDUCTS (@preducts_inc) June 29, 2022
↓https://t.co/PiuXlbdj3j pic.twitter.com/b239SWWUPl
また、Go Andoさんは、天板素材までこだわりぬいたデスクを自分自身で使う際にも、机表面を傷つけてしまいがちな刃物や重たいものをこのカッティングマットの上に置くようにしていると教えていただいた。
実はこのカッティングマット自体は5つの層からなる構造になっていて、その仕組にもMIWAXさんが国際特許を取得している。
カッターの刃先で傷ついても、傷部分がシート自信の復元によって即座に閉塞し、強度低下を最小限に抑えてくれる工夫がなされているので、通常のデスクマットと使っていて、そうそう強度が落ちることもない。
#goando風 が簡単に撮れるカッティングマット売ってます。
— Go Ando / PREDUCTS / THE GUILD (@goando) June 26, 2022
at 整う、仕事の道具展 pic.twitter.com/k6j2lWSSic
更にはインターネット上でGo Andoさんがアップした写真のかっこよさから生まれた「#goando風」という写真撮影も、カッティングマットの表面のドット方眼に合わせてアイテムを並べることで手軽に撮影もできてしまう。
![](https://assets.st-note.com/img/1656658586673-atm1HeqS9s.jpg?width=1200)
その整然とした美しさをヒントに、「整う、仕事の道具展」の会場では、商品の展示にもカッティングマットを使用させていただいた。
この展示方法も、訪れた皆さんから好評を頂いたので、うちのお店でも逆輸入して使っていきたいと思っている。
その小さな穴に気付けるか「MADE IN USAな腰袋」
![](https://assets.st-note.com/img/1656659118918-uSjuEUTvqA.jpg?width=1200)
Go Andoさんが使われているアイテムの中で、ひときわ異彩を放っていたのがこの腰袋。
恰幅のいいアメリカ人男性が、トンカチやドライバーを差し込んでいるイメージが浮かぶこのアイテムを、Go Andoさんが使っている姿がどうにも思い浮かばなかったのだ。
でも、実際にGo Andoさんの使っておられる実物と使い方をみて納得。
むしろなんで気づかなかったのだろうと悔しい思いをしたのがこのアイテムだ。
![](https://assets.st-note.com/img/1656659349063-uc0oPlqLlY.jpg?width=1200)
Go Andoさんはこんな風にマグネットフックに引っ掛けて、ペンや事務用品を入れておく小物入れとして使っていたのである。
腰につけるとかっこいいけどなんだかんだ重くて使わなくなるこの手のアイテムを、解釈の仕方一つで鮮やかに活用されているのを見て思わず唸ってしまった。
![](https://assets.st-note.com/img/1656659462843-iDXKsUMIsU.jpg?width=1200)
商品をよく見てみると、たしかにベルトを通す長細い穴以外に、中央あたりに小さな丸い穴がある。
これをGo Andoさんは見逃さなかったのだ。
恐らく実際にこの穴自体も、ベルトから外したこの腰袋を、フックで壁などに引っ掛けておくみたいな使い方のために生まれたのだと思う。
同じ道具を見ていても、たった一つの穴に気づくか気づかないかでその使いみちは大きく変わる。
そんな勉強をさせてもらうことができた。
鍵もスッキリさせて持ち運ぶ Orbitkey
![](https://assets.st-note.com/img/1656660248311-5W7uq72cYB.png?width=1200)
そして、最後にご紹介したいのがこのOrbitkey。
デスクをスッキリさせまくるGo Andoさんが5年近く愛用する「カギをスッキリさせる」アイテムで、私自身もお店で取り扱いながら3年以上愛用している。
今年買って良かったものシリーズ。
— Go Ando / PREDUCTS / THE GUILD (@goando) December 25, 2018
orbitkeyのキーホルダー。
家の鍵くらいしか持ち歩かないので、極力シンプルにしたかったところ、見つけた。
ボトルオープナー、カッター、ドライバー等が一体になったマルチツールを付けてる。ビール瓶開けるのに一回だけ活躍した笑#goandoガジェット pic.twitter.com/DeYVErNRAv
「私のOrbitkey愛を見てください」というGo Andoさんからいただいた過去の投稿は2018年までさかのぼり、
今日のスケッチ007 愛用してるORBITKEYのキーホルダー。観察スケッチ始めて一週間経った。非常に楽しい。#毎日スケッチ #観察スケッチ #goandosketch pic.twitter.com/652npUqdEN
— Go Ando / PREDUCTS / THE GUILD (@goando) March 19, 2018
観察スケッチまでこの通り残っていて、とてつもなく愛が深い。
さらには、木を削って自作したパーツまで使っていて、お話をきいているだけで愛情が伝わり、イベント初日だけでたくさんのOrbitkeyが来場者の皆さんのもとに旅立っていった。
4年ほど愛用してたOrbitKeyが壊れたので新調した。ついでにAirTag付けた。 pic.twitter.com/XQ06uLF7wn
— Go Ando / PREDUCTS / THE GUILD (@goando) August 11, 2021
更にはGo Andoさんの世界観からそのまま抜け出してきたような金具まで黒のタイプも存在していて、好きなブランドとユーザーは響き合ってこんな風に愛情が広がっていくのだなという根源的な商売のあり方を感じさせられた。
仕事の準備は「整う、仕事の道具展」で
![](https://assets.st-note.com/img/1656663532385-HVjqRUrkRU.jpg?width=1200)
Go Andoさんの濃厚なモノへの思いを完結にまとめたつもりなのに、たった3アイテムで2000字を軽くオーバーしてしまった。
まだまだ紹介したいアイテムは尽きないのだけど、機会をみて少しずつお届けしていけたらと思う。
「整う、仕事の道具展」は、乃木坂駅から徒歩ですぐの「NEW STAND TOKYO」さんで7/8(金)まで開催中(12-19時まで・定休日は火・土)
少しずつ完売のアイテムも出ていますが、実物を手にとって見たいという関東にお住まいの方や、関東に出張のある方はぜひぜひお立ち寄りいただければと思う。
また、オンラインでも一部「整う、仕事の道具展」のアイテムをうちのお店で販売させていただいています。
文章の最後にGo Andoさんのイベントアイテムの紹介ツイートも載せておくので、オンラインでも楽しんでいただければ嬉しく思います。
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昨日『整う、仕事の道具展』別名安藤商店で自分用に買ったものたち。
— Go Ando / PREDUCTS / THE GUILD (@goando) June 27, 2022
このあと店番しながら一つ一つ説明していくわね。(たぶんヒマだから) pic.twitter.com/TT7yRu15qg
nahe SHOPPER
— Go Ando / PREDUCTS / THE GUILD (@goando) June 27, 2022
外側にメッシュポケットのついたエコバッグ。
メッシュのポケットには濡れたものや結露しそうなものを分けて入れられるアウトドアギアっぽさ。
本体のベルトで小さく折り畳めて大容量
🐕が入りたそうにしてたので入れてみたら、生地や縫製もしっかりしてた。https://t.co/MbmkH2g39K pic.twitter.com/omuKo8EKEV
台北の人気文房具店
— Go Ando / PREDUCTS / THE GUILD (@goando) June 27, 2022
TOOLS to LIVEBYのシザーズ6.5
とても珍しい刃までブラックなハサミ。
マットな質感でデスクの上にも馴染む雰囲気で、これから愛用することになりそう。https://t.co/JApIJ6jApk pic.twitter.com/Ttz8DHQqtc
これは実は以前から使ってるんだけどHERITAGE LEATHERのツールポーチ。
— Go Ando / PREDUCTS / THE GUILD (@goando) June 27, 2022
本来はベルトに通して腰につけて工具🛠とかを携帯するためのポーチ。
デスクの側面にマグネットのフックで吊るして、ノギスやハサミ、ペンなど毎日使うものを手元に収納してる。https://t.co/iZmEWC096D pic.twitter.com/xDRrLEk1sv
ちなみにこの下のマットはMIWAX!のA2カッティングマット。
— Go Ando / PREDUCTS / THE GUILD (@goando) June 27, 2022
よくあるカッティングマットのように方眼グラフィックではなく、ドットだけのシンプルなテクスチャ。
ドットに合わせれば #goando風 写真が簡単に撮れるぞ!
THE CUTTING MAT A2https://t.co/pLWZfJMYBp pic.twitter.com/qjfixIlR57
台北の人気文房具店
— Go Ando / PREDUCTS / THE GUILD (@goando) June 28, 2022
TOOLS to LIVEBYのシザーズ3
シザーズ6.5の短い版でとてもかわいらしいフォルム。常用するものではないけど、短いのでペンケースにそっと入れておくと意外と便利そう。https://t.co/MWQdMStS8x pic.twitter.com/DbxhudKbWs
同じくTOOLS to LIVEBYのPencil Case
— Go Ando / PREDUCTS / THE GUILD (@goando) June 28, 2022
革の手触りが心地のいいフラットなペンケースで沢山の文具を収納できる。
使っていく中でエイジングして育てていくのも楽しみなアイテム。
こちらはハイタイドさんでの取り扱い。https://t.co/S8SQc90VsJ pic.twitter.com/4nfXCnYIwg