イケてるダンボールでノート作っていたら、無印良品さんでワークショップをやることになった話
かっこいいブランドは、「パッケージ」までかっこいい。
それを知っている人は、もちろん私だけではないと思っている。
パッケージは、そもそも商品そのものを使い手に届けるまでの役割が主なものだとはわかっているけれど、iPhone等のアップル製品のパッケージへのこだわりにはいつも驚かされるし、スニーカーの入っている靴の箱だって捨てるにはもったいないぐらいかっこいいものも多い。
そんなことを考えていたら、うちのお店でも取り扱いのある「フレックスノート」さんがアップサイクルノートブックというアイデアを投稿し始めた。
まさにさっき紹介したような、かっこいいパッケージを再利用して、フレックスノートの独特なディスクバインディングシステムに組み込むことでノートの表紙をかっこよく作れてしまうのだという。
それを聴いたからには、色々試さずにはいられない。
ダンボールをいろいろな所から集めてきては、試行錯誤をする日々が始まった。
ハンドクリッカーと呼ばれる革製品を作る際に使用するプレス機を購入して、
専用の型抜き用の「抜き型」もオーダーすることで、ハサミの扱いに不安が残る自分でもキレイに表紙をカットできるように準備。
抜きたいところに狙いを定めて、ダンボールをくり抜いたら、
フレックスノート専用のパンチで穴あけ。
缶ビールの箱を使ってみたり、
NIKEの靴箱を使ってみたり、
誰もが知るコーラの箱を使ってみたり、
日本発のクラフトコーラで知られる伊良コーラさんの箱を使ってみたり、
「THE」さんのギフトボックスで試してみたり、
かっこいいガジェットのパッケージで仕上げてみたり、
Amazonの箱を使ってみたりと、誰でも簡単にノートが作れるシステムを作り出すところまでやってしまった。
しかもそれだけでは満足できず、
更に、ゴムバンドメーカーさんから蛍光4色を含む最高のカラーのゴムバンドまでロールで購入。
様々なカラーのゴムバンドをコーディネートすることもできるようになった。
そんな話を、無印良品グランフロント大阪のスタッフさんと話していたら、無印良品のダンボールを使ってワークショップをさせていただくことになった。
プロフィールや、これまでの投稿でもご紹介している通り、昔社員として働かせていただいていた無印良品を、独立した今でも大好きだし、お仕事をさせていただいたりしている。
そして、もともと働いていたからこそ、お店に納品される商品のダンボールが、無印良品さんの店舗にはたくさんあることを私は知っている。
人をダメにするソファとして知られる「体にフィットするソファ」のダンボールや、
長く愛されるバウムシリーズのダンボール。
無印カレー界の帝王、バターチキンカレーのダンボールや、
コアラパンなどのお菓子のダンボールも捨てがたい。
これはちょっとレアな、お客様への商品出荷用ダンボールを使わせて頂いたサンプル(新品を材料にするのはもったいないので、ワークショップ用の材料としては出ないかもしれません)。
お店には少し紹介しただけでもこれだけのダンボールが毎日のように回収されている。
正直ダンボールはリサイクルがきちんと進んでいる素材であり、無理にリユースしなくとも再度資源として活用することができる。
しかし、ほんのひとときノートの表紙として活用して、くたびれてきたら自宅できちんと回収に出すなんて使い方も一つの楽しみ方として成立すると思う。
そんなわけで、無印良品グランフロント大阪さんに、ダンボールをたっぷりご用意いただいて、12/28(土)にワークショップイベントを開催させていただきます。
基本的には細長いD3というフレックスノートさんの規格を使って、ノート作りをご一緒にさせていただきます。
ダンボール表紙を選んで型抜き、リング、ノートのリフィル1種類、プラ素材の裏表紙、無印良品をイメージしたゴムバンドをセットにしたノート作りを予約制で承る形を予定しています。また、現場の状況に余裕があればA5サイズノートやゴムバンドオーダーも受け付けたいと考えています。
また、お手元にお持ちのダンボールをお持ちいただいても、カットを承らせていただく予定です!(厚さなどによっては承れないこともございます)
ぜひ関西の皆様、ご都合あいましたらお立ち寄りいただければ幸いです!
イベントページはこちらのリンクからどうぞ↓
https://www.muji.com/jp/ja/event/event_detail/?selectEventId=14049
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