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前開き式コンテナは新しいステージへ 「THOR STACKING SHELF CONTAINER」が最高なので説明する

店が狭い。

比喩的な表現でもなんでもなくて、うちのお店は6坪ぐらいしかないのに商品数が多いので、置き場所が足りてない。
だからといって簡単に倉庫を借りたり、引越するのも難しい。

そうなってくると、「収納用品」で工夫をする他ない。
無印良品の収納家具やアウトドア用のコンテナボックス、更には航空機での配膳に使われる「ギャレーボックス」、韓国メーカーの特殊な開き方をする「折りたたみ式コンテナ」など、さまざまな収納用品を試してきた。
昨年から日本を縦断する形で軽自動車に商品とコンテナを積んで移動販売もしてきたから、実践も十分繰り返すことでメリットもデメリットも噛み締めてきた。

そんな中で、「THOR(ソー)」というアウトドア業界では定番アイテムとして使われているコンテナのシリーズから、めちゃくちゃ気になる収納ボックスがリリースされることになった。
展示会でそれを見た私は、「これだ!」と目を輝かせて、即導入することを決心してしまった。

今回はそんな新しい収納アイテム「THOR STACKING SHELF CONTAINER」のことをご紹介したい。

中身を隠せる前開きトビラが最高

THOR STACKING SHELF CONTAINERは、その名を直訳した通り、積み重ねて棚のように使えるコンテナである。
そんなコンテナ、これまでもあったんじゃないの?と思われるかもしれない。
確かに近いものはこれまでだって存在しているのだけど、これまで存在してきた収納用品よりも、本当に絶妙によく出来てるのだ。

まずこの3段まで重ねられるスタッキング構造。
前面の開口部がしっかりと取られていて、50Lタイプにはたくさんのものが入ることが見て取れると思う。

この本体ボディは複雑なパーツ構造の組み合わせがないシンプルさ故に、1台あたりの耐荷重が120キログラムと、しっかり積載することができるのだ。
既存の「THOR」のコンテナがアウトドアで愛用されていた通り、水のペットボトルなんかもガンガン入れて活用することができる。

さらにおもしろいのは「ネスティング」と呼ばれるような隙間を減らした重ね方にも対応できる点。
このポイントによって、使わない時にスペースをとらなくて済むのはもちろん、輸送時のコストも下げることができている点も非常に素晴らしい。

そして、もう本当に素晴らしいと思える点が「前トビラがつけられる」ということ!
これが本当に重要なポイントなのである。

たとえば1サイズ小さい20Lタイプのトビラの有無で写真を見比べてみてほしい。
上の写真のようなトビラなし状態だと、中身がわかりやすいしすぐに手に取れる。
しかし、常にそんなかっこいい中身を入れておけるかとか、ホコリがかかってしまわないようにしたいとか、そういったことを考えたら「トビラがあるとめっちゃいい」と言わざるを得ない。

しかもこのトビラ、固定式ではなくてこのように可動して……

こんな風に開けた状態で固定しておくことができるのだ。
もう本当にこれがめちゃくちゃいい。
フタをどこかに外して置いておいたりしなくちゃいけないだけで、使い心地に面倒くささが入り込んでしまうのだけど、この形状なら両手を使って中身を探ることができる。

しかもこのトビラは工具を使わずに取り付けと取り外しができてしまう。
つまりオープンタイプを買って、後からトビラを買い足すことも、トビラありで買って、後から外すこともできてしまうのだ。
これは汎用性をアップするうえでとてもありがたいポイントだ。
さらに、もともと120kgの重さに対応できる本体の強度を損なうことなく、開けしめできるという点はめちゃくちゃいい。折りたたみ式コンテナで扉式のものはどうしてもそのあたりが頼りないこともあるのだ。

さらに家のお店のように車でコンテナを移動する場合は、前扉がついていないと中身が飛び出してしまう可能性もある。
前トビラはそんな細かい使い勝手にも影響してくるところだからありがたい。

もちろんアウトドアでも愛されてきた「THOR」ブランドだから、土埃の入りそうなエリアでも前トビラは汚れを防ぐ役割を果たしてくれる。
それでいて中身にもすぐアクセスできるのだから、本当にいいものをつくってくれたなと感じている。

更に気が利いているなと思うのが「フタ」の存在だ。
前扉だけでなく、上部からのホコリの侵入を防いでくれる「フタ」も、別パーツとして取り付けと取り外しが簡単にできている。

それでいて本当に細かいところだけど、スタッキングする時に「下の段はフタありでもフタ無しでも積み重ねできる」ところはめちゃくちゃありがたい。
どうしてもこの手のコンテナの組み立てだとスタッキングするために下段のフタが必要になりがちなところだけど、少しでもコストを押さえてスタッキングできる工夫点は素晴らしいと思う。

かといってフタがスタッキングに使えないかと言うと、そういうわけでもない。
50Lと20Lを上の写真のように組み合わせて積み重ねる際は、フタを下段に使用することで組み合わせてのスタッキングが可能となっている。
このように様々な組み合わせのために、一つ一つのパーツがきちんと役立っていてすごくよくできている。

というわけで、今回は、「THOR STACKING SHELF CONTAINER」について紹介させていただきました。
めちゃくちゃ詳しく仕様を確認したのは、お店で販売するためなのはもちろん、「うちの店の収納環境を改善するため」に他ならない。

前開き式コンテナボックスを使う上で必要なアップデートを真摯に行った「THOR STACKING SHELF CONTAINER」の情報が、私だけでなく収納にお困りの誰かのお役に立てば嬉しい。

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THOR STACKING SHELF CONTAINERは2024年11/20(水)から販売をスタートでメーカーから全販売店にルール付けされております。
その後、商品がメーカーから納品され次第出荷させていただく形となります。
11/19までは予約販売をお伺いすることは全取扱店舗できませんが、商品ページを御覧いただき、販売開始次第通知が来るよう設定できます。
気になる方はぜひ下記リンクから商品ページに飛んでいただき、希望のサイズとカラーを選んで再入荷通知ボタンを押していただければ、可能な限りメーカーから在庫を仕入れて販売させていただければと思います。
ぜひ、前開き式の新しいコンテナに可能性を感じる皆様は、リンクからご確認いただければ嬉しいです。

50Lタイプ

20Lタイプ


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