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Vinyl Collections (レコード情報管理アプリを作る 4/5)
順番が前後しますが、今回はフォントを追加して利用する方法についてまとめたいと思います。
iOS14からフォントをインストールして利用することが可能になりました。そこで、このアプリを作成時にiPadで利用できるフォントのままでは面白くないので、せっかくならフォントをインストールして利用できるのでは?と思い、チャレンジしてみることに。
この方法はClaris FileMakerで動作が保証されたものではなく、個人が試した範囲での結果となりますので、動作環境等によっては利用できない可能性がありますのでご注意ください。検証したのMacのみとなっています。
処理手順の確認
処理手順は次の通りです。
インストールしたフォントをFileMakerGoで利用する方法
1. 利用するフォントをPCとiPad/iPhoneにインストールする。
2. FileMaker Pro またはFileMaker Goでフォントを指定する。
3. Fontinatorでプロファイルを作成する
4. 作成したプロファイルをインストールする。
5. FileMakerGoで表示の確認
iPad/iPhoneで試したアプリはこの3つで、動作したのは3の「Fontinator」でした。詳しいやり方はこの後に記載します。
1. FontIntall.app for iOS
とりあえず見つかったアプリを試してみましたが動作しませんでした。
2. MORISAWA PASSPORT for iPad
課金が必要になります。1週間のトライアル期間中に動作しないことが判明したので、課金をとめました。このアプリで使えるとかなり便利と
3. Fontinator
1. 利用するフォントをPCとiPad/iPhoneにインストールする。
フォントワークスの「Train One」と「Reggae One」というフォントを使うことにしました。使用例はこちら。
あらためて日付をとても良いタイミングで使えるようになったみたいです。
これらのフォントは「SILオープンフォントライセンス」に基づいて、利用が可能となっています。利用前に一読をしておきましょう。
インストール方法は至って簡単。フォントをダウンロードし、ダブルクリックして開きます。そして「フォントをインストール」をクリックします。
インストールが実行され、フォントの検証が終われば、「FontBook」にユーザがインストールしたフォントの一覧に追加されます。
今回利用予定の「Train One」はこんな感じになります。
2. FileMaker Pro またはFileMaker Goでフォントを指定する。
試した方法では一旦、Mac上でフォントの指定し、その後にiPhone / iPadでフォントをインストールという流れで確認をしています。
3. Fontinatorでプロファイルを作成する
iPhone / iPadにフォントをダウンロードし「+」ボタンでフォントのインストールの準備をします。
4. 作成したプロファイルをインストールする。
次に「Install Fonts」を押すと、下記が画面が表示され「Download this Profile」をタップします。
次に、「構成プロファイル」の許可を求められるので「許可」をタップします。
そうすると「プロファイルがダウンロード済み」と表示されたら「閉じる」を押しましょう。
そして、iPhone / iPadの「設定」アプリを開き、「プロファイルがダウンロード済み」と表示されたら、インストールをしましょう。
削除を何度かためてしたら、プロファイルが宇宙に吸い込まれると現象が起こり、この後の画面が取れなくなりました。
ただ、午前中に試した動画あるので、こちらで確認を。
5. FileMakerGoで表示の確認
「設定」から「一般」の「VPNとデバイス管理」に、本来は「Fontinator Installation」が表示されます。
プロファイルの動画はこちら。
— 関口雅治 (@sekiguchi0117) April 2, 2022
フォントのサンプルもつけてあるので、合わせてご確認を。 pic.twitter.com/AoNwMbvlCZ
***追記***
デザリングをしたままプロファイルを読み込ませると、失敗するようです。なので、試す場合はデザリングはしないほうが良いそうです。
まとめ
さて、微妙に歯切れの悪いまとめですが、何度も繰り返しているとプロファイルが死ぬということが判明しました。
ちょっと気になるのは、設定の中になる「フォント」という項目です。ここに対応したアプリがあるみたいなので、ここから入れるのは正規の手順なのかもしれません。試す時間あれば、調査継続となりまする。
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