STERO CHAMP@丸の内コットンクラブ(2021/03/19)
いつもお世話になっているJJazz.netさんのプレゼント企画に応募し、当選致しました。残念ながら一人での参加にはなったものの、ステージ後方のペア席で、類家さんの真正面から見ることに。
いつもセットリストを描き始めて、曲に酔いしれて1曲か、2曲くらいしかメモれないのですが、今回はほぼパーフェクト。
1 スタジオM
2 song for the sun
3 Introduction
4 ポリゴン
--MC--
5 links
6 曲名不明(銘くんがフルで歌った曲)
7 need to say good bye
--MC--
8 Sarashina
9 Comet84
-アンコール-
10 Heliotrope
序盤の2曲は、スタジオと機能を持たせた部屋に引っ越して、蓮くんの曲ですが、初めて仕上げたので「スタジオM」になったそうです。スタジオMは、この部屋なのでしょうか。
2曲目は、翔太さん作曲で、ステレオチャンプで銘くん以外の曲、とのことです。4曲目のポリゴンが新曲で、途中にゲーム音楽、もしくはYMOのようなレトロなピアノから一転して、類家さんと銘くんのメロディが展開されるどこか懐かしいような、エッジの効いたリフも展開される不思議な曲でした。
前半のMCではコットンクラブでの思い出を。パットマルティーノの公演をお母さんが銘くんのために、昼の14時くらいから並んで、一番前の席を確保し、ギターにサインをもらった頂いたそうです。
舞台でお母さんの名前をフィーチャしていました。会場にいらしたお母様は恥ずかしそうでした。まさか名前を呼ばれるとは想定外だったのでしょう。どんな気分なのでしょうか。自分の息子がギタリストで演奏してるというのは。
5曲目はMONO LIGHTから「Links」、そして、6曲目は曲名が聴き取れなかったのですが、なんと。。。銘くんがフルに歌っている曲が。
ライブ時にコーラスをすることはあったのと、歌えるのかとは思っていましたが、まさかフルに歌うことは想定外でした。
歌詞が完全に聴き取れなかったので、歌詞が気になるところですが、本人曰く「コロナ禍で、あらゆる文脈にチャレンジする」ということのようです。コロナにも掛かって、静養を余儀なくされたり自由な音楽活動ができないもどかしさもあったのでしょう。
後半のMCでは蓮くんの初アルバムについて、ジャケット制作のいきさつから、MV動画まで、ファンは1日30回ほど再生しないといけないらしいですよ(笑)
さて、後半は、「Sarashina」と「Comet84」で会場のテンションを上げ、クライマックスへ。にしても、ライブ会場の音圧がやっぱりいいですね。福森さんのバスドラが以前聴いた時よりも重く感じたのと、類家さんのパートが要所要所で、曲の起伏を豊かにしているのを改めて痛感しました。
翔太さんのピアノがギターの音色に被ったり、被らなかったりとどこまでがギターの音色なのか、重ね方でわからなくのが、STEROCHAMPの曲調の特徴でもありますが、ギターがメインではないのも聴きところでしょう。
去年は、コロナ渦でライブは行かないようにし、家でストリーミングでライブをいくつか視聴しましたが、音は悪くない。でも、カメラワークが自分の目線の好きな場所を見られるわけではないので、難しいと。
今回は生なので、福森さんのドリミングを見ながら、反対側の動きをみる、自分の視線でライブが楽しめるのは大きく違うかと。他のお客様の表情を見られるのも良いですね。ストリーミングだと、顔や反応が見えないから、演奏もし難いのでは、と思っています。
そして、やっぱり音圧、迫力の違いがやっぱり生で聴く醍醐味かと。自宅であの音量では聴かないので、やっぱりその場聴けるのは迫力は違いますね。PAさんがいい仕事してると終わった後の耳がさほど痛くない気もします。
緊急事態宣言が解除されたとしても、人数制限は続くので、生で見られることの価値がより高くなると思っています。ライブ会場は音源と映像のアーカイブにして、半額でも、サブスクでも良いのですが、ライブが終わった後に、販売してもらえると良いかと。
そして、アーティスト達にレーベル経由でも良いのですが、印税として手元に収入が入る仕組みが必要ではと思っています。文化としてもですが、良い演奏が気軽に聴ける場を運営側のみではなく、見る側も含めて維持できる仕組みが必要なのでは、と思っています。
次回は蓮くんのライブに行こうと考えています。