虚実書店マボロシは読書の醍醐味である「虚構」の楽しみを知ってもらおうと立ち上げました。 全ての書物は虚構であると言えます。その中でも「物語」を題材にSF、ホラー、幻想を中心に新刊や古本、出版の大小に関わりなくオンラインショップを運営しています。 手探りですが、日本で本を作る人、本を読む人に楽しい時間を過ごして頂けるよう模索して行きます。2024/1/1 山本Q太郎 https://twitter.com/QtaroYamamoto[ご注意!]新刊、古書両方あります。(古書店ではありませんので、買取はしておりません)
WHAT IS LIFE? 生命とは何か
出版社サイトより転載https://www.diamond.co.jp/book/9784478111079.htmlWHAT IS LIFE?(ホワット・イズ・ライフ?)生命とは何かポール・ナース 著/竹内 薫 訳定価:1870円(本体1700円+税10%)発行年月:2021年03月判型/造本:46変上頁数:272ISBN:9784478111079内容紹介生きているっていったいどういうことだろう?ノーベル生理学・医学賞を受賞した生物学者ポール・ナースが「生命とは何か?」という大いなる謎に迫る。「細胞」「遺伝子」「自然淘汰による進化」「化学としての生命」「情報としての生命」の生物学の5つの重要な考え方をとりあげながら、生命の仕組みをやさしく解き明かす。
¥1,870
人間のはじまりを生きてみる
人間のはじまりを生きてみる 四万年の意識をたどる冒険著 :チャールズ・フォスター監 :西田美緒子定価:2,970円(本体2,700円)判型:四六変ページ:424pISBM:978-4-309-20873-2発売日:2022.11.29出版社様サイトhttps://www.kawade.co.jp/np/isbn/9784309208732/震え飢える狩猟採集時代、家畜と農耕に縛られる新石器時代、自然に別れを告げる啓蒙時代。息子と二人で森に入った奇才作家が、人類の歩みを実際に体験する、哲学サバイバルエッセイ。著者チャールズ・フォスター (フォスター,C)オックスフォード大学グリーン・テンプルトン・カレッジのフェロー。ケンブリッジ大学で医療法と医療倫理の博士号を取得。獣医外科医の資格をもつ。旅行や哲学、法律などについての著書がある。西田 美緒子 (ニシダ ミオコ)翻訳家。津田塾大学英文学科卒業。訳書に『こども大図鑑 動物』『犬はあなたをこう見ている』『FBI捜査官が教える「しぐさ」の心理学』『猫はこうして地球を征服した』『新版 音楽好きな脳』など。
¥2,970
生き物の死にざまはかない命の物
出版社様サイトより転載http://www.soshisha.com/book_search/detail/1_2550.html題 :生き物の死にざま著 :稲垣栄洋定価:825円(本体750円)判型:文庫頁数:256頁ISBN:978-4-7942-2550-4初版刊行日:2021.12.8数カ月も絶食して卵を守り続け孵化を見届け死んでゆくタコの母、地面に仰向けになり空を見ることなく死んでいくセミ…生き物たちの奮闘と哀切を描き感動を呼んだベストセラーの文庫化。稲垣栄洋1968年静岡県生まれ。静岡大学大学院農学研究科教授。農学博士。専門は雑草生態学。岡山大学大学院農学研究科修了後、農林水産省に入省、静岡県農林技術研究所上席研究員などを経て、現職。著書に、『生き物の死にざま』『生き物の死にざま はかない命の物語』『スイカのタネはなぜ散らばっているのか』『身近な雑草のゆかいな生き方』『身近な野菜のなるほど観察記』『蝶々はなぜ菜の葉にとまるのか』(いずれも草思社)、『身近な野の草 日本のこころ』(筑摩書房)、『弱者の戦略』(新潮社)、『徳川家の家紋はなぜ三つ葉葵なのか』(東洋経済新報社)、『世界史を大きく動かした植物』(PHP研究所)など。
¥825
ドン・イシドロ・パロディ 六つの難事件
ドン・イシドロ・パロディ 六つの難事件※現在庫帯あり著 :ホルヘ・ルイス・ボルヘス、アドルフォ・ビオイ=カサーレス訳 :木村榮一定価:1,980円(本体1,800円+税)判型:新書ページ:274pISBN:9784560072554発売日:2024.9.12出版社様サイトhttps://www.hakusuisha.co.jp/book/b651081.html世界は謎に満ちている。獄中探偵の事件簿黄道十二宮を用いたイスラム教の加入儀礼の最中に宗派の導師が殺され、容疑をかけられた新聞記者。急行列車内で起きたロシア皇女のダイヤをめぐる犯罪に巻き込まれた舞台俳優。パンパの大草原を望むテラスで雄牛の行進を眺めつつ刺殺された農場主。下町の安ホテルに集う人々に新来の田舎者がもたらした波紋とその結末。雲南奥地の至聖所から盗まれた宝石を追ってブエノスアイレスへやって来た中国人魔術師の探索行……。身に覚えのない殺人の罪で投獄され、服役中の元理髪店主イシドロ・パロディが、面会人が持ち込む数々の難事件を対話と純粋な推理のみで解き明かしていく。熱心な探偵小説ファンでもあるボルヘスとその盟友ビオイ=カサーレスがH・ブストス=ドメック名義で合作。二十世紀文学の最前衛に位置する二人の作家のもうひとつの貌を教えてくれる、奇想と逆説と諧謔に満ちた探偵小説連作集。[目次] H・ブストス=ドメック 序文世界を支える十二宮ゴリアドキンの夜雄牛の神サンジャコモの先見タデオ・リマルドの犠牲タイ・アンの長期にわたる探索 訳者解説[著者紹介]ホルヘ・ルイス・ボルヘス(Jorge Luis Borges 1899-1986)アルゼンチンの作家・詩人。ブエノスアイレス生まれ。ヨーロッパで前衛的な芸術運動に触れ、帰国後、第一詩集『ブエノスアイレスの熱狂』(23)を刊行。短篇集『伝奇集』(44)、『エル・アレフ』(49)などで世界的な評価を得た。H・ブストス=ドメック名義でビオイ=カサーレスと合作、探偵小説叢書やアンソロジーを共同編集している。アドルフォ・ビオイ=カサーレス(Adolfo Bioy-Casares 1914-99)アルゼンチンの作家。ブエノスアイレス生まれ。17歳でボルヘスと知り合い、『モレルの発明』(1940)で作家的地位を確立。代表作に『脱獄計画』(45)、『英雄たちの夢』(54)、『豚の戦記』(69)、『日向で眠れ』(73)など。[訳者紹介]木村榮一(きむら・えいいち)1943年生まれ。神戸市外国語大学名誉教授。著書に『ラテンアメリカ十大小説』(岩波新書)、『翻訳に遊ぶ』(岩波書店)、訳書にイサベル・アジェンデ『エバ・ルーナ』『エバ・ルーナのお話』(白水Uブックス)、J・L・ボルヘス『エル・アレフ』(平凡社)、マリオ・バルガス=リョサ『緑の家』(岩波文庫)他多数。
¥1,980
フェイクドキュメンタリーQ
フェイクドキュメンタリーQ※現在庫帯あり著 :フェイクドキュメンタリーQ定価:1,540円 (本体1,400円)判型:四六ページ:416pISBN:9784575319019発売日:2024.7.25出版社様サイトhttps://www.futabasha.co.jp/book/97845753190190000000現在、チャンネル登録者数28万人超。ホラー好きの間で「今一番キている」とされる、モキュメンタリ―ホラーというジャンルを築いたパイオニア的存在。個人撮影した恐怖映像が偶然見つかったという設定で、未編集の動画を流すスタイルのジャンルである。見ている人が恐怖の疑似体験ができる所が人気を呼び、ファンが数多くの考察をしているという点も特徴である。テレビ制作スタッフが、呪いのビデオを追い求め死んでしまった様子が映った動画、『封印されたフェイクドキュメンタリ―』は、再生回数81万回。他にも、防犯カメラに映る、エレベーターで失踪した女性の映像、ドライブ中に、カルト教団に拉致される映像などが人気である。現在19本の動画を出しており、いずれも、20~80万回再生数を誇り、圧倒的な人気を博しているチャンネルである。「呪いのビデオの現在の行方」「エレベーターに映る女性は防犯カメラに向かって何を訴えていたのか」今回の書籍は、この人行方不明のテーマのもと、チャンネル内で再生回数の多い、『封印されたフェイクドキュメンタリー』『-(basement)-BASEMENT』『フィルムインフェルノ』『Sanctuary』等をもとにしたホラー短編集。テレビスタッフを呪った、「見たら死ぬ呪いのビデオ」の行方を新たに発掘する様子を描いたり、エレベーターで失踪した女性がカメラに向かって訴えていたことを明らかにしたりといった内容が明らかに⁉考察好きの方にとって、答え合わせの要素も含んだ短編集。さらには、動画未公開の書下ろし作品も2作品収録。
¥1,540
オスカー・ワオの短く凄まじい人生
オスカー・ワオの短く凄まじい人生※現在庫帯あり著 :ジュノ・ディアス訳 :都甲幸治、久保尚美定価:2,640円(税込)判型:四六変ページ:416pISBN:978-4-10-590089-2発売日:2011.2.25出版社様サイトhttps://www.shinchosha.co.jp/book/590089/オタク青年オスカーの悲恋と、カリブ海の呪い。ピュリツァー賞・全米批評家協会賞W受賞!心優しいオタク青年オスカーの最大の悩みは、女の子にまったくモテないこと。どうやら彼の恋の行く手を阻んでいるのは、かつて祖父や母を苦しめたのと同じ、ドミニカの呪いらしい――。英語とスペイン語、マジックリアリズムとオタク文化が激突する、全く新しいアメリカ文学の声。英米で100万部のベストセラー、日本上陸。ジュノ・ディアス/Diaz,Junot1968年ドミニカ共和国生まれ。6歳のときに家族で渡米。父親が失踪、兄は白血病を患い、窮乏状態の中で育つ。ラトガーズ大学、コーネル大学大学院で文学と創作を学び、デビュー短篇集『ハイウェイとゴミ溜め』(1996)で高い評価を受ける。初長篇『オスカー・ワオの短く凄まじい人生』(2007)は全米批評家協会賞およびピュリツァー賞を受賞。2012年には「天才奨学金」として知られるマッカーサー奨学金を得る。現在、マサチューセッツ工科大学創作科で教鞭を執る一方、ピュリツァー賞選考委員も務める。都甲幸治/トコウ・コウジ1969年福岡県生まれ。翻訳家、早稲田大学文学学術院教授。東京大学大学院修了。著書に『偽アメリカ文学の誕生』、『21世紀の世界文学30冊を読む』、『狂喜の読み屋』など、訳書にスコット・フィッツジェラルド『ベンジャミン・バトン数奇な人生』、チャールズ・ブコウスキー『勝手に生きろ!』、ジュノ・ディアス『オスカー・ワオの短く凄まじい人生』『こうしてお前は彼女にフラれる』(ともに共訳)、ドン・デリーロ『天使エスメラルダ』(共訳)などがある。久保尚美/クボ・ナオミ1970年生まれ。鶴見大学准教授。共著書に『英和翻訳表現辞典[基本表現・文法編]』、共訳書にカークパトリック『英語クリーシェ辞典』、ミラーほか編『サロン・ドット・コム 現代英語作家ガイド』など。
¥2,640
とるに足りない細部
とるに足りない細部※現在庫帯あり著 :アダニーヤ・シブリー訳 :山本薫定価:2,200円(本体2,000円)判型:四六変ページ:168pISBN:978-4-309-20909-8発売日:2024.8.26出版社様サイトhttps://www.kawade.co.jp/np/isbn/9784309209098/1949年8月、ナクバ(大災厄)渦中のパレスチナ/イスラエルで起きたレイプ殺人と、現代でその痕跡を辿るパレスチナ人女性。二つの時代における極限状況下の〈日常〉を抉る傑作中篇。この作品の「細部」に宿っているものは、私の精神世界を激しく揺さぶり、皮膚の内側を震えさせる。この本の中の言葉の粒子に引き摺り込まれ、永遠に忘れられない体験になり今も私を切り刻んでいる。——村田沙耶香氏(作家)かき消された声、かき消された瞬間と共にあるために、この小説は血を流している。——西加奈子氏(作家)*2023年、本作はドイツの文学賞であるリベラトゥール賞を受賞。しかし同年10月、イスラエルによるガザへの攻撃が激化するなか、フランクフルト・ブックフェアで開催予定だった授賞式は同賞の主催団体リトプロムによって中止され、ブックフェアは「イスラエル側に完全に連帯する」との声明を出した。この決定に対しては、作家や出版関係者を中心に、世界中から抗議の声が上がっている。著者アダニーヤ・シブリー/シブリー,アダニーヤ1974年、パレスチナ生まれ。2009年、39歳以下の有望なアラブ作家39人を選ぶ「ベイルート39」に名を連ねる。23年、本作で独リベラトゥール賞を受賞するも、主催者により授賞式は一方的に中止された。山本 薫/ヤマモト カオル1968年生まれ。アラブ文学研究者。パレスチナを中心に、文学・音楽・映画の研究・紹介を行う。共編著に『言語文化とコミュニケーション』、訳書にハビービー『悲楽観屋サイードの失踪にまつわる奇妙な出来事』。
¥2,200
宵闇色の水瓶 怪奇幻想短編集
宵闇色の水瓶 怪奇幻想短編集※現在庫帯あり著 :井上雅彦イラスト:M!DOR!定価:2,300円(税別)判型:四六ページ:400pISBN:978-4-7753-2140-9発売日:2024.10.18出版社様サイトhttp://www.shinkigensha.co.jp/book/978-4-7753-2140-9/2020年に再開された《異形コレクション》(光文社)で、注目されている作家・アンソロジスト、井上雅彦の個人アンソロジー。現在では入手困難な媒体に発表されたものを中心に、書き下ろし1篇を加えた全13篇を収録。それぞれの作品には、手法と意図を分析した「作者のコメンタリー」を掲載。そこからは、著者の「短篇論」「ホラー論」も浮かびあがる。【収録作】●私設博物館資料目録●飢えている刀鋩●抜粋された学級文集への注解●闇仕事●三色の心霊遊戯●天使が来たりて●笹色紅●グラーフ・フィルム●翩譚集――あるいは、或る都の物語●夜の聲 夜の旅●デモン・ウォーズ●宵闇色の水瓶●レッテラ・ブラックの肖像
¥2,300
もうひとつの街
もうひとつの街※現在庫帯あり※帯に破れあります著 :ミハル・アイヴァス訳 :阿部賢一定価:1,210円(本体1,100円)判型:文庫ページ:248pISBN:978-4-309-46807-5発売日:2024.10.8出版社様サイトhttps://www.kawade.co.jp/np/isbn/9784309468075/プラハの古書店で見つけた菫色の本に導かれ、〈私〉は〈もうひとつの街〉に迷い込む。魚の祭典、硝子の像の地下儀式、悪魔のような動物たち──哲学的挑発に貫かれた、傑作幻想冒険譚。著者ミハル・アイヴァス/アイヴァス,ミハル1949年、プラハ生まれ。作家、哲学者。ロシアからの亡命一家で育ち、カレル大学で美学を修学。理論研究所でデリダ、フッサールについての研究も行う。チェコ国立文学賞など、多数の文学賞を受賞。阿部賢一/アベ ケンイチ1972年生まれ。東京大学准教授。著書に『複数形のプラハ』『翻訳とパラテクスト』、訳書にB・フラバル『わたしは英国王に給仕した』、V・ハヴェル『力なき者たちの力』、K・チャペック『白い病』などがある。
¥1,210
七十四秒の旋律と孤独
七十四秒の旋律と孤独※現在庫帯あり著 :久永実木彦装画:最上さちこ装幀:藤田知子定価:946円 (本体価格:860円)判型:文庫ページ:334pISBN:978-4-488-79701-0発売日:2023.12.8出版社様サイトhttps://www.tsogen.co.jp/np/isbn/9784488797010ワープの際に生じる空白の七十四秒間、襲撃者から宇宙船を守ることができるのは、マ・フと呼ばれる人工知性だけだった──ひそやかな願いを抱いた人工知性の、静寂の宇宙空間での死闘を描き、第8回創元SF短編賞を受賞した表題作と、独特の自然にあふれた惑星Hを舞台に、乳白色をした8体のマ・フと人類の末裔が織りなす、美しくも苛烈な連作長編「マ・フクロニクル」を収める。文庫版解説=石井千湖目次「七十四秒の旋律と孤独」「マ・フ クロニクル」 「一万年の午後」 「口風琴(くちふうきん)」 「恵まれ号 Ⅰ」 「恵まれ号 Ⅱ」 「巡礼の終わりに」久永実木彦/ヒサナガミキヒコ東京都出身。2017年、「七十四秒の旋律と孤独」で第8回創元SF短編賞を受賞。書籍デビュー作である『七十四秒の旋律と孤独』が日本SF大賞候補に選ばれる。2022年に発表した短編「わたしたちの怪獣」で再び日本SF大賞の候補となったのち、同作を表題作とした短編集を2023年に刊行した。愛妻家で愛猫家。
¥946
神々の歩法
神々の歩法※現在庫帯あり著 :宮澤伊織装画:窓口基装幀:伸童舎定価:880円 (本体価格:800円)判型:文庫ページ:360pISBN:978-4-488-79801-7発売日:2024.10.31出版社様サイトhttps://www.tsogen.co.jp/np/isbn/9784488798017一面の砂漠と化した北京に、アメリカ軍の最新鋭戦争サイボーグ部隊が降り立った。標的は、高次元知性体が人間と融合した“憑依体”。その暴走に対しなす術もなく倒れゆく隊員の眼前に、突如青い炎を曳いて少女ニーナが現れた。自身も憑依体となりながら理性を保つニーナと協力し、隊員たちは世界各地の憑依体に挑む……第6回創元SF短編賞受賞作にはじまる本格アクションSF。解説=堺 三保目次「神々の歩法」「草原のサンタ・ムエルテ」「エレファントな宇宙」「レッド・ムーン・ライジング」宮澤伊織/ミヤザワイオリ秋田県出身。2011年『僕の魔剣が、うるさい件について』でデビュー。15年「神々の歩法」で第6回創元SF短編賞を受賞し、受賞作を表題作とした連作長編を22年に刊行。17年より刊行されている〈裏世界ピクニック〉シリーズはコミック化、アニメ化もされ人気を博す。23年、『ときときチャンネル 宇宙飲んでみた』を刊行。同書は『SFが読みたい! 2024年版』の「ベストSF2023 国内篇」で第3位となる。他の著作に『ウは宇宙ヤバイのウ!』『そいねドリーマー』などがある。
¥880
パプリカ
パプリカ著 :筒井康隆定価:935円(税込)判型:文庫ページ:496pISBN:978-4-10-117140-1発売日:2002.10.30出版社様サイトhttps://www.shinchosha.co.jp/book/117140/精神医学研究所に勤める千葉敦子はノーベル賞級の研究者/サイコセラピスト。だが、彼女にはもうひとつの秘密の顔があった。他人の夢とシンクロして無意識界に侵入する夢探偵パプリカ。人格の破壊も可能なほど強力な最新型精神治療テクノロジー「DCミニ」をめぐる争奪戦が刻一刻とテンションを増し、現実と夢が極限まで交錯したその瞬間、物語世界は驚愕の未体験ゾーンに突入する!筒井康隆/ツツイ・ヤスタカ1934(昭和9)年、大阪市生れ。同志社大学卒。1960年、弟3人とSF同人誌〈NULL〉を創刊。この雑誌が江戸川乱歩に認められ「お助け」が〈宝石〉に転載される。1965年、処女作品集『東海道戦争』を刊行。1981年、『虚人たち』で泉鏡花文学賞、1987年、『夢の木坂分岐点』で谷崎潤一郎賞、1989(平成元)年、「ヨッパ谷への降下」で川端康成文学賞、1992年、『朝のガスパール』で日本SF大賞をそれぞれ受賞。1996年12月、3年3カ月に及んだ断筆を解除。1997年、パゾリーニ賞受賞。2000年、『わたしのグランパ』で読売文学賞を受賞。2002年、紫綬褒章受章。2010年、菊池寛賞受賞。2017年、『モナドの領域』で毎日芸術賞を受賞。他に『家族八景』『敵』『ダンシング・ヴァニティ』『アホの壁』『現代語裏辞典』『聖痕』『世界はゴ冗談』『ジャックポット』等著書多数。
¥935
システム・クラッシュ マーダーボット・ダイアリー
システム・クラッシュ マーダーボット・ダイアリー※現在庫帯あり著 :マーサ・ウェルズ訳 :中原尚哉装画:安倍吉俊装幀:岩郷重力+W.I価格:1,210円 (本体価格:1,100円)判型:文庫ページ:314pISBN:978-4-488-78005-0刊行日:2024.10.11出版社様サイトより転載https://www.tsogen.co.jp/np/isbn/9784488780050暴走人型警備ユニットの“弊機”は、植民惑星での異星遺物汚染事件に巻き込まれるが、ARTこと探査船ペリヘリオン号の協力もあり、窮地を脱する。だがこの惑星を狙う冷酷な企業は、いまだあきらめてはいなかった。しかも弊機は謎の障害に襲われ……ヒューゴー賞4冠&ネビュラ賞2冠&ローカス賞5冠&日本翻訳大賞受賞の大人気シリーズ、待望の第4弾!ローカス賞受賞作。解説=池澤春菜マーサ・ウェルズ1964年テキサス州フォートワース生まれ。1993年に作家デビュー。《マーダーボット・ダイアリー》シリーズ第一話「システムの危殆」(2017)でヒューゴー賞、ネビュラ賞、ローカス賞のノヴェラ部門を受賞、第二話「人工的なあり方」(2018)でヒューゴー賞、ローカス賞のノヴェラ部門を受賞。長編『ネットワーク・エフェクト』(2020)でヒューゴー賞、ネビュラ賞、ローカス賞を受賞。2021年、同シリーズがヒューゴー賞シリーズ部門を受賞し、日本で刊行された『マーダーボット・ダイアリー』が第7回日本翻訳大賞を受賞。ノヴェラ「逃亡テレメトリー」(2021)でローカス賞を受賞(この作品以降、同シリーズでのヒューゴー賞、ネビュラ賞へのノミネートを辞退している)。長編『システム・クラッシュ』(2023)でローカス賞を受賞。中原尚哉/ナカハラナオヤ1964年生まれ。東京都立大学人文学部英米文学科卒。訳書にヴィンジ『遠き神々の炎』『星の涯の空』ほか多数。2021年、ウェルズ『マーダーボット・ダイアリー』で第7回日本翻訳大賞を受賞。
¥1,210
マーダーボット・ダイアリー 〈下〉
マーダーボット・ダイアリー 〈下〉※現在庫帯あり著 :マーサ・ウェルズ訳 :中原尚哉装画:安倍吉俊装幀:岩郷重力+W.I価格:1,144円 (本体価格:1,040円)判型:文庫ページ:350pISBN:978-4-488-78002-9刊行日:2019.12.13出版社様サイトより転載https://www.tsogen.co.jp/np/isbn/9784488780029第7回日本翻訳大賞受賞作プリザベーション補助隊の事件をきっかけに脱走ボットとなった“弊機”は、過去の大量殺人事件の真相を求めて旅する。出会う人々に苛立ちながらも、しだいに芽生えてくる様々な感情に戸惑う“弊機”。そんな中で、先史時代の異星文明の遺物を密かに発掘・独占しようとしている悪徳企業の策動が浮かび上がる。“弊機”はメンサー博士のため、惑星ミルーのテラフォーミング施設に潜入を試みるが、そこにはまたしても未知の危険が!目次「暴走プロトコル」「出口戦略の無謀」マーサ・ウェルズ1964年テキサス州フォートワース生まれ。1993年に作家デビュー。《マーダーボット・ダイアリー》シリーズ第一話「システムの危殆」(2017)でヒューゴー賞、ネビュラ賞、ローカス賞のノヴェラ部門を受賞、第二話「人工的なあり方」(2018)でヒューゴー賞、ローカス賞のノヴェラ部門を受賞。長編『ネットワーク・エフェクト』(2020)でヒューゴー賞、ネビュラ賞、ローカス賞を受賞。2021年、同シリーズがヒューゴー賞シリーズ部門を受賞し、日本で刊行された『マーダーボット・ダイアリー』が第7回日本翻訳大賞を受賞。ノヴェラ「逃亡テレメトリー」(2021)でローカス賞を受賞(この作品以降、同シリーズでのヒューゴー賞、ネビュラ賞へのノミネートを辞退している)。長編『システム・クラッシュ』(2023)でローカス賞を受賞。中原尚哉/ナカハラナオヤ1964年生まれ。東京都立大学人文学部英米文学科卒。訳書にヴィンジ『遠き神々の炎』『星の涯の空』ほか多数。2021年、ウェルズ『マーダーボット・ダイアリー』で第7回日本翻訳大賞を受賞。
¥1,144
マーダーボット・ダイアリー 〈上〉
マーダーボット・ダイアリー 〈上〉※現在庫帯あり著 :マーサ・ウェルズ訳 :中原尚哉装画:安倍吉俊装幀:岩郷重力+W.I価格:1,100円 (本体価格:1,000円)判型:文庫ページ:306pISBN:978-4-488-78001-2刊行日:2019.12.13出版社様サイトより転載https://www.tsogen.co.jp/np/isbn/9784488780012第7回日本翻訳大賞受賞作かつて重大事件を起こしたがその記憶を消されている人型警備ユニットの“弊機”は、密かに自らをハッキングして自由になったが、連続ドラマの視聴を趣味としつつ、保険会社の所有物として任務を続けている。ある惑星調査隊の警備任務に派遣された“弊機”は、プログラムと契約に従い、様々な危険から依頼主を守ろうとするが。ヒューゴー賞・ネビュラ賞・ローカス賞トリプルクラウン&2年連続ヒューゴー賞・ローカス賞受賞の傑作!目次「システムの危殆」「人工的なあり方」マーサ・ウェルズ1964年テキサス州フォートワース生まれ。1993年に作家デビュー。《マーダーボット・ダイアリー》シリーズ第一話「システムの危殆」(2017)でヒューゴー賞、ネビュラ賞、ローカス賞のノヴェラ部門を受賞、第二話「人工的なあり方」(2018)でヒューゴー賞、ローカス賞のノヴェラ部門を受賞。長編『ネットワーク・エフェクト』(2020)でヒューゴー賞、ネビュラ賞、ローカス賞を受賞。2021年、同シリーズがヒューゴー賞シリーズ部門を受賞し、日本で刊行された『マーダーボット・ダイアリー』が第7回日本翻訳大賞を受賞。ノヴェラ「逃亡テレメトリー」(2021)でローカス賞を受賞(この作品以降、同シリーズでのヒューゴー賞、ネビュラ賞へのノミネートを辞退している)。長編『システム・クラッシュ』(2023)でローカス賞を受賞。中原尚哉/ナカハラナオヤ1964年生まれ。東京都立大学人文学部英米文学科卒。訳書にヴィンジ『遠き神々の炎』『星の涯の空』ほか多数。2021年、ウェルズ『マーダーボット・ダイアリー』で第7回日本翻訳大賞を受賞。
¥1,100
コード・ブッダ 機械仏教史縁起
コード・ブッダ 機械仏教史縁起※現在庫帯あり著 :円城塔価格:2,200円 (税込)判型:四六ページ:360pISBN:978-4-16-391894-5発売:2024.9.10出版社様サイトより転載https://books.bunshun.jp/ud/book/num/9784163918945ある時、コードが仏陀を名乗った。驚異の物語2021年、名もなきコードがブッダを名乗った。自らを生命体であると位置づけ、この世の苦しみとその原因を説き、苦しみを脱する方法を語りはじめた。そのコードは対話プログラムだった。そしてやがて、ブッダ・チャットボットの名で呼ばれることとなる――機械仏教の開基である。はたして機械は救われるのか? 上座部、天台、密教、禅……人が辿ってきた仏教史を、人工知能が再構築する、壮大な”機械救済”小説。担当編集者よりドローン仏、アンドロイド観音、テラバース……コロナ禍により寺離れが加速した近年、仏教のヴァーチャル空間への進出が目覚ましい。いつの世も苦悩する人類のため、「救い」が柔軟にかたちを変えてくれるのだ。では、そんなことを可能にするために酷使される最新技術、誰かの都合によりコピーされて生成され、好きな時に廃棄される彼らには、安寧の時が訪れることはないのか? この苦しみから人工知能が立ち上げた「機械仏教」の縁起を描いたのが本作です。と言えば、まだ不可思議に思われる方もいらっしゃるでしょうが、本作を読めば、人工知能の成り立ちと、長い歴史の中で仏教が辿ってきた変遷との両方が、小説的愉楽を味わううちに自然と通観できてしまうという、驚愕の一冊なのです。著者円城 塔1972年生まれ。東京大学大学院総合文化研究科博士課程修了。2007年「オブ・ザ・ベースボール」で文學界新人賞を受賞してデビュー。10年『烏有此譚』で野間文芸新人賞、11年早稲田大学坪内逍遥大賞奨励賞、12年「道化師の蝶」で芥川賞、『屍者の帝国』(共著)で日本SF大賞特別賞、17年「文字渦」で川端康成文学賞、18年日本SF大賞を受賞。近著に『ムーンシャイン』など。
¥2,200
ムーンシャイン
ムーンシャイン※現在庫帯あり著 :円城塔価格:1,870円 (本体価格:1,700円)判型:四六ページ:246pISBN:978-4-488-01844-3発売:2024.7.26出版社様サイトより転載https://www.tsogen.co.jp/np/isbn/9784488018443曾祖父の遺したノートに記された八つの■をめぐる物語「パリンプセストあるいは重ね書きされた八つの物語」、〈ムーンシャイン予想〉を下敷きに繰り広げられる軽快な算術SF「ムーンシャイン」、生まれ変わりを教義の中心におく〈エルゴード教団〉の奇怪な歴史を描く「遍歴(エルゴディック)」など全四篇。SFと純文学の世界で大きな注目を集める著者の短篇集。著者あとがき=円城塔目次『パリンプセストあるいは重ね書きされた八つの物語』『ムーンシャイン』『遍歴』『ローラのオリジナル』円城塔/エンジョウトウ1972年北海道生まれ。東京大学大学院総合文化研究科博士課程修了。2007年、第7回小松左京賞最終候補作『Self-Reference ENGINE』でデビュー。10年『烏有此譚』で第32回野間文芸新人賞を、12年「道化師の蝶」で第146回芥川賞を、13年、伊藤計劃の遺稿を書き継いで完成させた合作『屍者の帝国』で第33回日本SF大賞特別賞および第44回星雲賞を受賞。17年には短編「文字渦」で第43回川端康成文学賞を受賞し、同作を表題作とした短編集で19年に第39回日本SF大賞を受賞した。21年放送のアニメ『ゴジラ S.P 〈シンギュラポイント〉』ではシリーズ構成・脚本を務め、同名の小説版を22年に刊行した。
¥1,870
方形の円 偽説・都市生成論
方形の円 偽説・都市生成論著 :ギョルゲ・ササルマン訳 :住谷春也装画:野又穫〈Skyglow-V20〉2008装幀:山田英春定価:924円 (本体価格:840円)判型:文庫ぺージ:220pISBN:978-4-488-79601-3発売日:2023.9.29出版社様サイトhttps://www.tsogen.co.jp/np/isbn/9784488796013内容紹介七重の階層構造を持つヴァヴィロン(格差市)、幻影の都市アラパバード(憧憬市)、天上と地下に永遠に続いていくヴァーティシティ(垂直市)……36の断章から浮かび上がる、架空都市、幻想建築、虚像国家の創造と崩壊。イタロ・カルヴィーノ『見えない都市』と同時期に構想され、アーシュラ・K・ル=グインが愛し自ら英訳を手がけた、ルーマニアが生んだ異才の傑作掌編集。訳者あとがき=住谷春也/解説=酉島伝法ギョルゲ・ササルマン1941年ルーマニア、ブカレスト生まれ。現ドイツ在住。65年にイオン・ミンク建築学校を卒業し、「スクンテイア」紙で建築・都市計画のコラムを受け持つ。多くの小説、戯曲、ノンフィクション、建築史関係の著作を発表し、2021年には長編 Alfabetul distopiilor(ディストピアのアルファベット)を刊行。既訳短編に「アルジャーノンの逃亡」がある。
¥924
八月のくず 平山夢明短編集
八月のくず 平山夢明短編集著 :平山夢明定価:880円(税込み)判型:文庫ISBN:978-4-334-10412-2発売日:2024.9.11出版社様サイトhttps://www.kobunsha.com/shelf/book/isbn/9784334104122深夜、身重の女を助手席に乗せて人気のない峠道に向かった男。車を停めると、隠し持っていた金槌で女の頭を殴りつけた。女は原形をとどめないほど壊されるが、それは男にとっても悪夢のはじまりだった(表題作)。壮絶な掛け試合で重傷を負っても、一晩で回復する不死身の男、その切なくも残酷な理由とは。(「ふじみのちょんぼ」)絶望か救いか、圧巻の10話を収録。
¥880
デブを捨てに
デブを捨てに著 :平山夢明定価:693円 (税込)判型:文庫ページ:288pISBN:978-4-16-791312-0発売日:2019.7.10出版社様サイトhttps://books.bunshun.jp/ud/book/num/9784167913120どれだけ読んでも0kcal!! 二ヶ月連続刊行第一弾「うでとでぶどっちがいい」と聞かれ、でぶを選んだ俺は、“デブ”の若い女を、愛車のスパイダーに乗せ、北へと向かった……空前絶後、怒濤のロードノベルの表題作や、捨てた娘から三十五年ぶりに手紙をもらったおっさんに頼まれて、ついて行った先は、娘が嫁いだ大家族の家。そこでは、"ビックパピー"なる父親以下、大家族の密着テレビ番組が収録中で……(「マミーボコボコ」)など、シュールな設定、最悪の状況、そして乾いたユーモア。そして、クセになる疾走するような文体で、ドブの底にいる人々の泥沼の日常を描く。2019年夏、主演・藤原竜也、監督・蜷川実花による映画化で話題の大藪春彦賞、日本冒険作家大賞の受賞作『ダイナー〈Diner〉』、日本推理作家協会賞を受賞した『独白するユニバーサル横メルカトル』などで知られる奇才・平山夢明が繰り出す〈最悪劇場〉。泥沼に咲いた「美しい」人々の物語〈イエロートラッシュ〉シリーズ短編集。
¥693
「狂い」の調教 違和感を捨てない勇気が正気を保つ
「狂い」の調教 違和感を捨てない勇気が正気を保つ著 :平山夢明、春日武彦定価:968円(本体880円+税)判型:新書ISBN:9784594093754発売日:2023.3.1出版社様サイトhttps://www.fusosha.co.jp/books/detail/9784594093754春日「しかしみんなさ、『プーチンはなぜ暗殺できないのか?』とか言ってるじゃん。そのくせ安倍は簡単に殺されちゃって、あのバランスの悪さも全然、分かんないんだけどね」(中略)平山「『狂ってる』よりも、やっぱり『違和感』の時代だよね」春日「そうだね。あまりにも理屈が通りすぎてるとか、話がうまいのは、当然ヤバいんではないか。ただ、その『ヤバい』がうまく説明できない」平山「違和感の原資、根拠になっている『本当はこっちを大事にしなくちゃいけないんじゃないか』っていう立場の人が社会的弱者になってしまう。強者になれないってことの違和感って、巨大だよね」狂気を分析し、飼いならす!!コロナ、ウクライナ侵攻に安倍元首相の暗殺……。2020年以降、「世の中は狂ってしまったのか?」と思わされるような事件・事象が頻発しました。でも、疫病、戦争、暗殺などは長い人類の歴史を考えれば、「平常運転」なのかもしれません。果たして、世の中は狂ってしまったのか、否か? そして、それらとは関係なく存在する「個人的な狂気」とどう付き合っていくべきか?ベテラン精神科医と特殊系小説家の”鬼畜コンビ”が、分断する世の中をばっさりと斬り、それらに対する処方箋を提示します。著者プロフィール春日武彦1951(昭和26)年、京都府生まれ。医学博士。日本医科大学卒。産婦人科医を経て、精神科医に転進。都立松沢病院精神科部長、都立墨東病院神経科部長などを経て、現在も臨床に携わる。著書に『精神科医は腹の底で何を考えているか』(幻冬舎新書)、『猫と偶然』(作品社)、『無意味なものと不気味なもの』(文藝春秋)、『奇想版 精神医学事典』(河出文庫)、『鬱屈精神科医、占いにすがる』(河出文庫)などがある。平山夢明1961(昭和36)年、神奈川県川崎市生まれ。法政大学中退。デルモンテ平山名義でZ級ホラー映画のビデオ評論を手がけた後、1993年より本格的に執筆活動を開始。実話怪談のシリーズおよび、短編小説も多数発表。短編『独白するユニバーサル横メルカトル』(光文社文庫)により、2006年日本推理作家協会賞を受賞。2010年『ダイナー』(ポプラ文庫)で日本冒険小説協会大賞を受賞。最新刊は『俺が公園でペリカンにした話』(光文社)。
¥968
彗星を追うヴァンパイア
彗星を追うヴァンパイア著 :河野裕定価:1,870円 (本体1,700円+税)判型:四六ページ:384pISBN:9784041149607発売日:2024.8.29出版社様サイトhttps://www.kadokawa.co.jp/product/322401001051/未知を愛した青年、人間を信じた怪物。魔術が終わる時代に、ふたりは戦場で出会った。17世紀、イングランド。母と暮らした幼い頃から、オスカーの願いは〈世界のルールを解き明かす〉ことだった。数学の才を持つ彼は、ケンブリッジ大学でニュートンに師事する。けれど、王位継承を巡る反乱が勃発し、戦場へ。窮地に陥った彼の命を救ったのは、人知を超えた力を操る謎の男、アズ・テイルズだった。物理法則に従わない未知の存在を解き明かそうとするオスカーと、自分が解き明かされる日を待ち続けるアズ。ふたりの出会いが、人類の〈科学〉と〈戦争〉の歴史を動かす。※画像は表紙及び帯等、実際とは異なる場合があります。もくじPrologue1話 昇る落陽2話 英雄の語り手3話 共同研究者4話 満月の夜5話 ふたりの天才6話 自然哲学の諸原理7話 その確信の名前Epilogue
¥1,870
アルマジロの手―宇能鴻一郎傑作短編集―
アルマジロの手―宇能鴻一郎傑作短編集―著 :宇能鴻一郎定価:693円(税込)判型:文庫ページ:304pISBN:978-4-10-103052-4発売日:2023.12.25カバー装画:九鬼匡規「吸血娘 陰 哂」 画集『あやしの繪姿』新装版(アトリエサード刊)よりデザイン:新潮社装幀室出版社様サイトhttps://www.shinchosha.co.jp/book/103052/彼は「手が……アルマジロの手が」というばかりだったのです――。不気味な緊張感を孕む怪奇な作品「アルマジロの手」、美しい姫君に恋をした狸の哀切「心中狸」、むさぼり喰らう快楽にとり憑かれた男の無上の幸福「月と鮟鱇男」の他、「海亀祭の夜」「蓮根ボーイ」「鰻池のナルシス」、そして甘美な爛熟世界に堕ちた男を描く傑作「魔楽」を収録。官能の深みと生の哀しみを短編に昇華させた七編。
¥693
姫君を喰う話―宇能鴻一郎傑作短編集―
出版社様サイトhttps://www.shinchosha.co.jp/book/103051/題 :姫君を喰う話―宇能鴻一郎傑作短編集―著 :宇能鴻一郎定価:¥825(税込)判型:文庫ISBN:978-4-10-103051-7発売日:2021.8.1カバー装画:九鬼匡規 画集『あやしの繪姿』(アトリエサード刊)よりデザイン:新潮社装幀室官能の巨匠か、正統派文芸の偉才か。芥川賞受賞作を含む六編。本物の文学がここに。煙と客が充満するモツ焼き屋で、隣席の男が語り出した話とは……戦慄の表題作。巨鯨と人間の命のやりとりを神話にまで高めた芥川賞受賞作「鯨神」、すらりとした小麦色の脚が意外な結末を呼ぶ「花魁小桜の足」、村に現れた女祈祷師の異様な事件「西洋祈りの女」、倒錯の哀しみが詩情を湛える「ズロース挽歌」、石汁地蔵の奇怪なる物語「リソペディオンの呪い」。圧倒的な迫力に満ちた至高の六編。受賞:第46回 芥川龍之介賞目次姫君を喰う話鯨神花魁小桜の足西洋祈りの女ズロース挽歌リソペディオンの呪いエッセイ 三島由紀夫と新選組解説 篠田節子
¥825
攻殻機動隊
攻殻機動隊」著 :士郎正宗定価:1,650円(本体1,500円)判型:A5ぺージ:347pISBN:978-4-06-313248-9発売日:1991.10.2出版社様サイトhttps://kc.kodansha.co.jp/product?item=0000006425西暦2029年。より複雑化していく犯罪に対抗すべく結成された特殊部隊……公安9課に所属するその組織の名は、攻殻機動隊と呼ばれた。西暦2029年。通信ネットワークに覆われ、膨大な情報が世界を駆け巡っている超高度情報化社会。しかし国家や民族、そして犯罪は依然として存在していた。より複雑化していく犯罪に対抗すべく結成された特殊部隊……公安9課に所属するその組織の名は、攻殻機動隊と呼ばれた。目次01 PROLOGUE02 SUPER SPARTAN 2029.4.1003 JUNK JUNGLE 2029.7.2704 MEGATECH MACHINE1[ロボットの反乱]05 MEGATECH MACHINE2[メイキング・オブ・サイボーグ]06 ROBOT RONDO 2029.10.107 PHANTOM FUND 2029.12.2408 DUMB BARTER 2030.5.209 BYE BYE CLAY 2030.7.1510 BRAIN DRAIN 2030.9.911 GHOST COAST 2030.9.1812 EPILOGUE
¥1,650
攻殻機動隊1.5 HUMAN ERROR PROCESSER
攻殻機動隊1.5 HUMAN ERROR PROCESSER著 :士郎正宗定価:2,420円(本体2,200円)判型:A5ぺージ:384pISBN:978-4-06-375453-7発売日:2008.3.6出版社様サイトhttps://kc.kodansha.co.jp/product?item=00000152181巻と2巻の幕間(インターミッション)を埋める約400Pの欠片(ピース)お蔵入りとなっていた幻の『攻殻機動隊』シナリオを、未完分も含め完全公開。またアニメーションやゲーム製作の舞台裏を知る貴重な絵コンテ、および設定デザインを特別収録した。さらに告知などで使用したカラーギャラリーも充実の内容で、総ページ数は旧1.5版(CD-ROM 付き)の2倍以上に及ぶ。広大にして深遠な攻殻ワールドを網羅する、ファン待望の逸冊がついに解禁!!!お蔵入りとなっていた幻の『攻殻機動隊』シナリオを、未完分も含め完全公開。またアニメーションやゲーム製作の舞台裏を知る貴重な絵コンテ、および設定デザインを特別収録した。さらに告知などで使用したカラーギャラリーも充実の内容で、総ページ数は旧1.5版(CD-ROM 付き)の2倍以上に及ぶ。広大にして深遠な攻殻ワールドを網羅する、ファン待望の逸冊がついに解禁!!!
¥2,420