これほど違和感のないアニメ化も珍しい 「夜は短し歩けよ乙女」見た
夜は短し歩けよ乙女(2017年製作の映画)
鑑賞:2019/10/ 28、記事公開:2021/1/18
監督:湯浅政明、脚本:上田誠、原作:森見登美彦
人気者森見登美彦の原作はもちろん面白いし、アニメの「四畳半〜」も面白かったので気になっていたけど、あんまり話を聞かないので後回しになってた。けどたまたま鑑賞。
原作はもう覚えてないけど、映画は楽しかった。
ノリはテレビアニメ「四畳半神話大系」の方向性。スタッフも一緒だし。湯浅政明監督は確実に何かを掴んでいる気がする。これほど違和感のないアニメ化も珍しい。これを見た後では、小説とアニメのどっちが原作かわからなくなってくる。あの表紙の絵がまんま動いているのもいい橋渡しになっている気がする。
あんまりにもたくさんのアイデアがこれでもかとばかりに詰め込まれていてただただ関心。
くるくると動く画面が気持ちいいことこの上ない。
原作からいくつか変更整理はされているけど、違和感は無し。ボリュームはたっぷりだけども90分。テンポもいいし密度も高い。脚本も相当なものでは?
才能ってすごい。
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