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就活で吃音を味方につける

人生一大イベントといっても過言ではない「就活」

ただでさえ大変なのに、吃音者は「吃音」であることが本人のプレッシャーになって修羅場が待っているような感覚に襲われます。

今回は今まさにその「修羅場」に挑んでいる就活生に私自身の経験から
皆様の役に立ちそうなことをシェアしたいと思います。

■吃音を利用する

私は就活でネックになると考えていた吃音を逆に利用しました。
具体的には・・・

・吃音であることを正直に伝えた。
→正直に伝えました。吃音であることを。なぜ伝えたのかというと、
これから何十年と働いていくかもしれない会社に自分一人で抱え込んでしまう悩みを背負ったまま生きていくのは無理だと感じたからです。

やっぱり伝えることに抵抗がなかったかと言われたら嘘になりますが、よくよく考えてみると、友達や家族のように親しい人に打ち明けるよりは、断然マシだと感じました。(実際私は親にもまだ話していません。)

吃音であることを伝えると同時に、吃音への向き合い方や、考え方なんかを面接で話しました。おそらくですが、ありきたりなことを言う就活生よりはずっと印象に残ると思います。

たとえそれが良くない方の印象だとしても、個人的にはこういう病気を理解してくれない会社なんて入らないほうがいいと割り切りました。

実際、ある企業の面接官に面接後、

「吃音って言われなければわからないよ。緊張しているだけかと思った。言わないほうがいいよ。吃音って」と言われ、

私は、「でもそれを理由に落とされるような会社には入りたくないです。」ときっぱり言ってやりました。

この度胸がウケたのかその会社には内定を頂きました。蹴りましたが・・・

しかし今働いている企業の面接では、困難(吃音)に対して立ち向かえる人材だという点を評価され、無事に内定をいただけました。

このように、吃音は就活において十分すぎる武器になりえるのだと身をもって実感しました。



サポートして頂いた8割をマーケティングと、よりよい記事の作成のため、勉強に使わせていただきます。2割を吃音のために使いたいのですが、どこか機関をご存じの方教えていただけると幸いです。