【心がスッと楽になる】吃音の向き合い方について社会人4年目が考えてみた
私が吃音だと気づいたのは中学1年生の時でした。ハッキリとは覚えていないけど、いつからか
「頭では言葉が思い浮かんでいるのに声に出ない」
「言葉が吃る」
本当にショックでした。その頃はまだ「吃音」という言葉について知りませんでした。
中学2年生になったときに、家のパソコンで「声でない」で検索🔎し、
そこで初めて、「あ、吃音かも」と知ったのでした。私は難発性みたいです。
吃音(きつおん)とは?↓
https://www.kitsuon-portal.jp/teacher/what.html
私は吃音障害の中ではおそらく軽いほうだと思いますが、それでも辛い場面は山ほどあります。
今日はそんな吃音との向き合い方を自分なりに考えてみました。
1. 全てを吃音のせいにしない
初っ端から厳しい言葉に聞こえますが、これに最近気付いてからは、吃音に対して客観的に見れるようになり、恐怖が明らかに減りました。
この考え方は私自身も強く意識するようにしています。
例えば、「電話対応で製品のことについてうまく回答できなかった、、、」という経験をすると
実際は、"製品の知識が十分ではなくてうまく回答できなかった"という真実が、「きっと吃音だから声も小さくなって、しどろもどろな回答だったんだ」と勝手に頭の中で変換されてしまう可能性があります。
皆さんも、うまくいかなかったことや、落ち込んだことを思い出してみて
"吃音じゃなかったら本当にうまくいってた?"
と、心に聞いてみてください。
案外、吃音以前に単なる努力不足であったり、知らなかっただけ。みたいな事例があるかもしれません。
ここで言いたいのは、何かうまくいかなかったら、一旦落ち着いて振り返り、吃音のせいじゃなかったら、落ち込みのベクトルを吃音ではなく、根本原因に向けるということです。
私はこれに気づいてから、客観的に自分を見れるようになり、不安のコントロールができるようになり心が楽になりました。
もちろん私も吃音で毎日不安ですし、強い人間ではありません。だからそこ、吃音が目立たなくなるくらいに努力することが大事じゃないかなと思います。
2.思いをアウトプットする
これも大切なことです。私の場合は妻に吃音のことをカミングアウトしていますから、その人の前だけでも普段より気にせず話すことができますし、不安なことや落ち込んだことがあったら相談しています。(もちろん一方的に話しているだけでなく、妻の相談にも乗っていますよ(笑))
周りに言えない人は、日記をつける。今の思いを忖度なしで紙に書く。スマホのメモ帳に書いて削除するなど、とにかくアウトプットすることです。アウトプットすることでかなり心が落ち着きスッキリしますよ!騙されたと思って一度やってみてください。
3. 何かに熱中する
人は考える時間があればあるほど、色んな事を考えます。言い換えると、暇だとポジティブな感情にもネガティブな感情にもなる時間が増えるということです。
皆さんも経験ある方思いますが、好きなゲームをしている時や、歌を歌っている時に、悩み事を考えますか?考えませんよね?
これと同じで、吃音のことで頭が一杯なら趣味や、勉強など、とにかく熱中出来ることを持つことです。
私の場合、筋トレにハマっています。あとはこうやって文章を書くことにも熱中しています。
吃音に対しては常に不安ですが、こうやって何かに没頭している時間だけは吃音を忘れられます。
それにストレス発散にもなるので、まだ何も趣味持っていない人は、是非何か見つけてみてください!
まとめ
吃音は明確な治療法が確立されておらず、よく分からない部分も多い障害です。(障害かすらも分かりませんが。)
そんな吃音の向き合い方として私が日頃心がけていることや、少しでも楽になる方法は
① 全てを吃音のせいにしない
② 思いをアウトプットする
③ 何かに熱中する
この3つは特に大切にしていることなので、不安でたまらない時は、この記事を思い出して、実戦していただければ少しでも前向きになれると思います。
サポートして頂いた8割をマーケティングと、よりよい記事の作成のため、勉強に使わせていただきます。2割を吃音のために使いたいのですが、どこか機関をご存じの方教えていただけると幸いです。