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AC回想録~片付け編~

私の中で片付けとアダルトチルドレンが繋がってることに気づいたので書きます。

私と片付けについて

私は片付けは好きだが苦手である。上手く片付けが出来ない。元に戻すのがそもそも苦手である。

小学生の時も通信簿に整理整頓の評価が低かった気がする。

今回、何故私は片付けが下手かじっくり考えてみることにする。

片付けが上手く出来なかった過去

私はHSP内向型。1つのことでもじっくり深く考えるから物事の処理に時間がかかる。

だけど、私の子供の頃は誰もそれを理解してもらえなかった。

私が考えている間に片付けられてしまう。母は要領がよく、パッパッと片付ける。それもあり、さっと片付けるのが苦手のままだ。

これだけなら、片付けの練習をする、片付けをひたすらすれば上手くなるのかもしれない。

それでも、片付けが下手な理由、心の問題―つまり、アダルトチルドレンが関係しているかもしれないことに気づいた。

HSP、ACと自覚してきて、私の中でうすうすは気づいていたが認めるのが怖かった。

また、親への罪悪感だったり、自分が振り返りたくない所だったりしてなかなか踏み出せなかった。

ただ、踏み出さないと現状は変わらないままなので、思いを書き出そうと思う。

私流の片付けは否定された

私は片付けに時間がかかる。いつも、細部に注目し、そこから片付けを始める。例えば机なら、引き出しの中から片付けるので、肝心の机の上が片付いていない。

ひきだしの中はキレイに片付いている。しかし机の上はまだ片付け途中だ。だから母が「全然片付いていない」と感じ、手を出してしまうのだ。

子供のペースじゃなく、親のペースで片付けられてしまう。母が入ると机の上はあっという間にキレイにはなる。

ただ、自分で片付けていない為何がどこにいったか分からなくなる。後で物が見つからず探すのに時間もかかったりする。

だからか、どこかで母が片付けに入ると納得いかない自分がいた。

さらに、母に片付けられてしまう度に、片付けが出来ない私はダメだと思っていた。

さらに、父が片付け出来ない私を茶化す。これが諸悪の根源だと思う。

私が片付けが出来ないと、「私はパナシの女の子~🎶」とその時流行った歌?なのか分からないけど、歌って茶化す。

一緒に片付けることは勿論ない。

片付けに対して両親が否定してるから片付けが出来ないままだと気づいた。

母は最初から手を出しているのではない。私が細部からじっくりやる為、あまりに表面が片付かないから手を出すのだ。

だからこそ、私の片付けが否定されている感覚に気付けなかった。父の場合は話すまでもないが、茶化している為全否定に感じた。

私の片付け方

片付けられなかった子供の私に今の大人の私が寄り添うことで片付けが進むのではないかと思った。

今も母には細かい所はきちんと片付け出来ているのに、表面が片付いていないから散らかって見えると言われる。

大人の私から見れば、母の意見は正しいと思う。確かに私は片付けに物凄く時間がかかる。

どうしても細かい所からしかも、深く考えながらやるからパッパッと進められないからだ。

昔、年末の大掃除は丸一日かけて自分の部屋を片付けていた。確かに細部からやるから、効率はめっちゃ悪い。

だけど、私の中では引き出しがキレイになって嬉しかったのを覚えている。

しかし、そのやり方だと、表面を片付ける頃は疲れすぎていつもヘトヘトになっていた。

終わらない時も多々あった。結果、時間をかけた割には見た目片付いていない。

寄り添って欲しかった

母の片付けの仕方は正しいのは分かる。だけど、子供の頃整理整頓な苦手な時に子供の目線で一緒に片付けをして欲しかった。

どんだけ時間かかっても、自分で表面を片付けるまで、見守って欲しかったなと思う。

また、表面の片付け方を子供の目線でゆっくり教えて欲しかった。

そうしたら、表面の片付けが上手く出来た体験が出来たかもしれない。

母は素早く、パッパッと片付ける為、私の頭の理解が追い付く前に全部終わっている。

こうやればいいと言ってはくれていたが、私の頭が追いつかなかった。行った物の先が分からなくなるのだ。

結果、私の中に片付け出来ない自分だけが残った。

物を元に戻す。この簡単なことが苦手だ。ADHD等障害の可能性も凄く考えたが、仕事では何とか片付けられている。

家も自分の部屋以外はある程度片付いていると思う。ただ、私の部屋だけがいつまで経っても片付かない。

物が乱雑に置いてある。まるで、私の心の状況がそのまま部屋に投影されている。

今まで心同様、他の部屋の片付けを優先して、自分の部屋を後回しにしてきた結果もある。

これは一度、大人の自分が子供の自分を癒しながら片付けすることが必要なのかもしれない。

片付けを通してアダルトチルドレン度合いが見えてきました。次回はその茶化す父のことを書きます。

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