「本当にうまいスペイン料理はニューアークにある」とサッカーのチームメイトが言った
昨日の続き。いや、正確にはそう言ってないんだけど😅まぁそのようなことを。
日本の皆さんが「ニューアーク」ときくと何を連想するだろうか?おそらくそんな良いイメージはないと思う。私にも正直なかった。特にダウンタウンエリアについては「日が暮れると信号無視して突っ走れ」などの都市伝説もきいたことがある。
ニューアークには、ニューヨークと同じ名前の「ペンステーション」という駅があり、線路を挟んで北と南に街が分かれている。北は高層ビルが立つダウンタウンで、南側がIronbound(アイアンバウンド。アイロンではない)と呼ばれるエリアだ。
ニューアークは18世紀に欧州からの移民が多く来た場所。ドイツ、イタリア、ポーランド、ユダヤ系(国は複数分かれる)など。20世紀になるとポルトガル、スペイン、アフリカ系アメリカ人、ブラジルその他中南米国から。
非常にダイバースな街だったのだ。今はもうないが、かつてはイタリアン街があり「小さい頃はイタリアンサブ(サンドイッチ)を食べるのが楽しみだった」とニューアーク出身の知人が教えてくれた。
今ではポルトガル系が約40%、スペイン系が約15%がアイアンバウンド地区に住んでいるらしい。北側と違って南側は駅前商店街のようになっていて、日本人が見ても違和感ない街並みになっている。
そのアイアンバウンドにはおいしいスペインレストランがいっぱい。先のチームメイトに数軒教えてもらい、何度も食事した。昨日のSpanish Tavernも、本店はアイアンバウンドにあったのだ。ナットク。
この辺のレストランに入ると、アメリカとは思えない雰囲気を感じる。古くからのスペインの末裔の大家族がブワーと押し寄せてくるので、アメリカンな感じがしない。
この日はたまたま魚介類をたくさん食べたけど、肉系もパスタもパエリアもデザートも何でもうまい。
そして、スペイン系よりはるかに多く住むアイアンバウンドのポルトガル系メシ屋がもう最高すぎるのだけど、この話はまた後日。
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