NJ→Indianapolisの旅で思うこと
NJの自宅に帰って2日目、長男を送りにインディアナへ移動ちう。
今朝Lyft (Uberのようなタクシー)で空港へ向かう途中、ドライバー道間違い、引き返す場面が。「この辺に慣れてないのでごめんなさい」と誤っていた。
ドライバー氏は、いかつい風貌に似つかわしくなく、BGMがテイラー・スウィフト。と思ったらSZAになり、ハミングしている。うむ、それもちょっと意外だ。雰囲気としてはラップを口ずさむ感じ。人は見かけに寄らぬ。
5分遅れでニューアークリバティー空港に到着。朝食にブリトー。今ここ。
長男の大学は来週月曜に始まる。アメリカの大学は早いところでは8月中旬からで、通常小中高より早く始まる。8/20過ぎか らというのが大半で、9月からというところはほとんどないはず。
インディアナポリス行き搭乗ゲートで待っていると、われわれと同じような大学行き家族が多くいる。その多くが息子か娘の通う大学のシャツやパーカーを着ている。
そのほとんどがUniversity Of IndianaかPurdue Universityのどちらかだ。本人はもちろん、親はPurdue Mom/Dadなどを着て「子供の母校愛」を前面に押し出す。
余談だが息子の学校へ行くと、キャンパスを闊歩する80%の学生がPurdueギアを着ている。しかし母校愛を見せるのが恥ずかしいのか息子は絶対着ないのだ。高校のときはよく母校シャツを着ていたのだが。
アメリカの地方都市・中都市には観光するところなど何もない。元々歴史の浅い国がゆえ、たとえば日本や欧州の小さな街にあるような訪れる価値のある古い建築物やお寺・教会などがないのだ。
観光できるのは、グランドキャニオンやヨセミテ公園など大自然系のみだ。あとはディズニーやユニバーサルスタジオなどの人工エンタメくらい。
考えようによって大学タウンはまだマシな方かもしれない。大学施設がそのまま一大都市になっていて、ヘタな地方都市より見るところがある。
フットボールの試合があるときは、街の人口が数万人なのに6万人超のスタジアムが一杯になる。プロスポーツがないので、大学スポーツ観戦が最大の楽しみであり、近郊の小さな町々から人がやってくる。
昨年来たときにフットボールの試合を観たが、試合前どこへ行っても「今日はホームゲームだね」「今年は調子いいから楽しみだよ」とか街中フットボールの話題で持ちきりで、子供からお年寄りまでみーーーーんなPurdueシャツを着ていた。
カフェでもレストランでもウエイター/ウエイトレスはほぼ全員「P」のエプロンやシャツ姿。大学スポーツビジネスの奥深さを痛感した。
飛行機が現地に着くとレンタカーで大学に向かう。Purdue大学まで1時間ちょっとだ。ついこの間入学したと思ったら、今年で3年生になる。勉強は大変だけど、残りの大学生活をエンジョイしてくれ👍