遠隔地から、Jazz-Fusion Summit の夜
たまには音楽ネタを。今回もいつ来日できるか直前までわからなかったので、好きなミュージシャンのライブのチケットを奪取する余裕がなかった。唯一チャンスがありそうだった7/17のJazz Fusion Summitだが、結局無理になり諦めていたところ、なんとアメリカの妻からメッセージで「U-NEXT生配信あり」の報せが。
どうやらアメリカでU-NEXTを楽しんでいた妻が、広告で飛び込んできた情報を私が好きそうだと直感し、送ってくれたらしかった。
というわけで現場から遠く離れた地で、生配信視聴。
出演順がどうなるか気になっていたが、まずナルチョ率いるベース3人組がまるで前座のように、場を荒らしていったw
トップバッターはカシオペアP4。ちょっと意外。大谷が1番バッターに座る感じ?
2番手は、ディメンション。「大物(バンド)に挟まれた中間管理職みたいなw」とジョークも軽やか。
ディメンションが終わると、ギターの増崎氏が居残って、アドリブを弾き始めた。やがTスクエアファンお馴染みのフレーズに変わっていく。
おおーそうかーこういうトリビュート的なつなぎかー。増崎氏が数曲引き終えると、Tスクエアのメンバーが出てきて、超有名曲のイントロが流れる。
結局ディメンションのもう一人、勝田氏も居残って、3アルトによる「Megalith」へ。これは圧巻。おまけに原曲にはない増崎氏のギターもフィルイン。このレアバージョンきくだけで価値があった。
Tスクエアが終わると、アルトサックスの二人、伊東たけし氏と本田雅人氏が今度は居残り。何やらインタープレイを交わしていると、これまた耳慣れたイントロに変わる。
エリック宮城率いるビッグバンドが加わって、昨年急逝した元Tスクエア・和泉宏隆氏作曲の「宝島」が始まる。それが終わるともう一つの代表曲「Omens of Love」へ。
最後はすでにステージを終えていたメンバーもでてきて大団円を迎えた。
「フュージョンブーム」と呼ばれたのは、はるか昔、80年代のこと。令和の時代にこんなライブが見られるっていうのも悪くない。