読書で心に響いた名言集(81日目)

超訳 ニーチェの言葉

『自分しか証人のいない試練』
自分を試練にかけよう。人知れず、自分しか証人のいない試練に。
たとえば、誰の目のないところでも正直に生きる。
たとえば、独りの場合でも行儀よくふるまう。
たとえば、自分自身に対してさえ、一片の嘘もつかない。
そして多くの試練に打ち勝ったとき、自分で自分を見直し、自分が気高い存在であることが分かったとき、人は本物の自尊心を持つことができる。
このことは、強力な自信を与えてくれる。それが自分への褒美となるのだ。


【所感】
自らを試練にかけることは、自己成長に繋がっていきます。
そして、自らの試練は誰かに求められたわけでも、強制されたわけでもありません。自分で決めて、自分と約束をしたことです。
もし、その約束を破ったとしても、誰にも叱られたり責められることはありません。常に自分との戦いです。

「嘘をつかない、言い訳をしない」
「自分に正直に生きる」
「人を傷つけない、常に思いやりを持って接する」
「物を大切に扱う、食べ物を粗末にしない」
「自分を成長させる為に勉強する」
これは、当たり前のことなのかもしれません。
けれど、この当たり前のことを継続していくことが難しいです。

日々の生活の中で、疲れてくるとイライラして人に思いやりを持てなくなったり、上手くいかないことがあると何かのせいにして言い訳をしたくなってしまいます。勉強も、「今日は仕事で疲れたから明日からでいいや」とつい先延ばしにしてしまったりもします。

それは全て試練の入り口です。
そういう時こそ、
「毎日、1回は相手の喜ぶと思う事をやってみる」
「物事が上手くいかないと感じたら、自分のノートもしくはメモ帳に1行でも良いからその時の感情を書き出してみる」
「仕事終わりに、読書を1日10分から始めてみる」
など具体的な行動を考えて、先ずはやってみます。継続させていきます。

そうやって、自分との小さな約束を守り続け、自分で決めた試練を乗り越え続ければ自信がついていきます。
そして、人生の大きな武器となる自尊心を高めていくことができます。


本日も最後まで読んで頂きありがとうございます。
この記事が、少しでも誰かの役に立てたら嬉しいです。


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