読書で心に響いた名言集(56日目)

超訳 ニーチェの言葉

『人間的な善と悪』
悪とは何か。人をはずかしめることだ。
最も人間的なことは何か。どんな人にも恥ずかしい思いをさせないことだ。
そして、人が得る自由とは何か。どんな行為をしても、自分に恥じない状態になることだ。

悪とは、人の短所や欠点を咎めたり、一生懸命に夢や目標に挑戦している人を馬鹿にしたりする行為です。
そういった人は、常に相手と自分を比較しながら、自分を優位に立たせようとしています。自分の短所や欠点が気づかれない様に、必死に自分を誇示して見せようとします。
そして、自分自身が夢や目標が持てない為、夢を持っている人を邪魔するのに必死です。自分より先に行かない様に足を引っ張ってきます。
勿論、そんな人の言う事に耳を貸す必要はありません。

善とは、相手の長所を見つけそれを尊重して褒める事です。相手が喜ぶ言葉を選んで素直に伝えられる行為です。

自由とは周りに夢や目標を馬鹿にされても、影響を受けない強い信念を持って振る舞うことです。
自由な人たちは自分の夢や目標を叶えるのに必死な為、周りの雑音が聞こえてきません。もし聞こえても簡単に無視することができます。
自分の人生は有限だと分かっているので、そんな人たちと関わる時間自体が無駄だと分かっているのです。

これから多くの人が、夢や目標を持つことで悪が滅んでいきます。
ただ、夢は簡単に見つかないかもしれません。
夢が見つからないと悩んでいる人は先ず、人の役に立つ事、喜ぶことを必死でやってみることです。
その行為を諦めずに、継続して習慣にすることです。
その延長上に、本当に自分のやりたい事、自分の得意なことが見つかってくるはずです。
なぜなら大抵、やりたい事は「人を喜ばす事」から派生していくからです。


本日も、最後まで読んで頂きありがとうございます。
この記事が少しでも、誰かの役に立てれば嬉しいです。

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