読書で心に響いた名言集(2日目)
昨日に引き続き、年収1億円の神ルール10(金川 顕教さん)で印象に残ったところの2つ目を紹介します。
2.読書力
●本は読む前に内容を予測し、3回読む
これは1冊の本を30分かけて3回読む、という方法が紹介されています。
(読み始める前に)
・表紙から本の内容を把握する。
例えば、「はじめての人のための3000円投資生活」という本があれば、そのタイトルから3000円から始められる投資の方法が書かれた本だという事が把握出来ます。
・カバー、帯、タイトル、著者名などを見る。
初めて見る単語や著者の場合は、自分で言葉の意味や著者の略歴を調べる。
・目次をざっと見て、「はじめに」「おわりに」を読む。
著者がこれからどういう主張をするかが書いてあるケースが多いからです。
そして、「おわりに」を読む事で本のゴール、目的が分かります。
(読み始める)
1回目ー速読
本に書かれている中で重要なのは2割程度。1回目で、自分に取って必要だと感じる箇所を取捨選択して、付箋したりマーカーをつけたりしておきます。
私の場合は、スマホの写真で取ってアルバムにまとめておきます。目を通す中で、自分に響く言葉や新しい発見だと感じる箇所を直感で抜き取るイメージです。
2回目ー芸能記者読み
マーカーなどをつけた重要だと感じた箇所を真剣に熟読します。そして、本をただ読むのではなくて、本を取材する様に読みます。例えば、誰か芸能人が不祥事を起こした時に、芸能記者は、あの芸能人に「何でそんな事をしたんですか」などと、色々と突っ込みます。ああいうイメージで本を読みます。「これ本当?」「これ、どういう事なの?」「何でこういう事を言うの?」というように、質問したり、議論に参加したり、本と対話をします。
3回目ー要約読み
これは、読んだ後にこの本に書かれていたのか、30〜40文字で言える様になる事を意識しながら読む方法です。学びを成果に変えられない人は、「分かった気になっている」人だそうです。皆さんも、過去に読んだ本で、内容を覚えていない本や、身についていない本がたくさんあると思います。一言で本の内容を言い表せなければ、分かっていないのと同じになってしまいます。例えば最近読んだ本の内容を思い出して下さい。その本で一番何を伝えたかったのかを話せなければ、読書をしている意味はありません。その本の中で、一番価値の高いところ、著者が熱い思いで世の中に伝えたいメッセージを読み取ります。そして、本当にそれが理解出来ているかを知る為に、30文字とか40文字で要約できるかどうか、どうやって内容を人に話したらいいかを意識しながら読むのが3回目です。
1回目の速読が10分、2回目の熟読が10分、最後の3回目の要約読みが10分、合計で30分で、1冊の本を読み終えられる計算になります。
明日は数字力というテーマでお届けします。本日も最後まで見て頂き、ありがとうございました。
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