読書で心に響いた名言集(93日目)

松岡流脳内変換術 松岡修造

『今は怒りMAXだ!僕は心に火はつけませ〜ん』
僕にとって「怒り」はモチベーションを下げる最大の敵。

怒りは6秒待てば収まってくると言われているので、感情的になりかけたら、まずは目の前の6秒をやり過ごすために、心の中で「ありがとう」を言ってみるのもいいかもしれません。
怒っているのになんでありがとう?と疑問に思うかもしれませんが、
先ずはシンプルに「ありがとう!」。
そして「自分の怒りが収まってきたことにありがとう!」。
最後に「その場が平和になったことにありがとう!」。
きっと「ありがとう」が怒りと上手につきあえる自分に導いてくれるはずです。


【所感】
「怒りでは何も解決できない」という事を最近、改めて私の4歳になる娘に教えて貰ったなと感じる出来事がありました。
因みに娘はちょうど反抗期で、何かにつけて自分の思い通りにならないと癇癪を起こします。

その日は、夜眠る前に私が自分の机で作業をしていた時のことです。
そのそばで、妻が洗濯を干してくれていて、娘はそれを待っていました。
ですが、それが待ちきれなかったのか「だっこ!だっこ!」ととにかく大声で泣き叫ぶ。

普段はあまり気にならないのですが、集中して物事に取り組もうとしている時に、目の前で泣き叫ばれたので、少し感情的になってしまいました。
「静かにしなさい!」とつい、自分都合の本音が出てしまいます。
それが余計に娘を刺激して、更に泣き叫ぶというカオス状態。
これはマズいと冷静になり、娘を寝室に連れていき落ち着いて語りかけます。
「さっきはごめんね。ただ、ママは今洗濯物を干しているところだから少し待ってあげてくれるかな?そうしたら、その後に抱っこして貰えば良いよ」
と伝えたら、少しずつ娘も泣き止んで最後には笑ってくれました。

やはり、感情的になり自分の思い通りにしようと怒りをぶつけても上手くいきません。もし、その場は自分の思い通りになったとしても、相手との溝は深まり良い人間関係は築けないでしょう。

妻は良く、泣いている娘に対して「眠かったんだよね」とか、「お腹が痛かったんだよね」など、優しく語りかけています。
それが正しい行為だと、本能で分かっているのでしょう。
これが母性の力かといつも尊敬をしています。

「怒りでは何も解決できない」に加えて
「何事も相手の気持ちを理解する事から始める」
「相手に対して、悪いことしたら素直に謝る」

この3つを、娘と妻から学ばせて貰いました。

自分にとって、家族と過ごす時間は自分を成長させてくれる時間。
その感謝の気持ちをこれからも大切にしていきます。

そして、これからまた怒りMAXになってしまったら「自分を成長させてくれるチャンス到来!ありがとう!」と感謝をしていきたいと思います。


本日も最後まで読んで頂きありがとうございます。
この記事が、少しでも誰かの役に立てれば嬉しいです。

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