進撃の巨人キャラ偏愛①ベルトルト・フーバー
中田敦彦のYouTube大学のおかげ(せい)で、
私の中の進撃の巨人への熱が再沸騰しています。
アニメのファイナルシーズンの放送開始予定日はまだ決まっていないものの、もうすぐ始まるようです。テンションあがるわい。
ということで、突然ですが、
進撃の巨人に登場する主要キャラクターについて、
1人ずつ好きなところや印象を書いていこうと思います。
以下、ネタバレ注意!!!
アニメ派、およびこれから読もうとしている人はお気をつけください。
このコーナーでは、現行コミック31巻までの内容について書く可能性があります。
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というわけで、記念すべき第1回は...
(第2回あるか怪しいが)
やっぱり主人公、エレン・イェーガー!!!
と見せかけて、
ベルトルトだ。拍手。
進撃の巨人の中で私の好きなキャラtop5には入るキャラ。
では語っていこう。
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優秀なのに自信がない
ベルトルトって、能力値の六角形みたいなのがあるとすれば、かなり高いはずなのです。運動神経も頭の良さも兼ね備えていて、冷静でもある。長身。
兵士としても戦士としてもエリートだったと言っていいでしょう。
なのに、ベルトルト自身の性格は、とても控え目。
なんでもできるのに、自己主張しない。
画面の隅や奥で心配そうな顔して、冷や汗かいて立ってるみたいなね。
調査兵団時代は、彼の本当の目的を遂行できるどうかというプレッシャーの中で、慎重になるばかりに及び腰になっていたという側面もあったでしょう。
でもやはり元々の性格として、自信を持てず、意志をはっきり言うのが苦手なタイプだったのではないかと思われます。
そして、本来、人と争うのは嫌いなのではないかと思います。相手の表情に敏感に気づくからこそ、人を傷つけるのが怖いのかもしれませんね。
進撃の巨人という作品の残酷で悲惨な世界の中で、
ああいう繊細さを持ったベルトルトは相当悩んでいたのではないだろうか。
同じシーンを何度も夢に見てしまう、とアニとライナーに話していたこともありました。それは死体を目撃してしまうシーンだったのですが、死んでいたのはベルトルトたちにとっては殆ど関係の薄い人でした。
そんな相手に対しても、気にしないでおこうとしても夢に出てきてしまう。そういう繊細さに、人間らしさが見て取れるし、共感できるんです。
誰にも理解されない境遇
そんな繊細で優しい長身黒髪青年のベルトルト。
何を隠そう、その正体は超大型巨人。
マジかーーーーーい。と、知った時は驚きました。
本当は穏やかで、争いを好まなそうな彼がまさかの、
大量殺人の犯人だったとは…。
エレンの如く、この裏切りもんがぁぁぁぁぁ!!!
とぶち切れそうになったものですが、
彼には本当に過酷な境遇、事情があったことが後に分かっていくんですね。
ここが進撃の巨人の凄いところで、
悪と正義が逆転する。というより、悪や正義なんて本当は主観でしかなくて、それぞれがそれぞれの事情でそうならざるを得なかったということを考えさせられます。
単純な悪と正義の対立構造ではなく、正解のないリアルな世界を描いている、もはや哲学書です。
どのキャラクターも悲しい体験や大変な過去を持っているのですが、
ベルトルトの境遇がまたこれ、つらすぎる。
同期のコニーやジャンに、「仲間だと思っていたのに騙してたのか?」と問い詰められるシーンでは、
ベルトルトの心がついに崩れ、涙を流しながらその苦悩を吐露します。
ベルトルトについて考える時、一番に思い浮かぶセリフはこのシーンです。それくらい、印象に残っています。
「分かってくれ」ではなく「見つけてくれ」と。
その言葉の重みよ。
理解してもらえるはずもない、許してくれるはずもない、
今後この人生が救われることもないだろう、
だけど、この究極の苦痛と孤独を抱えた自分がここにいることに、
誰か気づいてくれと。
理解されないことより怖いのは、誰にも知られずにいるということなのかもしれない、と考えさせられました。
ベルトルトは確かにエレン達、調査兵団や壁の中の民にとっては宿敵であり、テロリストみたいなものです。
ですが、エレンたちと同じように、一人の人間だったんですよね。
憎い人や許せない人を見た時、
この人はどういう事情があってその行動や言動をとったのだろう、
と、想像することも大事だなと思わされました。
ベルトルトに学んだことの一つです。
優しさと強さ
調査兵団では、性格は弱々しい印象で描かれてきたベルトルト。
でも本当は、苦悩を一人で抱えておけるだけの強さを持っていたとも言えるのではないかと思います。
勿論、ライナーやアニという仲間はいましたが、その二人とは性格も違うベルトルトには、ベルトルトだけの想いがあったことだと思います。
繊細な人や内向的な人って弱いって揶揄されることもあります。
一人で抱え込んで外に吐き出さない人も多い。
でも傷つきと常に内面で向き合っているって、
弱いんじゃなくて、強いんだと思います。
ベルトルトにもそんなことを思いました。
よく折れてしまわずにここまで生きてきたよ。
そしてベルトルトにとって最後になる決戦では、
今まで見せたことのない表情を見せました。
アルミンに対して、
「君たちは大切な仲間だしちゃんと殺そうと思ってる」と言ったその時の目には覚悟がありました。
凛々しいと言うか、何かを悟ったような目でした。
それまでは“傷つけたくない”という優しさだったのが、
“一緒に傷つこう”という優しさに変わった瞬間かもしれません。
何を優しさというのか分からなくなりますね。
ベルトルトは物語上、敵であり悪魔でした。
でもベルトルトが最後、自分の境遇を受け入れて、
もう一度“悪魔”になった瞬間、
何故か私は一瞬、清々しい気持ちになりました。
やっと窮屈だった心を開放し、ベルトルトが自分自身を許したように見えたからです。
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【まとめ】ベルトルトが教えてくれたこと
・人間には、強い部分も弱い部分もある
・罪悪感を抱え続けることは、孤独であり、過酷である
・自分を許すのは難しいことだが、向き合わなければならない時がくる
ベルトルトへのプレゼント
教えてくれた代わりに【安らぎ】をあげたいと思います。
こんなんなんぼあってもいいですからね。
いい夢みろよ。
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