進撃の巨人キャラ偏愛②サシャ・ブラウス
進撃の巨人のキャラクターについて語るシリーズでございます。
第一回はベルトルトについて語りました。↓
知らない人に作品を紹介するというよりは、
好きな人同士で飲み屋で語り合ってるように書くという主旨です。
ネタバレを気にせず書いてしまうので悪しからず。
第二回のキャラは、サシャです。拍手。
では語っていこう。
❏❏❏❏❏❏❏❏❏❏❏❏❏
食い意地と子どもっぽさ
サシャは、進撃の巨人の中ではギャグ要素強めな面白いキャラです。
とにかく食べることへの執着が凄い。
食欲のために、たびたび理性が働かなくなります。
サシャが巨人になったらどうなるんだろうって思いますね(笑)
大食いの無垢の巨人になりそう。
食い意地以外でも、たまに臆病になって仮病を使ってみたり、どこか子どもっぽいところがあって、そこもまた魅力ですよね。
この作品は、読者も力が入ってしまうような緊張感の漂う展開が続く物語なので、たまにサシャやコニーが純粋な言動で笑わせてくれると安心しますね。
サシャがいなかったら読むの疲れちゃうかもしれない。そう思うと愛すべき癒しキャラですね。
オニャンコポンを“オニャンポコン”とナチュラルに言い間違えた上での、純粋でストレートな質問シーンがこちら
大事な場面でしっかり活躍する
子どもっぽいサシャですが、訓練兵の成績では第9位だったので、できる子です。戦闘場面でも思い返せば、よく活躍していました。
いざというときに頼りになるカッコよさがあるので、普段のキャラとのギャップが良い。
そしてなんと言っても、このシーンですね。
母親を巨人に食べられて呆然としていた女の子を村から連れ出し、巨人から守ります。
単純にサシャの成長を感じられるシーンでありながら、
隠れていた勇ましさや責任感が現れた瞬間でもありました。
この女の子にとって、その後サシャは“強いお姉さん”として心に残り続けることとなります。
読者としては、入団当時に芋を食べて教官に叱られていた時から追っているからこそ成長を感じて、ぐっときますね。
ただの芋女なんかじゃないよ、この人は。
シビれるシーンでした。
新たな家族との絆
サシャは、天然で元気なキャラではありましたが、一人で訓練兵に入団してきたことを考えると、かなりの努力家でした。
山で育った田舎者のサシャは、周りに馴染もうと、方言を使わずにいつも敬語を使っています。ユミルには、方言が恥ずかしいんだろと見抜かれていました。最初は緊張してたのかもしれないですね。
人との付き合い方も知らなくて、環境に適応するために試行錯誤していたはずです。
そんなサシャにとって調査兵団の仲間は、いつしか新しい家族のようなものになっていったのではないでしょうか。
このシーンでは彼女にしてはちょっと珍しい表情をしています。調査兵団の同期の間にはみんな絆があると思いますが、
その中でもコニーとジャンとは特別な絆があるんだなと分かるシーンでした。
エレン・ミカサ・アルミンは元々幼馴染で3人でセットみたいなところがあるのですが、ジャン・コニー・サシャは訓練兵のときに出会ったメンバー。
それから文字通り苦楽を共にしてきました。調査兵団では仲間の裏切りなども過去ありましたが、サシャにとってこの二人のことだけは信頼できたと思います。コニーとジャンにとってもそれは同じでしょう。
コニーとジャンへの安心した表情は、
父親に久しぶりに再会したときの表情と少し似ているような気もします。
田舎から親元を離れた少女が家族同然の仲間を見つけて成長していく、
サシャ・ブラウスはそんなストーリーも見せてくれました。
❏❏❏❏❏❏❏❏❏❏❏❏❏
(まとめ)サシャが教えてくれたこと
・腹いっぱいメシが食えることのありがたさ
・子どもを守る強さと、逃げてはいけないときに戦う勇気を持つこと
・慣れない環境でも努力と愛嬌があればいつか仲間が出来るかもしれない
サシャへのプレゼント
教えてくれた代わりに【肉】をあげます。
こんなんなんぼあってもいいですからね。
サポートとは