「いい人」であることのデメリット
どうもFumiです。
日常の気づきをアウトプットしていきたいと思います。
表題の内容について。
1.いい人ほど搾取されている
ここでいういい人とは、一般的に多くの人が思っているいい人に対するイメージです。
人それぞれ定義は違いますが、アバウトですがよくいい人といわれている人ってあなたの周りにもいると思います。
こういう人は、いろいろ損してるなと思います。
僕はいい人など本当はこの世にひとりもいないと思っているので。
いい人といわれている人は、無意識でも意識的にでもどこかしら自分の本心を抑圧しているのです。
その結果や過程で自分勝手に生きている(ように見える)人からはいい人というレッテルを貼られます。
そしていいように仕事や友人関係で利用されていたり、意外と軽く見られていたりします。
2.いい人ほど苦しむ
いい人であろうとする人は、人によく思われたいと思うからそのように演じているのだと思います。
ですがそれは非常に苦しいことです。
どうして日本にこんなにうつ病になる人が多いのかも、これで説明がついてしまうのではないかと思うくらいです。
非常にもったいないと思います。
3.いい人でいようとすると起こる思考の変化
なかには根っから本当にいい人であるという人もなかにはいるのかもしれません。
ですが、僕はそのような人にあまり出会ったことはありません。
周りからいい人といわれることで、そこから脱しきれないというか、本当の自分を出せずに苦しんでいるように見えました。
僕にもそうなりかけた時期がありましたが、つまらない群れや友達ごっこを一切やめることで距離を置き、本当に大切にしたい人だけを大切にするという生き方になりました。
いい人であろうとすると、自分のなかである思考の変化が起こります。
それは、「いい人でさえいれば周囲から認められる」ということです。
これは案外恐ろしいことだと思います。
周りからいい人だねと言われれば言われるほど、自分で身動きが取れなくなります。
自分の存在価値がわからなくなります。
いい人である自分は本当の自分ではないからです。
この状態では自分が求める理想や本当の幸せは得られないのではと思います。なぜなら自分を偽っているからです。周りの人はそれを見抜きます。
そして、いいように利用されます。
人は、本当の自分をさらけ出さない人を評価しません。
いい人の人生がうまくいかないのは、このような理由だと考えます。
一般的にいいこととされることをしても、人生はよくなりません。
本当に自分が望むことに向かって行動していくほうが、周囲のご機嫌をとるより大事なことです。
人生がうまくいくのは、いいことをした人ではなく、エネルギーの高い人だと思います。
いい人でかつエネルギーやパワーがあって行動力がある人は、何をやっても成功するかもしれません。しかし、このような人をあまり見たことはありません。
多少やんちゃであったり人に迷惑をかけてでも自分のわがままを通したりする人のほうが、案外周りからは「芯がある」「オーラがある」とか、「頼りがいがある」「しっかり自分を持っていてカッコいい」などと思われているものです。
人格者はなれるに越したことはありませんが、最初から目指すものではありません。
世で人格者と呼ばれ尊敬されている人でも、昔は悪かったり遊んでいたり、めちゃくちゃな人は多いものです。
そのようにまず自分の欲望を全面に出して生きることがパワーやエネルギーにつながります。
会社や組織の中ではそれは難しいという人もいますが、その中でも自分を失わないという意志がある人は、周りとは違う雰囲気を放ちます。
確実に周りには伝わります。
それが本当のあなたを作っていくのです。
4.いい人脱出術
まずは、一人になる時間を毎日作りましょう。
忙しければ15分でもいいです。
そこで、会社や友人関係などのしがらみなど一切排除し、いまの自分が本当に思っていることを吐き出します。
ノートに書き殴るでもよいですし、声に出すでもいいと思います。
その時間を毎日作ることで、仕事や周囲の人間関係と切り離した本当の自分を徐々に確立できていきます。
ぼくも毎日実践しています。最近は以前よりも自分を見失わず、自信を失うことなく日々を過ごせています。
急には変わりませんが、確実に効果はあると思います。
思考も、搾取される感じではなく、主体的に相手に働きかけるようなマインドになるので評価や人望も集まります。
いい人といわれて不満を感じている人は、試してみても損はないと思います。