人生は「動機」がすべて
Fumiです。
日中に不覚にも眠ってしまったので、夜中寝られずこれを書いている。
まあ、寝られないのは理由があるのかな。
ビジネス面では、今月、2020年10月1日から転職しました。
同業同職種ですが、勤務先を自分のより理想に近い場所へと移す決断をし、夢の途中、チャレンジの真っ最中です。
細かい気づきや自分の不足している部分、逆に得意なところも新たな環境に飛び込むことで見つけることができました。
それについてはまた別の機会に。
ここでは、タイトル通り「動機」についてがテーマです。
漠然としていますが、自分がなにか行動しようとしている、成し遂げたいことがある、などなど。。
人にはさまざまな欲望や思いがあり、それのために日々生きています。
「やりたいことがない」という人も、「やりたいことを見つける」という裏の動機があったりします。
このように、人の行動の裏には必ず「動機」があると思っています。
その人がとっている行動の裏付けだったり、内的要因となっているものというふうに自分では定義しています。
で、結論何が言いたいかというと、
「動機付けが自分の満足いくものであるかどうかで、自分の幸福度が決まる」
ということ。
難しい言い方をしてしまっているかもしれませんが、
好きであるとかそのとき本気でやりたい!と思ったことかどうか(何年後かに後悔してもそのときに真剣にやりたいと思ったならそれでいいと思います)、が真に大切な気がしています。
そこが土台にあれば、何があっても後悔が少なく、後腐れない気がするのです。
動機がブレたまま、周囲のただの他人や環境に流され、目の前の小さな決断をしていった人は、後々大きな後悔をすると思います。
自分の話しでいうと、高校時代の部活でしょうか。
自分は本心ではあまりやりたくもない剣道をやってしまい、失ったものが結構ありました。(親から刷り込みを受けていたのもありますが、やったことがない競技でやってみたいと思ったのも事実です)
おそらく親からの薦めや無意識下での刷り込み、また周りの友達にも誘われたりして、当時の自分は本当に弱くて流されがちだったので入部後もやめたくてもずるずると続けてしまった。
これは本当に後悔しています。
部員からの引き留めにも遭い、そこでも自分の辞める意思を通せなかったことも、そもそも好きでもない競技を必死でついていこうと無理をしていたこと。
それが未来の自分のためになると思っていたし、先生からも言われていましたが、ある程度大人になったいま振り返ると、はっきり言ってそんなことは全くありませんでした。
むしろ、その後悔を引きずったまま、モヤモヤを抱え生き辛くなっているようにすら感じています。
すべては自己責任。辞められなかった、主張できなかった自分の責任。
それは分かっていつつも、やはり学生時代のあの時間は取り戻せるものではありませんし、大人になってからも学びなおせる大学とはまた違う時間です。
なので、ずっと後悔するのかなと思って少し怖いです。
なぜこんなに後悔したり、いまの日常でも思い出すくらい引きずっているのか。
絶対的な理由は自分でもわからないですが、やはり「動機」がまずかったのかな、と。
自分の場合、剣道をはじめたのは周囲の友達、親の影響。
また部の雰囲気(インターハイを目指していたこともあり、活気は確かにあった)も魅力的に感じていた。
でもこれらは結局、自分の内的動機ではない。
それが決定的な理由なのかなと思います。
どんな決断も、自分の内的動機が満たされれば何をしてもいい。
(犯罪や人を傷つけるのはもちろんアウトです)
好きだ、これをやれば自分は輝けそうだ、自分はこれに向いている気がする、とにかく楽しそう…
実は案外、重要な決断のときに問われること、大切なことってそこなんだろうと。
仕事絡みとなると、家族がいる人はそんな簡単には決められない人もいると思いますが。
基本的なことは同じかなと。
仕事でも、数年前よりは転職やキャリアチェンジにやや寛容になってきているようにも感じます。
しかし、日本は基本的に外様やよそ者、はみだし者には厳しい、村社会のような空気や同調圧力が根強くあるのも確かです。
それでも、あえて上記の言葉を伝えたいなと思います。
自分の動機付けをしっかりやって、それに沿って人生のプランを立てるべきです。
失敗してもいいと私は思っています。
どんなに仕事ができる人やすばらしい人から自分を否定されたとしても、私は自分の思いを貫いて生きていきます。
少しでも、この仕事を続けていては後悔する、違う選択をしたい、違う道を歩みたいと思ったとしたら、躊躇なく新しい道を選択できる自分でいたいと思います。
それくらい、私は未来の自分からみて後悔しないかどうか、という基準を持って、今を生きていきたい。
そう心から思います。
仕事は自分のすべてであるかのように錯覚しがちです。
メディアや身近な人たちからもそのように洗脳されていきます。
しかし、それは正しくないと思います。
あくまで仕事以外のプライベートの時間や、自分の時間の過ごし方で人生はいくらでも変わる。
そう信じています。