笑う警報のこれまでとこれから
初めての主催から半年間経ったので、せっかくなのでこれまでの振り返りを。これまで11回主催をやりました。
(クローズド含めると12回)
今年に入ったくらいのタイミングで、どこかで主催はやっておきたいなーってぼんやりと考えていた。大喜利の人口が増えてきているのを感じ、今後主催の需要が高まるだろうから、その前に早めにやっておいて、慣れておくことが大事だと思い、今年の2月に転職する関係で時間があったことを利用して、初めて主催をした。
直前でやった無限天秤杯のルールがかなり楽しかったけれど、しばらくはやらないということだったので、それをお借りして開催。慣れないことばかりだったけれど、なんとか無事に終える。今考えると、初めてなのに攻めすぎだよって自分で呆れるけど、参加してくださった方々には感謝しかないです。この日の7人のおかげで全て始まりました。
その後、タイマンってなかなかやる機会ないからやりたいと思い、タイマンをやる上での回転率の悪さを解消した2Wayスタイルを思いついたことで初主催の2週間後には2度目の主催。
そして、答竜門直前でタイマンの需要あるのではと、さらに2週間後に同様のタイマンの会を開く。このタイミングで自身の会の名前を「笑う警報」に決めた。サイレンって名前と好きな曲のタイトルから選んだ。
この後、ボケルバカフェのオープンにより、主催を一旦いいやと断念する。そもそも、主催の需要が足りなくなるのではってことで始めたことだったので、それが完全に解消されるならわざわざ自分がやる必要もない。そう思っていたら、ボケルバで初めてお会いした人から、「主催やってますよね!?」と声をかけてもらい、自分がやってきたことが外にも伝わってたことが嬉しくなって再開。そのままここまで走ってきた。
当初、参加してくれる方は仲良い方が中心になるだろうから、そこで対戦形式を組み込むことで、いい経験になればいいなーと考えていた。その上で、歴が上の方々が来ていただけることで、その意図はより強いものになっていった。MAさんの、ベテランが派遣を握る会になれば嬉しいなってツイートのおかげで、より幅広い上の方々に参加していただけるようになったと感謝しています。今はまた少し違う方向かもしれないけど、MAさんの言葉があったからこそ、注目度も上がり、人が集まる会になったと恩を感じています。
そういった方向性になるのかなと思っていた矢先、3回目の笑う警報で再び転機が。それは、デビューしたての人たちも来るようになったこと。大会に興味がありそうだったので実際にお話をしていた初対面さんや、当時はまだボケルバで見かけたことあるくらいの日直さん、その頃はそうだと思っていたくま骸さん、この方々の参加が自分の会の中でかなり大きな転機になりました。対決形式の自分の会を選んでくれたことへの嬉しさとプレッシャー。この会から、注意事項として負けても何も失いません!自信を失わないで!って出すようにしたし、明確に、自分よりも後に始めた人のことを意識するようになった。この方々の参加があったことで、層がさらに広がったとずっと感謝しているし、心の中で応援しているプレイヤーです。
その後、ありがたいことに埋まるのも早くなり、そのおかげで挑戦できることも増えて、タッグ戦や20人の会を開くことまでできました。反省点や改善点は山ほどあるし、ずっと追い込まれてばかりだけど、参加者のおかげで暖かい空気と言われることも多くて嬉しいです。自分の中で勝算や計算を考え抜いた上で開催してきたけど、そのおかげで、今まで全部の会が埋まって満員で開催できているのは本当にありがたいことだし、延べ85人もの方に来ていただけたことは本当に嬉しい。
自分は大会でまだ何も結果を残せていないし、ただサイレンが会をやるってだけで人を集められるほどの魅力もない。その分、中身で勝負するしかないから、誰よりも来てよかったと思える会にしないといけない。だから、初めて来てくれる人と同じくらい、複数回参加してくれる人の存在もありがたい。参加者がいないと会は成立しない。その気持ちを忘れた途端誰も来ない会になってしまう。
大会だろって言われることも増えてきたし、やってることはほぼ黒のグレーだって自覚はあるけど、自分としてはこんな会があってもいいじゃんと思ってる。初心者の人が大会前に大会っぽいルールを体験する機会になって、緊張や空気感に少しでも慣れてくれれば嬉しいし、同期くらいの人たちの腕を磨く機会になれば最高だし、その上でベテランの方々の強さを生で感じられるっていうのが今の自分の理想。幅広い人が集まる中で、成功体験と自信を得て帰ってくれればすごく嬉しい。大会に向けて、対決形式でしか見られない大喜利をやることで、お互いの悩みや課題を話すきっかけになれば嬉しいし、色んな歴の人が繋がれば最高。そんな場になることが今の自分の目標です。
まだ、たったの半年主催やっただけだけど、大喜利界の中で1つ存在感のある会になっていきたいし、自分は今、笑う警報って会が大好きで、大切にしたいと思っているので、今後とも色んな人に来ていただければと考えています。今週末の大阪の会を筆頭に、今後も色んな地域で開催したいし、やってみたい企画も抱えているので、挑戦していきます。
拙い文章になってしまいましたが、主催として伝えきれないほどの感謝と熱い気持ちを持っているので、今後とも会へお付き合いいただければ幸いです。
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