【ナガチャン】シルクハット杯 IIに参加したよ!(~前日編)
こんにちは、ナガチャンです。DJ NAGACHという名前で、11/5に開催された「シルクハット杯 II」に出場しました。第1回には出場していなかったので、シルクハット杯には初めての参加となりました。個人戦に出るのは先日の第4回べあー杯(noteこちらとこちら)に続いて2回目です。
このnoteは、その大会に向けて前日までに行っていたこと・投げようとしていた楽曲などのお話を”前日譚”として書かせていただきます。本番当日のnoteについては鋭意執筆中ですので少々お待ちください。すみません。また申し訳ないのですが、自分の経験値が少ないため、べあー杯との対比がめちゃくちゃ出てきます。すみません。あ、そういえば帽子で言うと今年はキャップを1つ買いましたね。Tradzっていうチームのものですが。すみません。
10月19日、IIDX30 RESIDENT稼働。
大会に直接関わる話ではないのですが、間接的に大きな影響を与えたのが、この新作稼働というイベントでした。フルHD対応の影響なのか?は分かりませんが、とにかく判定が全く合わない。さらに言うと、明滅が激しくなったような気がして、目が慣れない。。そんな稼働当初の所感だったため、半月後に大会が控えているということに対して、非常に焦っていました。このままでは実力の80%も出せないじゃん!という心境。結構いろいろな人が同じ問題に悩まされているようなので、ピンチでもあり(ひとり判定をつかめれば)チャンスでもあるといった状況でした。
そこで一度、大きくカスタマイズを見直してみることにしました。具体的には、「NOTES TIME(旧:緑数字)」「判定文字」「ノーツ」「爆発」「レーンカバー」をいじくりまわしてみることにしました(ついでにフルコンエフェクトも)。コンセプトとしては「コントラストを薄くする」「明滅を抑える」というもので、キービームはベリーショート以上に視界が担保されるものはないだろうと考えたため、特に変更はしませんでした。その結果がこちら↓
はい。だいぶ様変わりしましたね。ノーツは最終的に変化しなかったものの、極細ノーツや(流行りの)フォトンノーツなどを試した結果なので、元鞘に納まったような感じです。特に大きく変わったのはやっぱり判定文字で、さんざん「テクノ文字はワイのアイデンティティや!!」と豪語していたのに、あっさりと電光掲示板なだけに乗り換えてしまいました。だってまぶしいんだもん。
あとこれは副産物なのですが、電光掲示板風にしたことによって、判定文字の後ろのノーツ(上画像でいう3と7の同時押し)がかなりクリアに見えるようになりました。結果的にノーツを認識できる時間が増え、NOTES TIMEが短くなった、という顛末でした。
このカスタマイズがいい感じに奏功して、Lv.10~11などの「前作割と詰められてたよな~」という楽曲でも今作で自己べを更新できるようになりました。電光掲示板風はマジでオススメなので、みんなもぜひやってみてほしい。
10月24日、出場者発表。
出場者発表については、実は選手陣も他の皆さまと同じタイミングでの公開となりました(サイトこちら)。一覧をみて真っ先に思ったことは、「プロと一般のガワ被ったプロみたいなやつしかおらん……」という感想でした。見知った名前の人が多く、これは激戦になるなあ~~とソワソワしていました。ただまあ言ってもべあー杯と同じくらいのレベルかな、と思いつつ下の方へスクロールすると……
SILKHATチーム参加すんの忘れてた~~~~~~~~~~~~~~~~~~
ということで、厳しいメンツが出そろいました。いやだなあ。しかも(これは後日分かることですが)今大会の前に開催されたTradzの大会でSEIRYU選手,EXIT選手は優勝をキメており、まさに脂乗りまくりのスーパーデューパー厄介な選手陣です。当たったら不運を呪うしかありません。くわばらくわばら。
選手発表はこの辺にするとして、組み合わせについてです。べあー杯ではトーナメント枠抽選が事前に行われていたのに対し、シルクハット杯では当日くじ引きという運ゲーシステムを採用していました。そのため、「○○選手が投げるであろうxxを履修する」という個人にスポットを当てるよりも「よく大会で見るxxは最低限履修する」といった満遍ない対策が必要となりました。これが結構キツかった。Lv.9~12のSOF-LANは一通り確認し、問題がある楽曲はPREMIUM FREEでしっかり練習していました。前髪が1mmくらい後退したかも。なおいくつかの曲に致命的な癖がつきましたが、今後の保身のために明かしません。じゃあ言うな。また、自分はLv.12があまり得意ではないので(?)、地力上げも兼ねて重たい12をしこたまプレイしていました。
さて、選手一同が出揃ったところで、今回の目標は「準決勝へ進出すること(=2回戦を勝ち上がること)」と定義しました。というのも、べあー杯では2回戦落ちを喫してしまったので、その記録は超えたいという思いが強かったわけです。特に今回は敗者復活戦が無いため、とりわけ2回戦に対する勝ちへのこだわりというのは人一倍強かったんじゃないかなと思ってます。結果あんなことになろうとは…
~11月4日、選曲決め。
ぶっちゃけ、新作への判定合わせと上のSOF-LAN対策がだいぶ重たかったので、自選曲候補はほとんどあってないようなものでした。ただ、「べあー杯で投げた曲はできればあまり投げたくないなあ」が気持ちとして強かったため、以前投げた2曲は極力投げない方針で考えていました。結局投げました
また、新作にARENAモードが搭載されてないので、今回の大会では同じ曲に対して2人以上がRANDOMオプションを選択したとき、同一の譜面が降ってきません。そのため、自分だけがはずれを引く可能性を考慮して、「RANDOM差があまりに激しい曲」は基本的に候補外としました。具体的にはMake A DifferenceやXINOBIKILLなどがそれにあたります。MADマジで投げたかったよ、みんなで一緒にGOSPELしたかったぜ…
ちなみに選曲の話とは少しそれるのですが、FREEモード×4人ということで、自分のタイミングとずれたゲーム音がそこかしこから聴こえてしまうため、イヤホンをした状態でのプレイがほぼ必須になりました(当日実際にはしてない人もいたけど)。自分は今までイヤホンをしてプレイしてこなかったので、この「打鍵音が聞こえない」感覚に慣れるのも少々大変でした。そんなこともあり、ド単発は自分のリズム感を失いやすいので、選曲候補に入れられませんでした。
選曲候補①:Happy Wedding ※1回戦で選曲
通称:未婚パンチLv.8という低難易度ながら、とんでもないズレハネ譜面を2分間やらされる狂気の楽曲です。Lv.10でも大抵の楽曲でMAX-一桁が歴代スコアになっているこの現代において、歴代スコアがMAX-13というのが楽曲の恐ろしさを物語っています。
もともと得意な認識はあったので候補の1つに入れていた程度なのですが、前日にやったらMAX-16という「もうお前早く結婚した方がええぞ」スコアが出てしまい、自選候補1位になりました。対戦相手に既婚者がいたら投げるつもりでした。なお、正規当たり譜面なので安定感があるのも魅力。
選曲候補②:fairy cocktail
理由:教育テレビみたいな曲でかわいいので。という冗談はたておき、SOF-LANしないくせにやったことない人にはぶっ刺さりする譜面です。ここでは詳しく言及しないので、ぜひ己の目で確かめてください(こうして選曲回数を増やして削除回避)。逆に言うと知ってる人にはそこまで刺さらないので、あんまり低難度詰めてなさそうな人が相手なら投げるつもりでした。
選曲候補③:Silvia Drive ※2回戦で選曲
①と同様、ズレハネが終始降りまくる譜面です。覚えていないとビックリしてしまう箇所もあるので、やってない人には当然効きますし、ある程度やっている人でもなかなかスコアを出すのが難しい楽曲ですね。あとNoria氏のバッグが異様に薄いです。MAX-30台がかなり安定しており、滅多なことでは負けないだろう、ということで選曲候補に入りました。
なお友人から↓の歌詞カードをもらって以降、Bメロの同時押し地帯に癖がつきました。
選曲候補④:D.A.N.C.E.!
お前はズレてばっかりだな本当に……ということで、Lv.10のズレ枠です。僕からしたらズレのLv.10枠なんですが。バスが連打になりつつ、ラップの声がキーにアサインされているためかなり溶けた譜面してます。またBPMが110と遅く、3連,5連スクラッチがいくつか来るところがあるため、そこで黄グレを出しやすいのも特徴です。
前日にMAX-27が出て「いけるぞ!」と思ったのですが、結構当たり外れが激しいので最後まで選びませんでした。実は決勝で投げるか最後まで悩んだ候補でもありました。
選曲候補⑤:Mr.T.(take me higher) ※決勝戦で選曲
お前はハネてばっかりだな本当に……ということで、Lv.10のハネ枠です。僕からしたらハネのLv.10枠なんですが。どこかで聞いたなこれ?この曲はBPLS2でPEACE選手が投げて広く認知された、とても身体に良いハネ系単発曲です(映像こちら)。ハネ枠っていうとFrom Time To Timeが頭に浮かびがちですが、こっちの方がノーツが少ない分最後まで格上相手にワンチャンを狙える楽曲だと感じています。枝豆・ハーゲンダッツ・茶飲み・茶の湯
以前ARENAでDOLCE.氏に当たった時に、大金星(2位)をあげることが出来たこともあり、最後の手段として取っておいた言わば秘蔵っ子です。よほど譜面が悪くなければ(フラグ)1桁は安定していました。
選曲候補⑥:Rejection Girl
自分がCN系が結構得意なのかも、と気づくきっかけになった1曲でした。一般的には中後半のいわゆる「カーテン地帯」に目が行きがちですが、この曲は単発&スコースコーBSS(伝われ)でいかに点を落とさないかがめちゃくちゃ重要な曲です。じゃあCN系関係ねえじゃん
10月末にMAX-35が出て、当時は「そんなもんかなぁ」と思っていたのですが、実は今作の全一スコアらしいので候補入り。しかし、本番で全一をバカバカ更新しまくるSEIRYU選手を見て「抜かれるのやだなぁ」と思い見送り。相変わらず器が小さい。なお、マジで「そんなもんかなぁ」と思っていたのでリザルト写真はありません。
選曲する気無かった①:Routing ※準決勝で選曲
譜面については言うまでもなく。詳しくは前回のnoteをご覧下さい。今作では特に判定が掴めていない1曲でしたが、当日のアップでオラつくために選曲したところMAX-111(前作自己べ-5)が出たので、急遽拡大したロスター枠に入りました。どうやら色々な人(特にべあー杯関連の方々)が自分のこの曲を観たかったらしく、「アレ、投げないの?」という声を多数頂きました。投げたよ!!!!
選曲する気無かった②:diagram
もう見飽きたでしょwというのが本音。べあー杯で既に3回投げており、お前これしかないんか!と言われそうな気がしたので意図的に選んでません。さらに言うと、判定を戻したばかりなのでまだ正直投げられるレベルになく、前回のスコアを超えられる気がしなかったというのも理由の一つです。結局投げたRoutingも超えてないけど
これら以外にも前回の記事で書いたLv.11の候補曲がありましたが、せっかくなのでと新規枠から引っ張ってきました。結果的にLv.10以下がほとんどになってしまったので、あと9回ほど大会に参加すると僕は5.1.1.(N)を投げる人間に成り下がります。
前日、最後の準備。
前日、最終調整を某ミラクルな店舗でさせていただきました。べあー杯と違って、怖いおにいさんからの応援メッセージが無かったので、少し寂しいような、ホッとしたような感情になっていました。なおおにいさんはおにいさんで(翌日ですが)別のイベントをされてたので、ぜひそちらもアーカイブをご覧ください。
家に帰ってからは、いつものようにFEMMUEパックをして、(冬場なので)リップエッセンスを塗って、チョコラBBハイパーとヤクルト1000を飲んで、蒸気でホッとアイマスクをして就寝していました。
と言いつつ、実際には上の階が一生音を立てていたのであまり寝られず。。若干の不安を残す前夜となりました。そして、約束の11/5を迎えるのですが、ここで事件は起こります――
――当日編へ続く
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