【ナガチャン】第4回べあー杯に参加したよ(当日編)
序 -ふること-
「猫を配ります。」
大学の大講義室、100人ほどの学生を前に立つ教授は続ける。
「猫を多く配られる人は、コミュニケーション能力が高いとの研究結果が出ています。猫を配りましょう。」
―――どこからともなく、ダンボール箱が回されてくる。
上蓋は閉じているが留められてない、おそらく中に猫がいるのだろう。
「猫を配りましょう。」
もう一度、教授がマイク越しにそう伝えると、
箱を持った学生がおもむろに、かつ丁寧にダンボール箱を前の学生に渡す。
自分の番だ、どこに回そう。あの最前列で突っ伏している人なんかいいな。
立ち上がって、猫の入ったダンボール箱を持つ。
平たい階段を下りて、彼のもとに向かう。名前はなんだったっけな――
――という夢から醒めたところで8/28、べあー杯個人戦の朝を迎えました。
はい。改めて、この記事はナガチャンのべあー杯参加レポの当日編です。前日までの記録はこちらをご覧ください。というか先にそっちを観てください。その方が面白いので。ちなみにマジでダラダラ書いてるのでアホみたいに長いです。あ、手っ取り早くDUEのくだりだけ見たいという人は”問題のシーン”まで飛んでください。この記事そこに至るまでに9,000文字あるので。
Ohayo!
一番上のパート何だったんだよって思ってる人が99%だと思うのですが、僕が聞きたいです。何なんだよあれは。リアルに当日見た夢です(面白いかなーと思って人生で初めてゆめにっきをつけました)。絶対にこるて選手のせいだと思います。みんなきなこをすこれ。
というわけで、べあー杯当日の朝を迎えました。ヤクルト1000を飲むと怖い夢を見るとよく言われていますが、怖いといえば怖い夢でしたね。ヤクルト1000,チョコラBBハイパーのおかげで体調はすこぶるよく、心なしか緊張もあまりしておりませんでした。忘れ物がないかチェックし、服を着替え、忘れ物がないかチェックし、シリアルを食べ、忘れ物がないかチェックした結果、イヤホンを忘れました。バカなんか?歯磨きをするときに視界のピントが全く合わず、歯磨き粉を歯ブラシより奥の虚空に射出して気づきました。俺、めっちゃ緊張してるやん……
緊張に気づきつつ外出の時間に。自分は埼玉にほど近い東京に住んでいるので、11:30着を目安に9:00に家を出ました。観戦に来てくれるYAKANくん・別ブロックで個人戦を迎えるFOTHE選手と合流し、一緒に本厚木へ向かいます。
途中、質の低いクソリプおじさん軍団という斜め上過ぎる妨害工作に体力を費やされ、リプ欄と自分の心が荒れました。千束はそんなリプしないだろ。いや解釈次第ではワンチャンするな。。
アラサーのおじさんたちの対応に頭を悩ませている間に、本厚木に到着。このまま箱根まで行ってしまおうかという気持ちも1%くらいありました。温泉、行きたくね?
バスを待っている間に、本日の対戦相手であるRK選手と合流。どうやら課題曲のリストがあることを知らなかったようで、投げたかった曲がリストにない!!と嘆いていました(詳細は今後出るであろうRK選手のレポをご覧ください)。「じゃあ一緒に投げる曲決めましょうか!」とにこやかに提案するも、「なんでだよ」一蹴されてしまいました。しょみ。
バスから降りると、すぐ右側にアツギトレリスがお目見え。at硬派のatの由来ですね。1階にはスーパー?があったので、昼ご飯ここで買えばよかったやん!となりました(駅で買ってた)。超どうでもいい。
到着早々、アップへ。
前日の熱気を残す会場では、すでに筐体で選手たちがアップをしていました。受付を早々に済ませ、筐体を待ちます。自分が1回戦でプレイするところが分かっていたので、一番右の筐体が空くのを待つことにしていました。すると左から2番目が空いたので、すぐに入りました(?)。あったまりゃなんでもええわ。最近はまってるS-Bahnでアップをすると、25点くらいの配置を引いたので「いつも通りの引きだ」と心を落ち着かせることができました。なんで?
1クレ終えて、RIN選手についてRK選手と会話。RIN選手には、以前イベントで一緒になったときに大遅刻をかまされたので、「絶対に遅刻するなよ(意味:遅刻しろ)~~~~」と祈祷していると「いや遅れるわけないでしょww」と後ろから来た本人にはたかれました。どうやら我々が来る1時間前には来ていた様子。アップも終わってるとのことでした。オワッタ
さて再度アップをしていた(一番右台)のですが、思い切ってRoutingをプレイしてみました。2500以上出たので安心。まあこの曲は勝てるやろ!という気持ちで残りの曲を済ませました。がEXTRAプレイ中にべあーさんが「はい始めま~~す」と号令をかけていて、ほかの筐体に誰もいない状態だったのでガチで焦りました。緑数字195くらい。
Masayoshi Iimori スペシャル ライヴ。
配信開始と同時に始まったDJLIVE。カッコよすぎんだろ。。。という感想の他ない。セトリは他の方に任せるとして、IIDX内外の曲がたくさん楽しめてとても良い時間でした。Dazzlinのリミックスとかどこの音源なんだろう。あと久しぶりにS!ck(VIP)が聴けてとてもアツかった。余談ですが、S2TB RecordingのCDは必ず好きな音ゲー曲のロングverが入っているので全盤ともめちゃくちゃオススメです。
このライブ、内容は大変楽しめて大満足なのですが1点だけ問題が。動画(ないしはさっきの写真)をご覧いただいてわかる通り、がっつり筐体の前でDJをやっています。べあーさんから「ライブ中もアップして大丈夫だよ!」と言ってくださいました。いや無理やろ!!!!!!!!
ということで、ライブで馬鹿みたいに縦ノリして身体を温めまくってました。現地来られていた方、右前の席にデケェ縦ノリしながらなぜか座っていた男が私です。途中選手たちと「これBPMに合わせてグーパーして温めましょっか」みたいなことを言っていたら、Masayoshiさんが「リズムを上げるぜ!(神尾アキラ)」とどんどん速めていったので、最終的にBPM180で両手を高速グーパーするキモ集団になりました。DJLIVEが終わった後、選手陣と「あ~~いい大会だった!!疲れたし帰るか!!」と話していました。
ついに個人戦開催、息つく間もなく初陣。
ライブが終わると、いよいよ個人戦のスタートです。ルール説明は正直参加者からするともう知ってるよねという感じだったのですが、感じだったのですが、、、隣をみるとRK選手が「え!2人上がれんの!?」と驚いていました。なんでやねん。
さて、ルール説明も終わり、選手紹介。自分がコメントする番で改めてLv.12が得意だと釘をさしておく。これでもう投げてこないでしょ!!
正直他の選手紹介はあまり記憶がありません。覚えているのは、MOQCHA選手に「いくら払えばブルミラ以外投げてくれます?」とガチガチの寝技をかましていたことだけです。ちなみにこれに対して「いや投げる気ないっすよw」と返答があり、RIN選手と自分が「え、投げないの!?めっちゃ練習したんすけど!!」と思わず逆ギレしました。どないやねん。
とかなんとかしていたら選手紹介も終わり、いよいよAブロックのスタートです。
緊張の選曲発表。
RK選手「SPEEDY CATで。」
選曲エッロ、、、マジ……??てかオプションわかんねえ……
RIN選手「Don't believe the hypeで。」
あ~~~その手があったか~~~練習してねえ~~~
MOQCHA選手「なんかうまくなったのでこんちぇ!!で。」
選曲が既にうめえ~~~ほとんどやってねえ~~~
そして自分は前日編の通りRoutingを選曲。
ということで、何故か知らないですがLv.12が2曲もあるマッチになりました。お前ら人の話を聞け
写真撮影が終わり、本当にいよいよプレーの時間が回ってきました。もはや書いてて緊張するわwちなみに開始前に紅茶さんが「ウサイン・ボルトのアップしてますね」とコメントしてくださいましたが、ANSA選手がBPLでよくやってるアップを参考にしました。あの走りこむやつ。
1曲目:SPEEDY CAT
ランダム外れ気味で序盤は苦しいスタート。。4と7と5がうねうねしていて、右手がツイスターしてんなーと思いながらプレイしてました。自分はスコア差表示を目線合わせに使っているのですが、この手の単発曲は1回マイナスに落ちると”自分はひたすら光らせ続けて相手のミスをただ待つ”だけの時間になるので、気持ちで負けやすいです。ただプレー中は不思議と緊張がなく、まあこの点差なら2位は取れそうだなと思って集中できていました。
終盤、(プレー中は)RK選手(だろうな?と感じている)が何ノーツ分か失点したことが差分でわかり、一気にプラス表示に。「うえ、これ1位あるんじゃね!?」と思っている間に楽曲が終了、終わってみれば16落ちとなかなかのスコアが出ました。思わず(観てる人を意識して)ガッツポーズ!序盤の失点以外大きなミスをしなかったため、90点くらいの出来かなという所感でした。
1曲目にして2点を取れたので、自選取れれば4点、2回戦進出がめちゃくちゃ現実的に見えるようになりました。普通は緊張すると思うのですが、なんかリラックスしてた。人は不可解な生き物。
2曲目:Don't believe the hype
最初がcoldrainのENVYという曲に似ていて好き。WRで結構詰めていたのですが、それ以来ほぼやっていなかったです。まあ正規っしょ~~~と選んだら自分以外3人RANDOMと見えて唖然。最序盤の2拍3連スクラッチが終わって+10表記が見えたので「俺うんめ~~」と思いながらCNをしばいてました。Aサビが始まる前の”I don't”の歌詞でいつもならバンバンと空打ちするのですが、なんか荒れそうだったのでやめました。えらい。
そうこうしているうちに前半のスクラッチ地帯。8分と16分の2パターンしかないので、リズムキープさえできれば比較的光らせる自信はありました。終わってみると30点差が付いていて、「え???俺、うんめ~~」と思いながらCNをしばいてました。
正直最後のスクラッチがあんまり得意ではなかったので、どうせここで差が詰められるんだろうな~~という意識で臨んでいたため、変にプラスを意識せずに最後まで持っていけました。そして最後のスクラッチ地帯、人生で一番光りました。3連の場所があやふやでしたが、結果的にバッチリはまって+50オーバーでフィニッシュ。1位を取ったことよりも、普通にうま過ぎてビックリしてました。自己べ+41点と表示されて、WRからの成長を実感できてホロリとしていました。あと動画買った。こんなん買うやろ。
さて、2曲が終わってなんと4点。いやヤバくね?wこの時点で、自選で2位以上を取れば1回戦抜けが確定する状況になりました。前日編で書いた想定がいい意味で崩れすぎててワロ。
3曲目:Concertino in Blue
少し話変わりまして、ナガチャンがなぜハチマキをしているのか?をお話しします。気合を入れる、パフォーマンス意識などの理由もそうなんですが、一番は”前髪を伸ばし過ぎた”からです。アホ
低速になると皆さん睨みますよね。あれやろうとすると、貞子が如く右の前髪がSUD+になってめちゃくちゃ取りこぼすようになっちゃいました。BPLテストでPOSSESSIONやっていた時も前髪邪魔だな~と思っていたので、ヘアピンつけてやってました(恥ずい)。なお、池ラでその姿を観た皆様はこれから1年間2356を引く確率が上がります。
で当日どうしよっかなと思っていたのですが、せっかくならネタに振りたいなと思って、ちいかわのヘアピンと迷ってハチマキにしました。まさかこんなにフィーチャーされるとは。ちなみにあぴにゃんがいつぞやのBPLで巻いていたハチマキとは何の関係もありません。配信見てビックリした。
というわけで、コンチェはそのハチマキのおかげもあって、序盤の低速でめちゃくちゃ取りこぼしました(なんで??)。この曲は得意でも苦手でもなくて、もうちょっと頑張れたと思います。ただ、前の4点で抜けるのほぼ決まっていたし、Routingに全力を注ぎたかったのでかなり流し目にやってました。今度MAS-Gで対戦しましょうね♡
結果は3位。RK選手/RIN選手ともにポイントを取ったため、「4pt×3人でまだ敗退する可能性はある」と認識し、ほどよい緊張感を保っていました。
4曲目:Routing(自選)
満を持しての自選。紅茶さんも言っていたけど、自選4番目ってすごい気が楽でいいね。序盤のズレがあんまりいい出来ではなかったものの、どうせ後半追い抜くやろ!という自信に満ち溢れていたのでモーマンタイ。中盤から始まる甘栗スクラッチ(前日編参照)は問題なく光り、予定通りここでトップに出ました。曲開始前にうなむねさんが「あのスクラッチを安定して光らせられる人はいないと思います」とコメントされていました。フゥン……それがさァ……いるんだよな、こ・こ・に(自分を親指でさしながら最大のドヤ顔)。
その後のスクラッチも問題なく処理し、結果的に想定通りの2500超えを達成できました。まあ序盤下手だったし及第点かな。
というわけで終わってみれば3曲で1位という、自分にとってはあまりに上出来すぎる結果になりました。マジでうれしかった。何ならまだうれしい。
↑うれしすぎて思わず回線を切断した男
ちなみに終わった後46選手に「Routingめっちゃうまいっすね!」とお褒めの言葉をいただいたのは、今にしてみればそういうことだったのかと合点がいきました。いやスコア負けとるやないか
そして2位のEXスコア発表。RK選手が「ハイスピミスっちゃった~~」と話していたのですが、Routing開始時にコンチェのハイスピ設定が残っており、序盤で70点落としてしまったそうです。これもあり、RIN選手が勝ち上がり。RK選手が「許さねぇ~」と話しかけてきたので「悪いのはこんちぇ投げたMOQCHAさんで僕じゃないですからね!」と返すと「いや俺が悪いでしょ」とド正論が返ってきました。ナガチャン、さすがに器が小さすぎる。
神解説、つかの間の休憩。
べあーさんから「じゃ、1位になったナガチャンは解説席にお願いします~」と言われてビックリ。なんと、ひとつのヤマ場であるBブロックの解説をやることになりました。え、俺あの魑魅魍魎を解説するの?無理だよ。
解説席に着き、紅茶さんにご挨拶。完全に初対面です。おお、KACやらBPLZeroやらでよくお見掛けしていた紅茶さんの隣に座っているのか。。。なんだか来るところまで来てしまったな、と感傷に浸っていました。とか考えている間に選曲発表。
Hella Deep
冥←!???!?!!?
S!ck(Nhato Remix)
thunder
1曲除いて実に大会1回戦目という曲目ですね。ということでこの4曲の解説をするのですが、ナガチャンにひとつ問題が。実はわたし、穴冥の譜面鑑定ほぼ出来ません。何ならまだ鳥のってません。そんな奴が解説するな。というわけでここでは穴冥のクソダサ解説に触れていきます。これ動画見ながらの方が面白いかも。大体このへん
穴冥始まった瞬間、とりあえずPPJTさん画面でメイン1サブ5なのが分かったのでそのまま伝えてみる。すると紅茶さんがフリーズ。あ、2Pサイドって言うの忘れてた。そしてしばらくの無言。。きまじーーー!!w
で、軸&階段が正規みたいだね、という話になりました(紅茶さんが後日配信で「正規じゃなくて鏡だねw」と修正してます)。そしてAメロ。バスの位置は1Pで6鍵ということが分かったのですが、それが何を意味しているのかが分からないので「バスも6(鍵)なのでー……」と勇気ある回線切断をしました(ここ)。
問題の低速ですが、低速じゃない人が一人いたおかげでそっち触れてたらなんか抜けてましたw再びBPM200に戻ってなぜか僅差な展開、「これはもう何も言えないですね」とそれっぽいことを言っていますが、単に何か言える知識がないだけですね。最後の減速、また減速していない人がいるのでいじり倒す。「財布置いとけば?」と言いましたが、財布置いたら全ノーツでハイスピが変わるのでダメです。総括すると、解説は0点。でもまあなんか雰囲気面白かったのでヨシ!
気づいたら穴冥が一番文量割いててワロタ。自分でやってないのに。解説楽しかったのでまたやりたいです。そのために頑張って個人戦で1位になりますね。
さてさて、Aブロックを抜けたので、全ブロックが終わるまでしばしの休憩。一緒に来たFOTHE選手がLevel3ビカビカに光らせていたり、某Shiva犬がデイドリ1位を決めていたりと、毎試合に印象深いシーンがありました。余談ですがCIS選手がV2を投げていて、第1回チームの身内が背中から刺してきてヒエッてなってました(わからない人はこちらを観てね)。
絶望の2回戦。
Fブロックが終わり、間髪入れずに始まるは2回戦。相手はRIN選手に加え、Bブロックから勝ち上がった魑魅魍魎の魑と魍の2人(?)。1回戦の倍くらい勝てる気配がない。というか、何を投げるか考えてないし対策もしてない。実際、Fブロックが終わるまで自選曲を書いておらず、ぎりぎりまでどうしようか悩んでました。んま、ここはぶっちゃけ記念受験だし、ちゃんと自選とって敗者復活いこ!と思ってdiagramを選曲しました。
対する各位の選曲。
RIN選手「CN系で攻めたいと思います。-HELL or HELL-で。」
CN系とは????????あと貴様また12選んだな????????
O24CUP選手「みんなで踊りましょう、No Limit 2 dAnceで。」
うわ~~~~数少ないLv.11今作未プレイ~~全然覚えてねえ~~
PPJT選手「EMPRESS PLACEの曲好きなんです。Arabian Rave Nightで。」
あ!正規系あたりのやつだ!卑弥呼じゃなくてよかった~~
ということで、1回戦よりLv.12が少ないリストになりました。
正直、この時は「あれ?ワンチャンあるんじゃね?」と思いました。。
さて、運命のアリーナです。今度は一番左の台で、自選からスタートです。選曲見た感じなんだか行ける感じがしたので、とにもかくにも、まずは自選は死守せねば。
1曲目:diagram(自選)
というわけで、3大会でて3回投げているdiagram。配置としては悪くなさそうだったので、多分2ケタ半ばくらいの点数になるかな~という予想でした。序盤思ったよりうまくいっていたのに、一向に点差がつかない。様子がおかしい。そうだった、対戦相手はLast Danceのトリルを光らせる男・BPLドラフト2巡目の男・全身黒ずくめのバケハ男だ。気を引き締め直して、しっかり光らせる。サビで5点差まで追いつかれてガチ焦り。音ゲーのいいところは、どれだけガチ焦りしても降ってくるノーツは決まっているのでよい。サビ真ん中まで結構うまくいったので、点差もそこまで詰められず。サビ終わりから先は1個もグレさせないように意識できるので、+3でしたが結構安全圏に入った感覚でした。そのまま点数保持しフィニッシュ。俺はドラ2に勝ったんや。俺は優勝者に勝ったんや(後で知る)。俺は3位に勝ったんや(後で知る)。あ、RIN君には3曲勝ったのか、うれしい。
なお当日は「え!?俺これ昨日のLICHTさんより高いんじゃね!?ヤバ!!勝ったわww」と周りに言いふらしていたのですが、1点負けてました。ダサすぎんだろ……
↑テメェはテメェ自身のツイートも覚えてねえのか
2曲目:真・地獄超特急 -HELL or HELL-
ムリ
3曲目:No Limit 2 dAnce feat. 大山愛未
こるてくんの「パインアメ選手、S-RANでございます」でハァとなった。一方でランダムは配置カス~~~~~~~~~~~~~~~でした。147同時がずっときていて、その道中に2356がお邪魔するような、絵にかいたような最悪の配置。序盤の「テッテッテッテテテttt」というディスコルディアの玄孫みたいなところが全ピカしたのあまりにもうますぎた。
のですが、その後も無駄グレを連発しまくっており終始ビハインドな状況が続きます。47トリルがFAST出てるのは明らかに緊張のせい。31トリルも来たり、もう本当に今見返しても最悪な配置でしたがそこは共通の条件(パインアメ除く)なので仕方ない。-2ケタが見えたところでこれは苦しいなとなり、そのままフィニッシュ。結果的に2位と10点差をつける3位(PPJTさんと同率)でした。この曲で10点差は正直かなり大きかったです。ここで「あ、やっぱり通過は無理だな」と思いました。あきらめたわけではないけど。
4曲目:Arabian Rave Night
正規系が当たりなのは知っていた。だが正規だったか鏡だったかを忘れた。PPJT選手とオプションが同じなのを確認し、(プレイサイドが逆なので)逆だった~~と開幕前に反省してました。こるてくんが「興味深いですね」とコメントしてましたが、これは遠回しに「お前さては間違えたな??」と言われてます(勝手な解釈)。シュン
序盤からFASTを量産してしまい、若干息切れしてきたかなという感じでした。この曲もdiagramほどではないにしろ、覚えていないと光らないノーツがたくさんあるので、知識差でPPJT選手に負けている状態が続いていました。パインアメはもう知らん。
紅茶さんが「点差見たら死ぬぞお前ら~」と言っていましたが、自分には常に眼前に-20の表示があったのでいろいろと死んでいました。いや~~もうちょっと頑張りたかったなあ。でもフルコンしたの俺だけだから勝ちw
ということで、結果は2点の同率3位となり2回戦敗退。No Limit 2 dAnceが雌雄を決したなという印象でした。マジで悔しい。
ただ正直すごいなと思ったのは、RIN選手がBブロックのPPJT選手を破って準決勝に駒を進めたことで、それはそれでものすごくうれしかったです。デカくなりやがってよォ……
敗者復活、問題のシーン。
残念ながら2回戦を敗退してしまったのですが、この大会には有難いことに”敗者復活戦”というシステムがあります。ちなみにナガチャン、敗者復活戦のルールについて、始まる15分前まで↓のような勘違いをしています。
誤:戦う3人が自選を投げる&CPUランダムLv.12の4曲勝負
正:CPUランダムLv.12の1曲勝負
はい。この間違いに気づいたときにはマジで絶望しました。だって俺、Lv.12苦手だもん。醜態晒さないようにしなきゃ……とワナワナしていました。でも大丈夫、お前この後しっかり晒すよ。
まずは敗者復活メンバーの確認から。
ウーーーーーーーーーーーン、無理!w
ワンチャンでも勝てる可能性があるのが、スクスカみたいな少ノーツキモ譜面くらいしかなかったです。当日は一生「ダブドリ(Double Dribble)こい、ダブドリこい……!!」と祈っていました。先にAの選曲から、べあーさんがランセレで決めます。
敗者復活Aグループ楽曲:Dr. Chemical & Killing Machine
おぉ~~~と声が出ました。Lv.12の中ではかなり簡単な部類の曲ですが、それだけに1点の差が極めて大きな意味を持つような2分間になります。正直あんまりやりたくないかな。こっちじゃなくてよかった~~と思ってました。このときまでは。
さてさて、お次は自分がプレイするBグループの選曲ですが、べあーさんに代わって今度は紅茶さんがランセレすることに。「いくよ、いくよ!?」と言いながらボタンを押して出た曲は……??
という、夢、だったのさ。。。
ならばどれほどよかったでしょう(Lemon)。はい。DUE TOMORROWが選曲されました。450、曲、ある、中、ランダムで、選ばれた、曲が、DUE。いや、意味が、わか、らん。
敗者復活Bグループ楽曲:DUE TOMORROW
すみません、正気に戻ってしっかり話します。こいつは運ゲーのフリした対策ゲーのフリした体調ゲーです。うなむねさんが開始前に言っていましたが、「その日の体調がいいやつが勝ち!w」みたいな曲です。いやDUE引いた時点で体調ゲロ悪いわ。3人とも。ちなみに正規は序盤にどうしようもない癖がついており、他の人が同じ配置の時点で勝ち目がなく、乱かけることを余儀なくされていました。体調判定の前に運勢判定も追加されました。
ただ、実はなんだかんだ言ってまだ望みのある楽曲だったように思います。先述した通り自分はLv.12が苦手なので、シンプル地力差による敗北は回避できました。心からやりたくはないけどね。
Aグループの激戦はこるて選手はじめ3名のレポでアツくアツく語られると思うので楽しみに待つとして、絞首台ことBグループのプレー番が回ってきました。その際のコメントでZEXX選手が「 #紅茶を許すな 」という大変キャッチーな社長解任スローガンを掲げてくれたおかげで、およそ90件もの署名ツイートが集まりました。ちなみにまだまだ募集中です。みんなもこのレポの感想コメントに「#紅茶を許すな」ハッシュタグをつけてTwitterに投稿しよう!
ちゃっかり本人も署名している
ウダウダ言っていますが、もちろん逃げられるはずもなくプレー開始。配信ではお伝えできていないと思いますが、GET READYの表示が出るタイミングまで「いやだ!!!」と叫んでます。うなむねさんに「抵抗してますがもうはじまりますよ」と諭されています。でもいやなんだもん。
ついに開幕、2バスと中央ジャリ。はっきり言ってかなり当たりの部類でした。この配置でなければ、おそらく既に40点差はついていたと思います。プラス表示で終えたので、AWESOMEタトゥーその1回避。低速に入るまではぶっちゃけあんまり変わらないので、極力ミスなく丁寧に。低速に入る瞬間、+1の表示が見える。低速で抜かれるのは恥ずかしいので頑張る、そしてグレる。低速抜け、変わらず+1。みんなグレててちょっと笑う。
ディストーションマシマシ地帯。ここでトリルの予測ができます。詳しくはCORIVE(R)選手の解説動画をご覧ください。いつもお世話になってます。まず裏拍が2、そのあとの表拍が3と7……うん、最初キツいけど押せる。一応ですが、UFO出る前のちょっとした空白でトリルの位置を空打ちしてます。
トリルに入る前、37トリル(なんでトリルの前にトリルがあるの?)で認識が赤ちゃんになっちゃいまちて、大幅なロスからのスタートでしゅ(キチィ)。これマジでもったいない。そしてついに始まるDUEの真骨頂。トリルの位置は予測できているので運指を組んで対応していたのですが、裏で来るスクラッチに対応できずさらに10点ほどロス。まあ正直この時点で半分あきらめていました。そして最後の二重トリル、実はここの予測ができていない(解説動画に載ってなかった;;←自分で考えろ)。1327トリルという、運指を組めばギリ対応出来なくはない程度の配置であえなく撃沈。終わってみれば鳥も乗らない、そこそこに悲惨な出来でした。タトゥーが刻まれてしまった。。
終わった後、筐体前で叫び(炎上必至)、ハチマキを投げ捨て(大炎上必至)、対戦相手に深々とお辞儀をしました(全部帳消し✨)。コメント面白いこと言いたいな~と思っていましたが、普通に燃え尽きていて何も出なかったのがちょっとだけ後悔。そして写真撮影をした後、特定指定暴力団一般社団法人”DUE TOMORROW被害者の会”が設営されたのでした。めでたし。
観戦に回る準決勝・決勝、そしてフィナーレ。
DUE TOMORROWはなんだかイベントみたいになってますが、しっかり敗者復活戦でしたししっかり負けたので、ナガチャンの第4回べあー杯は2回戦敗退で幕を閉じました。さ、あとは観戦ですね。Aブロックの民ことRIN選手が、準決勝でまさかのカンフー1位を出してて泣きました。デッッッカくなりやがってよォ……
思えば準決以後Lv.11以下が投げられたのはLost Soulsだけで、他はゲキ重Lv.12だったので自分が準決に上がってもなかなか厳しい土俵だったんだろうなと思います。みんなすごいよ、おじさん感心しちゃう。あれよあれよという間に決勝戦まで進み、最終的にはパインアメ選手が優勝。おめでとう!!S乱が正義であることを世に広める結果となりました。ホントに?
さてべあー杯恒例のフィナーレ、べあーさんの「コメントで最後まで泣かずに終われるか」チャレンジですが、後半の(感情の)密度に圧されて最後の一文で泣きかける。でも一応言い切れていたので2%抜けってことにしてます。そしてその姿を観てこるて選手、思わず涙をホロリ。それら一部始終を全部観てる俺、涙カラカラ。感情ないのか
おわりに。
総括すると自分は2回戦敗退で、以下の成績になりました(太字は自選)。
1位:SPEEDY CAT/ドンビリ/Routing/diagram
2位:なし
3位:コンチェ/No Limit 2 dAnce/アラビアン
ドベ:HELL or HELL/DUE TOMORROW(3人中3位)
こうやってみると、2位がないのが面白いですね。自選のクセが強いからというのもありますが、他選が刺さりやすいのは課題なのかもしれません。
さてさて第4回べあー杯、前回以上に厳しい戦いとなり、前回以上に楽しい時間となりました。もちろん前も楽しかったんだけどね。やっぱり自分のメインフィールドはLv.11以下であり、特に自選や周辺領域ではトップクラスの相手でもちゃんと勝てるんやなと改めて認識出来ました。これは結構うれしいこと。あとはやっぱり俺本番つよいんかな、ほかの人ほど緊張でデバフがかかる感覚がないので、そこも強みとして磨いていきたい。ただ本番力上げるのって本番に出るか滝に打たれるかしかないと思うので、今後も機会があればいろんなところに顔を出したいですね。滝に打たれたくはないので。まあでも自分のキャラって全部の大会で観ると胃もたれするというか「もうお前はいいのよ」ってなっちゃうので、TPOは多少わきまえつつ……ね。
改めて最後に謝辞をば。今回の開催は、2日間という初の試みもあってかなり大変だったかと思います。情勢も決して良くはない中で、大勢をまとめて2日間運営やりきるのは並大抵のことではないです。幸い、開催から1週間が経ちますが(もうそんなに経つの?)自分は体調も悪くならず、残っているのはDUEから受けた心の傷だけです。裏ではバタバタしていたんですと話を聞きましたが、表に出さずオンスケで運んでるのはもう本当に尊敬の念しかないです。べあーさんはじめ運営各位、事前・事後作業および2日間の運営本当にお疲れ様でございました。ありがとうございました。さらには選手各位、あのような素晴らしい戦いを一緒に作ってくださって、本当にありがとうございました。そして最後に実際に足を運んでくださった皆様、配信ご視聴くださった皆様、応援やコメントで盛り上げてくださって、本当にありがとうございました!!IIDX最高!!!!!!!!!!!!!!!!
あ、そうだ。よければTwitterでもなんでも、コメントくれるとうれしいです。前日編の反応がうれしかったので、こんな大ボリューム文になってしまいました。あともし質問などあれば、回答できる範囲で下に追記していこうかなと思います。ドシドシお待ちしております(言ってみたかった)!