らい

今日は明日、昨日になるらしい

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両手でサンドイッチ食べる人に会ってみたい

    • やめたい口ぐせ なんか ちょっと たしかに

      • ペットボトルのゴミって飲み終わった後、すぐに捨てないと捨てるのがめんどい

        • 机の上の鉛筆削りを最後に使ったの何年前や

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          どーでもいいことシリーズ

          自分机の電球もバリカンもNational製

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          関西弁で入力しとうとき、うまく変換してくれるアプリあったらええやん

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          なまえ

          私の名前は達也だ。器用な人になってほしい、という親の願いがこめられているそうだ。 いま、22歳になった私は器用な人になれているだろうか。なれていないと思う スポーツをするにしても人並みに練習しただけでは上手くできない。ボーカルしたときだってリズム感なさすぎて足引っ張っていたし。好きな人に気持ちを伝えるのも下手くそだった みんなと同じようになるには友だちの2倍3倍頑張らないといけなかった。名前に込められたプレッシャーは意外と大きくて中学生になるまではなんでも器用にならなきゃ

          なまえ

          爪の裏側①

          倍率10倍越えの難関大学に無事合格したリコ。入学式初日から遅刻してしまった。たったの1分遅れただけで停学処分となる。初日からハプニング。処分を取り消すために、彼女が与えられた任務は街で人助けを10回すること。人助けを10回すると街から感謝状が贈られる。これが復学するための条件だった。 人のために何かをするのが好きなリコは自分にとって簡単なことだと思い一目散に街へと足を運んだ。リコは1日でも早く学校に行きたいと思っていた。 ここは学園都市なだけあって、学生が多い。また、住ん

          爪の裏側①

          Why Japanese people⁉︎

          私は最近気になることがある。 あいさつについてだ。 友人や近所の人に朝ならおはよう 昼ならこんにちは、夜ならこんばんはと言う。 それが、目上の人に対しては「おはようございます」、こんにちは、こんばんはと言う。 昼と夜の挨拶は、フランクな使い方からフォーマルな使い方ができるのだ。 なぜおはようだけ相手によって丁寧語にしなければいけないのか気になった。 調べてみると、 おはよう→お早いことでございます こんにちは→今日は良いお日柄でごさいます こんばんは→今晩は月

          Why Japanese people⁉︎

          俺の友だちがエステに行くわけがない

          男はあったまりやすく冷めやすい 昔から思っていた。もちろん変な意味とかはない。だからこそ好きな子に一途な男は周りから「素敵やねー」「やるじゃん」ってなる。 男の欲望は果てしなくエロい 地方に行った実力派エリートの友だちはこないだエステに行ったらしい。もちろん変な意味で。 60分のコースで10,000円くらいだったらしい アロマの香りがする心地の良い部屋 照明が薄暗く眠ってしまいそうな感覚 オイルを使って足先からマッサージをしてくれる 息子の近くは通るけど触らない じれった

          俺の友だちがエステに行くわけがない

          俺の兄がポンポンお金をくれるわけがない

          おとといの朝、雨が降っていたのでお兄ちゃんを駅まで送った。お兄ちゃんは心なしかゆっくり歯磨きをしていた。 母がいい弟を持ったねえ、この図書カードあげちゃいなよ。母に言われるままにお兄ちゃんはいらなそうに図書カードを私にくれた。なんと 1,000円分だった。 1か月前、お兄ちゃんが部屋を掃除するというので見に行くと服で溢れていた。欲しいのあったらあげるでと言われたので、グレーのシャツをもらった。 それが昨日、メルカリで売れたらしい。もらってから2回ほど着た。お兄ちゃんから

          俺の兄がポンポンお金をくれるわけがない

          俺の歌詞がこんなにダサいわけがない

          私はよくメモをする。何年か前に「メモの魔力」が発売されて読んでからは、いっそうメモをとるようになった。 メモをとると後になってからあの時のことを思い出したり、記録として残したりできる。中には恥ずかしいことをメモしているときもある。それは再び見るのが遅ければ遅いほど恥ずかしさが増す ・人の目を見て行動しているうちは 合図出されるまで動かないサルと同じ 私はたまにアーティストのつもりで歌詞を考える。歌がうまい先輩にその話をして「私もしてるよ!」と聞いてからは、より考えるよう

          俺の歌詞がこんなにダサいわけがない

          俺の友だちがこんなに人嫌いなわけがない

          友だちとおしゃべりするのは楽しい。すきだ。みんなそう思っていると思っていた。でも、そうじゃない人もいるんだと知ったのは高校生のときだった。 彼はどちらかと言うと陰キャだった。学校でのこととか、趣味のこととか、どんな楽しい話をしても彼はつまんなそうだった。ずうっと携帯とにらめっこしているし、食いつくのはアニメの話ぐらい。嫌われていると思い、俺と話すん嫌い?と聞いたことがあったけどそうではないらしかった。 「話すタイミングが悪い」 とだけ言われた。 このとき、父を思い出した

          俺の友だちがこんなに人嫌いなわけがない

          20歳(はたち) ④

             沈黙を破ったのは私のほうだった。恥ずかしいのはお互いさまで、なんなら彼女のほうは先に想いを伝えてくれている。あと足りないのは私のちいさな勇気だけ。2人に変な緊張が走る。私だけがまわりの目を気にしていた。この場にいるのはすでにカップルか夫婦ばかり。愛の告白をしている人たちなどいない。 「好きだ。俺と付き合ってください!」 やっと言った。少し男になった気がした。 彼女の冷たい手をそっと握った。そのあと、どのくらいの間ハグをし続けていたかは覚えていない。    

          20歳(はたち) ④

          20歳(はたち) ③

             六甲山の夜景をひととおり眺め終えていた。寒いかうべの山の上で彼女と私は見つめあっていた。数分間も見つめあっていた。        2人とも、しかめっ面をしていたわけではない。 ただ、それをにっこり笑っていると言うには、少しぎこちなさがあった。まるで日本の仏さんの顔がそうであるように。    テテテ・テテテン♪テテテ・テテテン それは、幼なじみからの電話だった。率直にまとめると、私のことが好きで付き合って欲しい、との内容だった。 少しお酒に酔っているようだった。 私はそ

          20歳(はたち) ③

          20歳(はたち) ②

              彼女おすすめのシトラスティーはおいしかった。渇いた喉を潤すには十分だった。        軽くおしゃべりしたあと、神戸の夜景を見ようと六甲山へと向かった。車で行った。     車の中で何を話したのかは覚えていない。なにげに初めて行く場所であったから、心に余裕がなかったのかもしれない。        山の天気は変わりやすいと聞いたことがあったが、本当だった。昼にかいた汗も冷やしてしまうほどに、空はどんより、そして風は寒々としていた。    

          20歳(はたち) ②