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ママが元気になると不思議と子どもも落ち着いてくるんですね。

ホームビジターさんの体験談の中でこんなコメントがありました。

「こうした方がいいよ」って言わずに、受け入れながらよもやま話をするうちに、ママ自身が答えを見つけられたようで、傾聴の力ってすごいなあと感じました。

「親自身が答えを見つける」
この活動の原点はここにあるのではないでしょうか。

ホームビジターは、ベビーシッターやヘルパーのように親代わりに家事育児をする人ではなく、親と一緒に家事育児をしながら共に過ごす、伴走型の支援者です。専門職のように指導はできませんが、ゆっくり話を聞きながら家事育児を一緒にやってみることはできます!

誰かが一緒にいることで得られる安心感

誰かが一緒にいることで得られる安心感と共に、話をすることで親自身の気持ちが前向きになり、子育て意欲やスキルが向上します。地域の親同士の対等な関係性を大切にした無償ボランティアならではの効果です。

私はまだ研修途中ですが、このボランティアの輪がもっともっと広がるといいなと願いながらこの記事を書いています。ですが、子育て経験があるからと言って、誰でも参加できる性質でもありません。しっかり研修を受けて子育て中の親の現状を理解しないと難しいと感じています。

その人の抱えている問題によって求めるニーズが異なること、そうなった背景があることを忘れてはいけないと思うからです。

コロナ世代の子育て

2020年からの新型コロナウィルス感染拡大による新生活様式が定着しつつある昨今…マスクなしの生活が戻ってくるのか??わかりませんが。。
生まれた時から、身近な大人、地域、学校のお友達皆がマスクを着用し、ほぼ「目」のみの表情と声や言葉でどこまで感情を読み取れるのだろう?そう思うと、ちょっと怖くさえなります。コミュニケーションやスキンシップも以前の形ではなくなり、集団生活のルールなど既に変化していますが、今後さらにどう形を変えていくのか、私たち大人がまず受け入れることから始めないといけないような気がしています。
そんな私たち子育て経験者も悩んでいいし、答えを出せなくてもいい。。
当事者と話をしながら見えてくることは必ずあるはずだと信じて、ゆっくり寄り添っていけたらいいなと思います。

「母親なんだから」とか「父親なんだから」とか…
こうあるべき!的な概念は、ちょっと脇に置いて考えた方が良いかもしれませんね。

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ホームスタートジャパン

ホームスタート・おりーぶ 

ペアレントメンターかがわ

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