見出し画像

ホームビジター養成講座は6日目となり、基本的な講座は今日で最終とのことで、これまでの研修の復習と、ビジターとオーガナイザーが訪問する「紹介訪問時」のロールプレイや、実例の検討を行いました。

ホームビジター研修を受けて思うこと

これまで書き綴ってきた通り、このボランティアは子育て中の家族の支援です。毎回、研修のたびに胸が熱くなるのですが、それは、自分の子育てや、自分自身が子どもの時代にまで遡って、育て育てられた経験を思い浮かべてしまうから。。そのくらい、我が子や親に対する思いというのはとても大きくて、深い愛情に包まれているという証なのでしょうね。。

実際に訪問する際に・・。

余計なことを言ってしまうのではないか。。
利用者と相性が合わないんじゃないか。
想定外のことが起こったら対処できるだろうか。

不安はいろいろありますが、答えに困ったら、なぜそう思うの?と問い返したり、わからない時は「私にもわからない」と言えばいい。ボランティアは「予防」であり、そばにいるだけでいいのだと。。何より、頼りになるオーガナイザーさんもいるし、大丈夫!
傾聴」と「協働」を軸に、利用者の立場になって考える姿勢があれば大丈夫なのだと思います。

紹介訪問時のロールプレイでは、オーガナイザー、ビジター、母親、子どもの配役のもと、それぞれがその場面を体験してみましたが、実際はもっとリアルで、お母さんの話に向き合うことに必死になるような気がしました。
お母さんの気持ちに向き合えるように、自分自身の日ごろの心や体の状態を健康に保つことが必要だなと改めて思います。

画像1

活動例で深掘りしてわかったこと

いくつかの実際の事例をもとに、親や子供の気持ちについて考えてみました。(事例は省略します)

基本、母親は子どもを伸び伸びと、楽しく育てたいと思っているのですが、思っていたようにならない、どうしていいかわからない、相談相手がいないと困っています。
そんな時、ビジターとしてどんな風に接したら応援できるのか、そこを掘り下げていくと・・。

傾聴すること!否定はしないで一緒に考える
様々な家事・育児の助言をしてもいいし、提案もしてもいい
ただし、共感的な態度で、依存にならないように、最終的にどうするかは親自身が決めるように配慮することが必要
外に出かけてみる
オーガナイザーを通して、コーディネーター等を紹介してもらったりする
親が苦手なことを無理にやらない

ビジターさんからの「豊かに育ってるね!大丈夫!大丈夫!」なんだか褒められた気分で、この言葉で救われました。という、利用者さんの声があり、母親失格と責めていた自分を許すことが出来、前を向け方がいます。本当によかった!!胸が熱くなりますね。

ホームビジターの連鎖

こうしてホームビジターが訪問していく中で「子育てがひと段落したら、私もホームビジターになりたい!」そう言ってくださる利用者さんもいるそうです。これって、すごくいい連鎖ですよね!!きっと、来てもらって嬉しかったから、自分も誰かにしてあげたいと思うのだと。。
そんな活動の一員になれることに、今はほぼ期待しかありません!!

次回からの3回は、妊婦さんへの訪問の際の研修に入ります。



この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?