その一口で私は幸せ
先日、前から行きたかったカフェに行ってきました。そこは卵が有名なお店でした。ランチにオムレツとジンジャーエール、そしてデザートのパンケーキをいただきました。オムレツは卵が濃厚でとても美味しかったです。そして、「パンケーキは15分ほどお時間をいただきます」と言われたホットケーキはふわふわで、初めて食べる味でした。
若い頃、私は「幸せ」とは色々なものを持っている人たちのことだと思っていました。
たとえば、
・可愛かったら幸せ
・成績が良かったら幸せ
・スタイルがよかったら幸せ
・彼氏がいたら幸せ
・お金をたくさん持っていたら幸せ
・大きい会社に勤めて、たくさん稼いで大きな仕事をしていたら幸せ
・結婚していたら幸せ
・子供がいたら幸せ
・子供がいい子に育っていたら幸せ
・持ち家だったら幸せ
条件はどんどん上がっていきます。これらは、自分の外のもので幸せを感じるものだと思っていました。しかし40代になり、幸せはある、ないで感じるものではないと気づきました。自分が行動を起こして「なる」ものなのです。
例えば、美容院に行ってさっぱりと髪を切ってもらって、鏡の中の自分がいつもより可愛くなる。自分自身が変わるのです。髪を切って可愛くなり、うれしくなる。そしてその先に「幸せ」があるのです。幸せになるという言葉には大きなイメージが付きまといますが、日々小さな幸せを見つけていくことで、私たちは徐々に大きな幸せにたどり着くのです。
ホットケーキのふわっとした一口は、私を初めての体験という幸せなゾーンに連れて行ってくれました。