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指輪の行方①【メイの視点】

ナツキからの告白のあと

私はちょっと混乱もしていたかもしれないし
やきもちもあって

そんな気持ちをメッセージで伝えていました。


そしたら、
こんな返事が返ってきました。


メイは、口を出す立場にあるよ
だって、僕の婚約者で、未来の妻だから。


私ははっとしました。

大好きなナツキで、ツインレイ・ツインソウルのナツキであるけれど
自分の立場があるからと思って
ものすごく遠慮をしていた部分に気づかされました。


そうか、よかった。とナツキに伝えると


僕も一つだけ伝えてもいい?


とメッセージがやってきました。

***************

僕と会う時にも結婚指輪しているの、
気にしてしまっているの。
ご主人との日々があって、今のメイ。
僕の愛するメイ。
だからご主人もひっくるめて、受けとめたいと思っているの…
でも気になっちゃうの

***************

私もなんとなく気にはなっていました。

でも、実は手がむくんで取りにくかったんです(笑)


でね、

外してみたら、すごく重たかったことに気が付いて。

しかも、薬指にしっかりと跡が残っていました。


でもね、家で外してたらどうかな?と思って

でも、痛いから
再びつける気もしなくって。


小指にひっかける感じでつけていたんです。


そしてその日の夜。


指輪は忽然と姿を消してしまいました。


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