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まずは無題 もしくは行動指針かなにか

一年間、創業したてホヤホヤの組織に携わり、いくつかの部門の実態を知ることができた。
右も左も分からない自分にとって、お金の匂いをうまく嗅ぎつけていくことは至難の技であったけれども、その「金銭感覚」さえも、これからの自分の軸を形作る指針にもなってくれた。


今の自分は、人生の中でまあまあ重大な岐路に立たされていると思う。
それは、あるベンチャー会社に学生インターンでコミットし始めて一年が経ち、ひたすらワークするが故に大多数の大学生が経験する就職活動には関心を持てていなかったからだ。
闇雲に何かを追いかけるものの、目先のことを一段踏み外してしまう、まさに本末転倒な状態だということだ。


しかし、冒頭に述べたような獲得できたことも少なからずある。
それらの事実をかき集め、まともに自身を見つめ直し、テーマにしている「ストイックにQOLを求める」生き方をその時々で手に入れていけたらいい。


納得できる自分で在れるよう自分のペースでいいから着実に成長し、前に進んでいこう。
でも、その前へ進むことにたじろいでしまうこともあるだろうから、そんなときはブランコ理論だ。


人生は「ブランコ」のようなものだ。そう、漕ぐタイミングを敢えてはかったり、一度漕ぐことができたならば加速させることもできるブランコだ。
そんな人生の岐路だと自分に言い聞かせてみても、結局はブランコなのだから気楽に漕ぎ出して、漕ぐタイミングをチューニングしていけばいい。たまに風に煽られることもあるんだろうけど、その風はきっと味方してくれる。その不確実性もまた、ブランコなんだろうな。


これからはもっと激しい荒波に揉まれることになるんだろうが、振り切る一漕ぎが大切なのだ。
そこでびゅんと加速できるかもしれない、今まで培った感覚でタイミングをうまいこと調整できるかもしれない、吹く風はいつかの恩と共に背中を押してくれるかもしれない。そう強い気持ちで漕ぎ出す自分に頼れる自分でありたい。そして、こうしてものを書く時間が無駄な時間だとは思わない、今自分の中でせっせと強くなるための微調整をしていることだろう。


戸惑いに溢れた過去から何かを学んで、目先の事実に対峙する。携わっている組織にはまだまだバリューを発揮しつつ、次なる目標として、自分がいることでしっかりとワークできる環境を模索していく。すべては来たる明日を明るいものにできるよう、今を生きよう。


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