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#18 ノルウェー生活1ヶ月経過⑧ / 自然体でいることの大切さ

今日は10月3日(木)です。
もう、Bergenに行ってから1週間経つのかと思うと本当に早い。
いろんな人に「Bergenどうだった?」って毎日のように聞かれるから、昨日のことのように感じています(笑)

10月1日(火) 初のボルダリングに挑戦!

この日は授業の後、クラスメートのCammieとVibeとボルダリングに行きました。
4時間の授業の後だったので、ちょっと疲れていましたが。
たまたま他のクラスメートの車でボルダリングの施設まで送ってもらえることに!初めてノルウェーで車に乗りました。BYDだった!

ボルダリングは全くの初心者です。とりあえずジムに持って行っているものを一式持参したのですが、シューズは専用のものでないとダメと。

レンタルして、施設利用料と合わせて150kr (約2,000円)くらいだったかな?

ボルダリングって、見ていると簡単そうに見えるけど、いざやってみたらめっちゃ難しい!

数回やっただけで腕がパンパンになって、赤くなりました…。
2〜3つの簡単なルートはできましたが、それ以上はどうしてもできなかった…。
Cammieがとても上手で、ひょいひょいって上まで行っててすごかったな〜。

すごい、Cammie!

かなり難しいし体を使うけど、達成感を得られる良い運動だと思った!また来週行くかも。

実は、この日はグループワークや友人との会話で思うように英語が話せていない感覚がありました。でも、Cammieたちとボルダリングで体を動かして、笑って、「面白かったね」って言って、なんかとてもスッキリした。

Vibaとツーショット!

Cammieも、「楽しんでくれてよかった!初めてなのにとても上手だったよ!」って言ってくれて。いろんなことに誘ってくれて、優しくしてくれて、本当にありがとう。

こういうことがあると、うまくいかない日があってもいいんだって思える。

終わった後もちょっと腫れて赤くなってる!

気にしすぎてしまう時は読書をする

私は性格的に、人にどう思われているかすごく気にするタイプなんですね。
だから、何か発言した後に「こういえばよかったかな?」とか思っちゃうし、その時になんて言っていいか振る舞っていいかわからない時が多々あります。
これは、良い意味では相手のことを考えて振る舞えるということですが、悪い面は自分に厳しくなってしまうことです。

ここ数日、うまく会話ができている気がしなくて、落ち込むことが多かったので、まずいなって思いました。

日本では、こういう時には、大好きな本があるのでそれを読んでいました。が、Kindleで探しても有料しかなく…。Kindleで読めるものを探してみました。

寝る前に読んで、ほぼ一気読みしました。たまにこういう本読むと、心がスッと軽くなるんですよね。
「完全でないほうがずっと生きやすい」「もう少し自分に優しく生きていい」とか、そういうことが書いてあります。

結局、良いところも悪いところも、人ってありのままでいるほうが、幸せだし受け入れてもらえるんだよね。
やっぱり、息苦しくなった時には、優しい言葉をかけてくれる本を読むのが良い!

10月2日 (水) 授業の復習、やっぱり国際法は面白い

この日は、本当は友達にカフェに誘われていたのですが、余裕がなかったのでリスケしてもらいました。

自宅でゆっくりと授業の復習をしていました。授業のなかで、移民・難民に関する「Critical Discourse analysis (批判的談話分析)」というワークがあって。これがかなり面白かったです。

ワークの流れとしては、こんな感じ。

① 移民・難民に関するニュース、声明、SNSなどからディスコースを探す
② そのディスコースに含まれている権力を特定する
③ そのディスコースのどの要素がイデオロギー的特徴を持っているか特定する
④ これが今ある権力を維持するものか、そうでないか評価する

何言ってるかわからないですよね(笑)

例えばTwitterでたくさんリツイートされている、移民や難民に関するつぶやきなど(ディスコース)を探します。そして、そのつぶやきの裏にどんな権力(政府?特定の民族?)がいるかを確認します。また、そこで用いられている言語や言葉に、イデオロギー(特定の考え方や思考)が表れているか確認します。最後に、このつぶやきが、今ある権力を維持するか、そうでないかを判断します。

私は、産経新聞が「政府が外国人労働者の数を増やすことを表明、したがって、税金未払いなどの者が永住権を得られないように規制する」と報じているものを選んでみました。
これに対するリツイートも、「外国人なんて増やす必要ない」「他の国は減らそうとしているのになぜ?」とか、とても批判的なものでした。

この報道の裏には、政府と国民といった、権力があります。そして、ここで用いられている言葉、特に「したがって」という言葉に注目。これを用いることで、外国人労働者を増やすことがネガティブであること、そして彼らが税金を未払いする傾向にあること、それは規制されるべきものであることを示していると思います。この報道は、今ある権力を維持するものであると考えられます。

簡単な分析ではありますが、批判的にディスコースを分析するって面白いなって思いました。日本って移民や難民にとても保守的な立場をとっているのですが、なぜなんでしょうかね?彼らは犯罪を犯す傾向にあるのでしょうか?その割合は、国民と比べて多いのでしょうか?
とても興味深いですね。 

ただただ自宅で個人ワークをしました。

デジタルデバイスから離れるために?ノートを購入!

この日はCamblyで毎週話しているチューターとのレッスンをしました。
Lifestyleの話になって、「あなたのライフスタイルはどんな感じ?健康?デジタルデバイスと一緒?サステナブル?」って聞かれて。

「私はかなり健康的な生活を送っていると思うよ。でも、デジタルデバイスはかなり大きな問題だね。」って話しました。
そしたら、チューターも「本当に、それは問題。だからね、私はスマホで何かを打ち込む前にノートに書いているの!」ってすごく分厚いノートを見せてくれて。

「メモが良い」っていうことは知っていて、何度かやったことがあるんですが、改めてまた始めてみようと思って。早速本屋さんに行ってノートを購入。

何を書くか?なんでも書くノートです。手書きだと、色つけたり絵描いたり自由にできていいよね。

最近はChat GPTになんでも聞いちゃうんだけど、たまにはノートに書き出して自分で考える時間も作れたらなと。

色鉛筆も買ってみたよ!

10月3日 (木) デモクラティックな授業にちょっと驚き

この日は、もう一つの「人権と多文化主義」の授業でした。
この授業では、毎回学生が2人ずつ、その日に講義で説明されるテキストを読んで、簡単にプレゼンテーションをするというのが課せられます。

ただ、プレゼンって人によって10分とされていても伸びちゃったり、その後のディスカッションが延々と続いたり、逆に盛り上がらなかったりしてたんですね。

それで、教授が「この学生のプレゼンについて、皆はどう思いますか?」って質問があって。
クラス代表の子が、「このプレゼンは、ある意味では有意義です。でも、正直私たちには他にもやるべきたくさんの課題があります。このプレゼンは先生が話すことを、あらかじめ読んでプレゼンをするだけのもので、正直これに1時間近くの時間を使うのは時間の無駄に感じます。私たちはやるべきことがたくさんあるのに、ここに座ってないといけないんです」って意見をして。

おお〜、確かにその通りだわって。んで、「この学生プレゼンが理解にそれほど役立たないと感じる人は?」と皆に聞いて。半分くらいが挙手してたかな。んで、今後の進め方について考えてくれることになりました。

教授も「僕はデモクラティックに進めたいんだ」って言ってたけど、こういうのってちょっと新鮮でした。いいことだよね。

こういう瞬間があると、「この人の話ちゃんと聞こ」って思える。将来、自分が教える立場になったら役立ちそうなのでメモ。

課題を進めないとヤバイ!けど、Take it easy!!

そんなこんなの3日間でした。
私は、あまり無理なく、自然体で過ごしています。
人のこと気にしても仕方ないからね。

そして、今月は重めの課題がいくつかあるのです…。
なんか、マルチタスクになっちゃってなかなか進んでいる実感がないんだよね。でも、これもきっと考えすぎで、少しは進んでるはずだし、手抜いていい部分もあるはずなんだよね。
だから、Take it easy!!

週末はオスロに行ったり、来週はアニメを観る予定があったり、楽しみもあるので気楽にがんばります!

そうそう、最近関わる人が固定化してきたから、何か新しいコミュニティにでも足を運んでみようか?とちょっと思っています。
やるべきこともあるから微妙だけど、多分勉強する場所を変えてみたりするだけでも新しい出会いがあるかも。

大学の窓からの景色。素敵すぎて写真撮っちゃう!

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