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停滞感
今までの私の人生で、大きい変化がある前に必ず「停滞」している期間がありました。
毎回それが長くて1年くらいは停滞したまま過ごしていました。
私は動かずにはいられない気質なので(笑)その停滞が苦痛でした。
ある時、また停滞感がありました。
大きな変化を待っている前だったので「またこのパターンかぁ、、、」と思いました。毎回やる過ごすしかないこの時期。
そこで、改めて今までの人生を振り返ってみて、この停滞感と大きな変化について分析してみました。
そしたら、見えてきたものがありました。
私が停滞感を感じていた理由がはっきりとわかりました。
一つは、「決めれていない」からでした。決めれていない状態が続き、最終的には他人や外のものに決定権を譲っていました。「こうなりたい」というのがあるにも関わらず決定権を外に委ねるとは、、、そりゃぁ、停滞するな、と今なら分かります笑
もうひとつ分かったのが、「こうなりたい」という目標がはっきりしているのですが、気がそちら(未来)に行っていて、「今」を生きていない状態の時でした。
はっきりと願望や目標を持って、なりたい自分で生きるのも大切なのですが、私の場合はこれが、その未来に実現する願望のための行動になってしまっていました。
例えば引っ越しを考えている場合、次の住む町に頻繁に行ったり、引っ越しの準備をしたり、もう既に引っ越しが決まっているかのような行動をしていました。私の場合はこの行為が「未来」を生きていることになり、私自身が「今」ここにいない状態でした。これが停滞感を生んでいました。
この場合の「今」を生きるポイントは、引っ越しするんだから、それまでの、ここにいる残りの時間を楽しもうと思うことでした。
大きな変化が起こるまでの「今」この状態を楽しむこと、味わうことが必要でした。こうして意識を切り替えることで、変化が起こることが前提(当然起こる)ということが何の疑いもなく身体に落とし込めているということになります。「もうあと数か月で去るんだから、これやっとこう」という感じです。そうすると停滞感は薄れていきます。
これは人によっては逆で、変化が苦手な方は逆に先に行動に移すことで、気持ちも追いつく様にも感じます。
自分自身を分析すると色々と見えてきます。
この分析をするのに使うのが思考です。
思考はなかなか手ごわいですが、あくまで使うのは「自分自身」です。
思考(不安)に主導権を握らせないのが大事です。