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題目『へなちょこ』

 今宵のTwilloの冒険の題目は『へなちょこ』。
どうやら漢字で書くと「埴猪口」となるらしい。。
 まあ、漢字で読んだり書いたりするようなものじゃないので。
知らなくてもよろしいことか、とは。。

 『へなちょこ』。なかなか、に。
かわいい響きですな。。これも。
 しかし、『へなちょこ』なものは『へなちょこ』ですからね。。
いまひとつ頼りがいがないし。
  場合によっては。。役に立たない。

 でも。
響きがかわいいだけあって。。なんとも憎みきれないですよね。
  『へなちょこ』なヤツってのは。。


 「ヘナヘナ」してて。
「ちょこちょこ」してて。。
  それが。
 『へなちょこ』。。
乱暴に言ってしまうと。「弱っちいヤツ」なんですよ。。
 近くに居たら「もっとしっかりしろ」と叱咤したくなっちゃうような。
だけど。。
 どこか憎めない。

 つい最近、『へなちょこ』が気になっていました。
つまり、近くにその事例があったわけだね。。
  そして、「あっ」と気がついたことがあった。
 その『へなちょこ』は、まるで子供みたいに駄々をこねてみたり。。
ちょっとしたことで怖がってみたり。
  もっとしっかりできないものか、と。。
それが気になってしまっていたんだよね。


 だらしがないなあ。なんて考えていたら。。
その『へなちょこ』は、何かの時に。何かの会話の中で。。
  「それはかわいそうだよぅ」と。
本当に本当にかわいそうだという気持ちがこもった言い方で。。
 そう言っていたのです。それをワタクシが聞いていた。。


 『へなちょこ』は「弱っちいヤツ」だから。
自分が弱いからこそ。。他のものの痛みもきっとよく解るんだ。
 痛みに完全に共感できてしまう。。
それで。
 気持ちのこもった言い方で「かわいそう」となる。。

 だから。
『へなちょこ』は。。実は。
  「優しいヤツ」なんだ。。
 そんな一面も持っているから。憎めないんだろうな。。


 もちろん一概には言えませんが。

この社会。ある意味、弱肉強食の熾烈な生存の競い合い、の中で。。
 "痛みへの共感" が強くある、ということは。
時としてマイナスに作用してしまうことがある。。
  冷徹な判断が必要となってくる時もいくらでもあるし。
すべてを救おうとして。。
自分まで溺れてしまうようなことだっていくらでもある。

  それ故に。この社会にあっては。。
 そういうものは『へなちょこ』とされてしまうんだろうな。
冷徹な強さを十分には持ち合わせていない。。
  なんだか。考えてしまうね。。『へなちょこ』で。


 もちろん。
どちらが優れているとか。
  どちらが正しいとかいう問題ではない。。

 だからこそ。
こうやってちょっと考え込んでみるのもいいのかも知れない。。
 たまにはね。

ちょうどクリスマスの時期で。。みんなが暖かく優しい気持ちに包まれる時。

 そんな時だからね。


『へなちょこ』のいいところにも眼を向けてみよう。。
  もしかしたら。

 暖かい家庭の中では。。
『へなちょこ』であることがいちばん。


  いちばん素晴らしいことなのかも知れませんからな(ニヤリ)。。。




 Twilloでのワタクシのいつもの最後のセリフ。。
「ワタクシは自分では値段を決めていない。のです。。よ。。。」
適当なものを「サポート」のところに入れておいていただければ
幸いです。。。

いつものTwilloでの最後のセリフ。。 「ワタクシは自分では値段を設定していないのですよ。。。」 適当なものをここに置いていただければ。 幸いです。。。