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題目『みちる』
今宵のTwilloの冒険の題目は『みちる』。
月が「満ちる」、潮が「満ちる」、時が「満ちる」。。
いろんなものが『みちる』。
チルチル「ミチル」。
そういえば、ワタクシの幼馴染にも「みちる」ちゃんって子がいたな。。
満足、満腹、満開、などなど。
「満ちる」が入った言葉は福々しいものばかりだね。。いいな。
何かが"いっぱい"になった状態だからね。。当然、それはいいことです。
いや。。そればかりではないか。
敵意に「満ちる」とか。殺気に「満ちる」とか。。
悪いものでも"いっぱい"に立ちこめると「満ちる」となりますね。
何故かワタクシの中には『みちる』はいいイメージしかなかったな。。
よく周囲をみてみると、そればかりではありませんでした。
良いものでも、悪いものでも"いっぱい"になった状態。。
『みちる』。
月の満ち欠けで考えるとわかり易いですが。。
もうこれで"いっぱい"、のところまで「満ちる」と。
次はまた「欠ける」になっていく。。
そして、それを繰り返す。
「満ちる」で終わることはない、ということなんですね。。
月だけじゃなくて。なんでもそう。。
何かが、本当にこれで"いっぱい"のところまで「満ちる」と。
どうなるか。。
溢れてしまうか、月のように欠けていくのか。
いずれにしても。。
『みちる』の状態ではなくなってしまう。
これは。。
"世の理(ことわり)"なのですな。
あらゆるものは、"均衡"を保とうとする。。その"力"が働くのです。
「満ちた」月も欠け、「満ちた」潮も引き、「満ちた」時も失う。。
いろんなものが。そう。。
もちろん悪いものも「満ちて」はまた無くなっていくもです。
『みちる』は、その反対の事と一対で捉えなくてはならない。
たとえ「満ちる」ことが最高の目指すことろであったとしても。。
まあ、人はそこを目標にするものではありますが。
それでも。。ですよ。
その後には、「満ちる」とは反対の"力"が働いて。。
必ず、そうなる。
"世の理"。。
だから、はじめっから陰と陽は。
一対で飲み込んでおかないといけないのです。
そういうことは、あんまり教えてくれないのかな。
そんなこともないような気もしますが。。
みんながこの"世の理"を解って、しかも実践しているか?
と問われると。そうでないことの方が多いように感じてしまいますね。。
成功することは大切。もちろんそれを目指すから努力もできますし。。
ハッピーになるために日々の生活をしている、というのはいいことですよ。
ただし。。
ここで重要なのは、段落はじめの2行の書き出し部分。。
「成功することは」と、「ハッピーになるために」の部分ですね。
この「」の中身が『みちる』ことだけであったとしたら。。
そして、そういう人が多いと考えられますが。
それは"世の理"に反している。。月も教えてくれている"世の理"にね。
『みちる』ことだけではなく。「欠ける」など、その反対のことも。。
ひっくるめて。。
「成功すること」や「ハッピーになる」になっていないとダメなのですよ。
長い眼でみる。。
膨らんで、縮んで。そうやって繰り返してる。。
まるで。
呼吸をしているようだ。。なんだか。
気持ちがいいではないか。。
己がやっていることが。
いつしか『みちて』。。それによって気持ちも「満ちて」。
そして、それに疲れてしまうのを待つことなく。
今度は自然に。。
「欠けて」いく。次に『みちる』ために。。
こんな風に。緩やかに。。穏やかに。優雅に。。
"世の理"に。委ねてみるのが。。成功というものですぞ(ニヤリ)。。。
Twilloでのワタクシのいつもの最後のセリフ。。
「ワタクシは自分では値段を決めていない。のです。。よ。。。」
適当なものを「サポート」のところに入れておいていただければ
幸いです。。。
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