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シェーグレン症候群、乾燥の季節


今日は立春。雪が降ると聞き面倒くさい7割、実はソワソワ3割だったが実際は雨もほとんど降らなかった。ちょっと残念…


さて1月は半ばから疲れがどっと出て開店休業状態だった。平気平気と口では言っていたけど、やっぱり母の見送りで神経を使っていたみたいだ。


しかしそれ以上に厳しかったのは、私の持病の一つでもあるシェーグレン症候群の症状が例年よりひどく、至るところにその影響がでてきてしまったことだ。


シェーグレン症候群とは

シェーグレン症候群とは、免疫のバランスが崩れることによって涙や唾液を産生する涙腺・唾液腺などの臓器を攻撃し、眼乾燥(ドライアイ)や口腔乾燥(ドライマウス)を主にきたす病気のことです。自己免疫性疾患(免疫の異常によって自分自身を攻撃してしまう病気)の一種であり、涙腺や唾液腺だけでなく全身の関節、肺、皮膚、消化管、腎臓などさまざまな部位にダメージが及ぶこともあります。
シェーグレン症候群を発症すると目や口の乾燥が目立つようになりますが、多くの人は症状とうまく付き合いながら治療の必要なく生活していると考えられています。一方、一部の人には目や口の乾燥以外にもさまざまな症状が現れ、腎臓、肺、皮膚などにも病変が現れたり、まれに悪性リンパ腫の合併が見られたりすることもあります。また、関節リウマチや全身性エリテマトーデスなどほかの自己免疫疾患に合併する二次性シェーグレン症候群もあります。

説明がわかりやすいと思った「MedicalNote」より


ちなみに私は他にも経緯をみなくてはならない免疫疾患があり、5年ほど前から定期的に通院中だ。


私が最も気をつけていること


口腔は最も気をつけなければならないところで、この季節予防していないと朝起きしな、唇から上あごまでベローンと薄皮がむけてギャーーっとなることもある。そして白血球も低いので、とにかく「炎症」には気をつけている。うっかりしているとすぐ耳下腺炎になるし、唾液腺に炎症がおきる。


さらにお恥ずかしい話だが、先日この影響が見られたくないデリケートゾーン的な箇所にまででてきてしまい。婦人科、皮膚科をめぐることになり心が疲弊した(汗)


母から同じ膠原病を持って来た


ところで上記の「シェーグレンとは」を読むと重く感じるかもしれない。…が実は私自身はそんなに深刻に考えていない。というのも老すいで亡くなった母が全く同じものを持っていたからだ。遺伝率は低いとは言われているが、私を診てくれている先生は母から「持って来た」と言う表現を使われる。


皆が乗り切れる病でもない


ちなみに人によっては症状がとても重い人もいるし、身体がだるかったりもするので、若い方は学校生活に支障が出ることもあるかもしれない。とにかく「人それぞれ」と言うのが私のこの病気に対する印象だ。軽ければ「加齢によって生じる身体の不便さ」程度に感じる人もいるそうだ。
私自身はまだ軽い方だと思っているが、それだからといって他の同じ病気の人も軽いだなんて絶対に思わない。


私の母については、何十年も昔に見つかった膠原病がシェーグレン症候群だったのだが、その当時は種類がはっきりは判らなかったそうだ。それから何年か後70代で他の免疫疾患を発症し、ひと月ほど入院して治療した。結果的に母はシェーグレン症候群も含めて複数の免疫疾患を持っていた。
しかし判った時にはすでに高齢で、結局それらの免疫疾患が命に直接関わったわけでもなかった。


とにかく今は乾燥をふせぐ


母の命には関わらなかったが、最期まで生活するのにやっかいな症状はあったと思う。
私の場合は早くにわかったので、薬やそれなりの対処療法で現在乗り切っている。
物理的に乾燥防止のためにとっている策としては、夜洗濯をして部屋にぶらぶらとかける。
さらに加湿器は2台用意して時間差でタイマーをつける。言えば、誰でもが気をつけていることを、増し増しにして怠らない。ということか。冬の風対策の基本でもあるし。

机に置いといたら息子がカップラーメンを作ろうとした。
まあ、誰が見ても象印のポットですよね




電気代が高いという大きなデメリットもありますが、お手入れがものすごく楽で長く使ってます。我が家はこれを3台使い!

4リットルだと¥40000超(適正価格かどうかわかりません)




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