Nikky 2024/05/15~21
2024/05/15
前々から楽しみにしていたスター・ウォーズカフェへ、ディズニー好きの友達と一緒に行く。
お目当てはポーションパン。「ポーションパン」とは、映画「スター・ウォーズ/フォースの覚醒」作中に登場する食べ物。液体に粉をかけるとムクムクと膨らんでパンになる、というもの。映画で主人公・レイが食べていたあのパン！とファン心がくすぐられるメニュー…
注文して運ばれてきたパンは、フランスパンの中心部（柔らかいところ）のようなシュー生地のような見た目で、ほうれん草が練り込まれた感じの緑色。その濁り具合もリアル。きっとキッチンの方が液体に粉をかけて膨らませてくれたんだ〜
シチューと一緒に出てきたということは、それに浸して食べることをおすすめされているのだ。と、思っていたのだけど…
パンが、、、甘い、、、
完全にメロンパンの味である。しかもモチモチしている。別々に味わうものだとは。思い込みってよくないね。
うへぇ〜と言ってしまいそうな値段だったけれど雰囲気と再現度のためだと思うことにした。
ポーションパンは甘い。テストに出るよ。
そして、「［定期］グローグー、どうしてあなたはそんなにかわいいの」が発動したので結果オーライ。
↑家で作れそう。
2024/05/16
アジカンの後藤正文さんがやっているPodcast・Apple vinegarに出演している文筆家・ライターのつやちゃん（「さん」をつけるとまどろっこしいため敬称略に。）が理事を務める、一般社団法人〈B-Side Incubator〉のローンチイベントに行く。
「学生の方も」と書いてあったのを信じて申し込み、顔を出してみる。でもやっぱり音楽業界関係者(と思われる)方たちが多く参加されていて、「あぁ、場違いかもしれん、、」と心細くなりながらも平静を装いながら一生懸命話を聞く。
ミートアップで勇気を振り絞り、つやちゃんに話しかける。自分の考えていることを頑張って(ガチガチに緊張しながら)話してみたら、「分かります」「そうですよね」と相槌をしながら優しく拙い話を聞いてくださった。
インディペンデントアーティストの皆さんのためにリスナーとしてできることはありますか、と質問したら「サブスクで10000回再生されるよりも、長期的に盤を買ったりライブに足を運ぶ人が50人、100人いる方がアーティスト側には還元されますよ」との回答をくださった。
アーティストがどのような仕組みの上で活動しているかをもっと知りたいから、その情報を開示してほしい。それを知ることでリスナーとしての行動も変わるから。ということもお願いし。…それにしても緊張したぁぁぁ。
これからも盤を買ってライブに遊びに行って、彼らの音楽がどれだけ良いかをできる限り伝えていこうと思う。ささやかかもしれないけど無力じゃない、と信じて。
この世の音楽何一つなくなってほしくないし、虐殺と戦争はすぐになくなってほしいし、共同親権導入案が可決されたのは意味わからないし。
と、やっぱり意識があっちゃこっちゃに散乱してから眠りにつく。
朝からキリキリと胃が痛んでいたことにも気づき、緊張していたんだなと思う。
嬉しかったことはCDショップでSOFTTOUCHの新譜が大きく展開されていたこと。タンテ井上さん、ヤマテツさん、ゴッチさんなどなど大好きなチームが稼働していることを、公の場で目の当たりにできて笑みが溢れた。
2024/05/17
頭痛薬の消費が激しい。元々頭痛持ちだからある程度は仕方ないと割り切っているけれど、やはり気分は落ちてしまう。しかも往々にして薬の効き目は薄い。
落ちている気分を無理やり上げるのもかなりストレスがかかってしまうな、と思いゆったりめの音楽を聴いてみる。今日はTurntable FilmsとRex Orange Countyを交互に聴く日。
NPR Tiny Desk Concertはお気に入りで、気になる海外ミュージシャンを探してよく観ている。今日は専らRexの気分だから、下の動画をずっとリピート。
めいっぱい癒されて、夜まで駆け抜ける。
家に着いてやっと「今日もよく生きて帰ってきた」とほっとできた。
2024/05/18
朝は少しゆっくり。だけど休みではないから気持ちが落ち着かない。働かなければお金はもらえない、当たり前だけど。ということでバイト。
今日は忙しかった割に「慌ててパニックになる→ミスする→パニックになる」がなかったのでよし。焦りはしたが。
そんなことを、明日の散財予報を感じ取りながら考える。
2024/05/19
月に一回くらいある「とてつもなく早朝に起きてしまってその後眠れない日」が今日だった。今日は4時に起きた。ちなみに昨夜は24時半頃眠りについたため、3時間半睡眠。「8時間睡眠が習慣になった！健康的！」とか思っていた昨日の自分、どこいった。自分の身体のことなのによく分からない。
仕方ないので部屋の掃除やら読みたい本の書き出しやら申し訳程度の課題やらを、うまく働かない脳でやっつける。（課題も今日ゆっくりするために終わらせておいたのに、ね。）いつも起きる時間にはやるべきことを全て終えて既に達成感、リアル朝飯前。
寝不足パーソンこと私が本日行く先は、BRITISH MADEのマーケット。
見たもの全てにときめいた結果、昨日の散財予報は見事的中。財布の紐が自ら「ゆるゆるですよ〜」と申告してきたため、それに甘えさせてもらう。それでも購入したもの全てに対して良いところをつらつらと言葉にできるほどだから、その時点で買ってよかったのだと思う。もはや散財ではない。れっきとした由緒正しい買い物である。（由緒正しいとは？）未来の私、頑張って働いてね。
今日もたくさんいろんな方とお話していつものように、どうしてこの人たちはこんなに優しく接してくれるのだろう…と感謝の気持ちでいっぱいになる。
最後に手に取ったハーブのブーケ。ブーケを買うことなんて久しくしていなかったけれど、受け取ったその瞬間に「この香りと色と手触りと…！わぁぁ嬉しい！」と幸せな気持ちが溢れてくる。このまま家に直帰するのはもったいない気がして、お洒落なお店が立ち並ぶ表参道のメインストリートを、良い香りと紙の手触りとグリーンを感じながら闊歩する。明るく光が差し込む場所を見つけてはブーケの写真を撮る。花束が自分の手の中にあるというそれだけでとてもワクワクして嬉しい。
カフェやアパレル、コスメショップが連なっている場所だからブーケをそのまま持って歩いている人なんていない。全くいないけれど、コンクリートジャングルに緑を持ち込む自由を（わずかながら）体感できたのが嬉しくて楽しくてたまらなかった。極めて整った空間に、花束というアウトサイダーを取り込む。ささやかな抵抗。
都会ど真ん中でブーケを持って歩くことをオススメする。自由と解放を味わえるはず。
↑買ったお店たちのリンクをご紹介
2024/05/20
当たり前だけれど、全部が全部「その人が得意だからやっている」ものである訳ではない。
電車に乗ることが苦手だけど、学校や会社や集まりに行かなければならないから頑張って電車に乗る。英語を書くことが苦手だけど、上手くなりたいからとりあえず書いてみる。
本当に心から「私はこれが得意だからやっているんです！」と言えるものは少ないのだと思う。生活において必要不可欠なことから、一世一代の大チャンスをつかむためのことまで。理由も基準も様々だし、苦手なことに対して貪欲に挑戦し続けることが得意な人もいるけれど。
そして、大抵の場合、目の前の人がその行為を苦手だと感じているかどうかも分からない。苦手だと感じていたとしても、周りから見るとそれなりに（それどころかとても上手に）できていることもある。そつなくこなしているように見えて、行動に移すまで途轍もない心の葛藤があったかもしれない。さらには、苦手なことを苦手だと言うことにも勇気が必要だ。こうなるとだんだん難しくなってくる。
好きでもないこと、得意でもないこと、苦手なこと、嫌いなこと。避けては通れないからグッと堪えて勇気を出して、重い腰を上げて立ち向かう。その先に新しい鮮やかな景色が見えるかもしれないと信じて。
そして、身の回りの人が確かに近くにいて、何かをしていて、その人たちと関わること。その全てに勇気と葛藤と不安が入り乱れていることを感じていたい。せめて、私が関わった人たちの気持ちを想像できるような人でありたい。完全に理解することは不可能だとしても。
完全に理解した、と思う瞬間があるとしたらどこかで間違っている。
そろそろ金髪にしようかな、一生に一度くらい北欧パーソンになってみたい。とかどうでもいいことを考えてたのに。
いつの間にか真面目な話になってた。
2024/05/21
華麗な二度寝を決める。日曜日の分を取り返す。
近くにいる人たちがいつもより低い音程で、と思えば時折高くして何かを強調して、また沈む、そんな波長で話している。その矢印が自分に対して向かってこないことを密かに確認する。
体調を崩して以来、自分を守るために絶対に心に決めていることがある。
「誰かの感情のゴミ箱にはならないぞ」ということ。
今までの経験上、「ふわーっとしているからこいつになら何を言っても大丈夫そうだ」と思われることが多いらしい。（もちろんそうでない人もいることは前提として。）話半分聞き流しているつもりでも、それが発する負のエネルギーは私の心にダメージを与え続け、蓄積されていく。確実に心を蝕んでいく。
差し出されたものを「嫌だ」と言って拒否することも大事なこと。受け取らない勇気が必要だと思う。
こちらも何も考えていないわけではない。不満解消道具でも悩み解決ロボットでもない。誰かのゴミ箱になってたまるか。
ということで（？）ブリーチしたことある方は、どんな感じだったか（手入れは大変なのか、服を選んでしまうのか、おすすめの美容室、こんなことに気をつけてー！などなど）を何らかの手段で私にこっそり教えてください〜！
またね！