2021/01/13_WhatsApp相談と交差点
こんにちは。
本日は、WhatsAppでの相談についてお話しします。
私たちのクリニックでは、一定の無料相談を受け付けています。
診察後の経過など、気軽に質問できるツールとしておおむね好評です。
しかし、中にはいきなり写真を送ってきて
「どうすればよいですか?」
「お薬は何を買えばいいですか?」
という”診察の範囲内”ということを質問してくる人もいます。
こういう質問は回答に困ります。
「困っている患者さんの力になりたい」
けど、
「ボランティアや慈善事業ではない」
のです。
そういう方に限って、
「まずは診察させてください」
と回答すると、それが読めないのか、質問を続けてきます。
悩みに悩んで、そういう方には回答しないことにしています。
トラブルのもとですし、なによりしっかり対価を払っている患者さんに顔向けができないからです。
サービスを受けるなら、情報を貰うなら、
対価をしっかりと払ってください。
特に日本人の方に顕著です。
情報の対価・サービスの価値を理解されていない方がとても多いです。
私たち医療従事者も人間ですので、そういった方を相手にしたくはないというのが本音です。
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当地には交差点に「物売り」や「物乞い」が多くいます。
私はそういった方へ、善意からのお金をあげません。
気持ちとして「かわいそうだ」と思うことはあります。
そういった時は近くで食べ物などを買って渡します。
理由は、
「路上や信号待ちでお金をあげるのはリスクが高すぎるから」です。
窓を開けた途端、何をされるかわかりません。
バッグを取られる・車を盗まれるくらいであったらまだよいでしょう。
窓を開けた瞬間に銃器や刃物で襲撃されたら最悪です。
よく、「ニーハオ」と物乞いが絡んでくることがあります。
基本的に無視しますが、しつこい場合には警察や入管に連絡します。
路上の物乞いには、多くの不法滞在者がいます。
大半はベネズエラ人で、武装している人も多いです。
無視するとたまに、
中指を立てながら「中国人野郎、娼婦の息子が!死ね!」と罵倒されます。
実際、今日も信号待ちの時に無視したら言われました。
やはり相手にしないのが一番です。
「惨めでかわいそうな人だな。自分の生活の鬱憤・不満・怒りを誰かにぶつけることしかできない向上心のかけらもない人なんだな。どんな境遇でここで物売りしているのかわからないけど、おそらく一生このままなんだろうな」とでも思いながら。無教養の物売りと同じレベルに立つ必要はないでしょう。
同時に、不法滞在者かもしれず、他の人にも危害を加える可能性が大いにあるので警察に通報します。
最近は治安も悪くなって、不法移民も止まらない当地なので、一層気を付けようと思えた出来事でした。