10分日記 #102 「情報人材」はどうやって育成するのか?
こんばんは、
isukです。
今日の記事
今日の記事は、デジタルハリウッド大学大学院の教授のインタビュー記事です。その内容は、きたる情報人材不足に備えるために小学校に「情報」という教科を導入すべきだ、という提言です。
感想
まさにその通りだと思います。
記事内に以下のような記述があります。
「コンピューターはなぜ動くのか、インターネットはどうつながっているのか、といった全体像を学ばずにプログラミングという細目に特化すると、生徒や学生は『つまらない』『難しい』となりがちだ。ましてや、キーボードを打てない大学生も多い。数学が苦手だから文系に進んだのに、なぜ計算式や統計をやらなくてはいけないのかと、IT嫌いを増やしかねない」
私自身がまさにそうでした。
大学で情報学を専攻したものの、最初にプログラミングの授業でつまづいてしまってからプログラミングが好きになれていませんでした。
その後、情報学の勉強をする中でプログラミングの仕組みなど、内部構造を勉強したことによって理解が進み、プログラミングへの抵抗感なども少なくなってきました。
先日の記事では、プログラミングを暗記科目かのように扱う教科書のニュースもみました。
本当に、行政というか、お役所を通すと「本質」というものを見失ってしまうようです。
プログラミング言語の暗記など人間がやらなくて良い、最たるものです。
表現したい内容や、エラーの内容を理解して修正してあげる能力があれば、それを表現するための内容とGoogleなどの検索エンジンを活用して発見することができます。
ですので、大切なのは「表面の結果」ではなく、「そこに至るまでの思考プロセス」なのです。
このことを理解して教育や、教材の作成、人員の配置を行わない限り、本来の課題であった「情報人材の不足」を解決することなんてできないでしょう。