イシューを設定するための、たった5つのコツ【イシューからはじめよ④】
こんばんは、
荒井慶介です。
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さて、今日の本題です。
イシュードリブン④
前回までは、
・なぜ、イシューが大事なのか
・良いイシューとは?
・イシューを決めるための情報収集はどのように行えば良いのか
ということについて述べてきました。
今回は、
集めた情報を基に「イシューを特定」するためのコツ
を紹介していきます!
○結論
まずは、情報をしっかりと集め、それをもとに「良いイシュー」となるようなものが存在しないかを調べることです。
(「良いイシュー」を忘れてしまった人は以前のnoteを見返してください!)
https://note.com/twelni17/n/n5bd8837a18a0
ただ、この視点だけでは「イシュー」が特定できない場合が存在します。
そうした際に、イシュー特定につながるアプローチを紹介します!
1.変数を削る
2.視覚化する
3.最終形から辿る
4.「So what?」を繰り返す
5.極端な事例を考える
1.変数を削る
物事に関連する要素が多すぎて、結局のところ何が肝心な要素なのかわからなくなってしまうことがあります。
そうした際に、対象の分野を絞り込んだり、減らしたりすることによって検証をしやすくします。
例えば、「SNSが商品購買にどう影響しているのか」という問題を考えているとします。
ただ、これでは「SNS」という要素や「商品購買」という対象が大きすぎるので、「Twitter」や、「家電の購入」などといった、もう少し小さい対象に問題を置き換えてあげることによって、肝心な要素が何なのかを考えやすくします。
2.視覚化する
人は目で見て考える生き物なので、「形」を目にすることによって何かわかったように感じることが多いです。
それを利用して、現在の状況を絵にして整理してみる、という方法があります。
絵にできるものは以下のようなものが例として挙げられます。
a.空間的な広がり
b.順番
c.属性ごとの数値が取れる場合
3.最終形から辿る
最終的に得たいアウトプットから逆算する、という方法もあります。
例えば、「バレーの大会で1年後の予選を突破して全国大会に出場する」という結果を得たいとする場合、そのために必要なことは自然と明確になっていると思います。
ミスをしないだとか、得点力をあげるとか。
最後に欲しい姿をイメージすることによってそこと現状のギャップがわかり、イシューを設定することができるようになるのです。
4.「So what?」を繰り返す
これはトヨタの「なぜなぜ5回」と似ています。
なんとなくイシューのような気がするけれど、詳細がわからない問題を扱う際に試してみると良いでしょう。
例えば、「大学に通うことは間違い」という仮説を立てたとします。
ただ、これだけでは何が間違いとしているのかが曖昧でわからないので「So what?」と問いかけます。すると、「学費を払い、時間を使っているにもかかわず、意欲的に学習をしなかったら学びを得られないので、大学に通うことは間違い」などと、問題を深堀することができます。
5.極端な事例を考える
最後は、物事を極端にして考えてみる、ということです。
物事の一部を極端に変化させてみて、全体の結果がどのように変化するかを考えてみることによってそれが全体に対し、どれくらいの影響を及ぼすのかをイメージできます。
例えば、食品の売り上げをあげたい場合に、「価格が5倍だったら?」ということや、逆に「ボリュームが2倍だったら」などと考えることによって、どの要素を変化させることで消費者にインパクトを与えられるのかを想像することができます。
○結論
1.変数を削る
2.視覚化する
3.最終形から辿る
4.「So what?」を繰り返す
5.極端な事例を考える
なかなかイシューが決められない、という場合には、上記のアプローチを試してみてください!
本日はここまでとします。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。
荒井慶介(あらいけいすけ)
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