10分日記 #117 SNSによって人が、世論が操作される未来社会の始まり。
こんばんは、
kei.です。
今日の記事
今日の記事は、アメリカのおいて「自由な投稿」を求めるトランプ大統領の意向に反し、SNSを運用している各社が投稿内容を規制することを発表している、という内容のものです。
感想
「メディア」と同じ流れにSNSも乗ってしまうのだなと悲しくなりました。
みなさんは「メディア」が持つ影響力がどの程度がご存知でしょうか?
普段テレビをつけたり、ネットニュースで報道されていること「だけ」が世界の真実だと思ってしまってはいないでしょうか?
私は、
メディアは真実を伝えるモノではない
と考えています。
ここから先はポジショントークになってしまうのですが、良くも悪くも「メディア」は力を持っています。
彼らの発言を多くの人が信じ、それによって世論が形成されていきます。
ですので、「メディア」を優遇してくれている人に対して不利な情報や、その「メディア」自身が不利となるような情報は掲載しません。
どんなに、社会的に有意義な情報であっても、
人類の歴史を変えるような快挙であっても。
「メディア」に取り上げられなければ「起こっていない出来事」と同義なのです。
ここで話をSNSに戻します。
SNSはこれまでの「メディア」によって情報が制限されている世の中を変えるような影響を持っていました。
YouTuberなどもそうですよね。
これまでは「テレビ」という「メディア」に取り上げてもらわなければ力を持つことができなかった個人が、個人で情報を発信して注目を、脚光を集めることが可能になったのです。
なぜこのような「勢力の変化」が起きたのかという理由はもちろんお気づきですよね?
SNSは「メディア」のように情報の規制をしてこなかったからです。
誰がなんでも好きなことを言える、そこに情報での情報の審議はわからない、けれどそれによって「メディア」によって支配されていた社会のパワーバランスが崩れたことはもういうまでもないでしょう。
今回の一連の騒動はこのSNSまでもが「メディア化」してしまう危険性を秘めていると思います。
もちろん、誤った情報は拡散されるべきではありませんし、誰かを傷つけるためにSNSが使われてしまうことはとてもよくないことだと思います。
しかし、「誰かが情報を管理する」ようになれば、「メディア」と同じ末路を辿るようになると思います。
管理者にとって不都合な情報はもみ消され、逆に管理者にとって都合の良い出来事ばかりクローズアップされる。
そんな社会は良いものではないと思います。
真の意味においての「社会」を形成できる日が来ることを願っています。