体罰が正式に禁止される件

19日に改正児童虐待防止法が成立し、20年4月から体罰が法律で禁止されるようになるらしい。

体罰は躾か暴力かでSNSが盛り上がっていたのを見ただけなので記事を正確には把握していないことをご了承願おう。

体罰が禁止された理由だが考えずともすぐにわかった。親が体罰を理由で虐待死する件が続いたからだろう。これに関して何の反論もない。当然の結果で想像も容易く出来た。では体罰の件はこれで終わりなのかというとそうでも無いと私は思う。これからの動きを想像してみよう。

まずは法で定められたのにも関わらず体罰は躾だと言い隠れて体罰をする輩は必ず出てくるだろう。法律だからと言って人間の考えがすぐに180°変わるわけがないのはわかっている。が逮捕されるので問題はそこまで無い。では何が始まるのかというと精神的な体罰だ。心罰とでも言おうか。

これは何も今に始まった訳では無いだろう。
体罰はダメだからと言って精神的に攻撃を仕掛ける親は必ず出現する。殴るフリや軽い脅迫で指導するのも問題になるのではないだろうか。
そうなると激怒しただけで精神的な罰則になるという人も出てくるだろう。それが問題なのである。心の問題になると明確なラインが引きにくくなってしまう。

まぁ私の予想が100%的中するなんてことはないし、一部だけが予想通りになること可能性もある。そうなれば対策はそのときの世論で決められる。問題が起きるかわからないのに起こる前に対策を考えるというのは無理で無謀で無意味なことなのでしないが少しは頭の片隅に入れておくといいかもしれない。